コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
朝目覚めて、結局死ねなかった
優春が眠る場所へ向かうべく、支度をする
鏡に映る自分をみる
響
酷い顔だ
隈に疲れ切った顔。 ボサボサの髪に陰気な眼差し そして…
輝を失った瞳
響
響
響
近隣住民
近隣住民
響
響
『大丈夫?』
響
響
響
信号で止まる度にぼーっとして不意に飛び出してしまいそうになる
ふらっ…
響
響
とにかく足を止めないで向かってたらあっという間に着いていた
響
なんの意味もないのに彼女がそこにいる気がしてふと名前を呼んだ
もちろん返事は返ってこなかった……
訳ではなく……
ピチャンッ!
と頬に涙…じゃなく雨が落ちてきた
まるで涙のように…
響
響
優春
優春
響
優春
優春
響
突然の出来事に全く頭が回らない
優春がいるのか? 今そこに
響
優春
響
響
優春
響
響
優春
確かに感じられる
温もりが
優しさが
優春が
・・・
散々優春の胸で泣いた後、ずっと気になっていた事を質問した
優春はそれに丁寧に答えていった
なんで優春(ゆはる)としてこの世にいる間、僕に優春(やよい)だと教えなかったのか
優春
なんで七日ごとにいなくなったのか
優春
この手紙の本当の意味は?
優春
優春
なんで手紙は49枚だったのか?
優春
優春
優春
優春
響
響
優春
優春
優春
響
優春
優春
響
響
優春
声が震えてる
きっと今、彼女の頬に涙が伝ってるんだろう
それさえも拭えない僕はただ下唇を強く噛み締めるしかなかった
響
優春
響
優春
響
優春
響
優春
響
優春
響
優春
優春
優春
優春
優春
優春
優春
優春
優春
響
優春
優春
響
響
手を伸ばしたけどそれは宙を切った
響
響
ふと手を握ると濡れた感触があった
響
優春の涙が手を伸ばした時に落ちたのだった
響
響
優春の言葉がこだまする
響
僕はこのとき心に決めた
もう二度と優春を哀しませないと
桜の花弁が髪に付く
もうそんな季節か… 脳裏にふと優春を浮かべる
蒼桜
響
蒼桜
響
僕は今、優春の様な大切な人をみつかることが出来た
そしてその大切な人と付き合っている
男だけど可愛くて優しくて優春みたいな奴 ちゃんと優春の事を受け入れてくれた凄く良い奴なんだ
蒼桜
響
蒼桜
青葉 優春様へ
貴方との数々の思い出は一生の宝です 貴方という奇跡が僕の元へ来てくれたことに誇りを持ちます 貴方の願い、叶えれてますか? 貴方もあの世で幸せに笑って欲しいです 貴方が死んでしまったとき、僕は立ち直れなくて貴方の元へ逝きたくて逝きたくて仕方がありませんでした けど、貴方が望んでることはきっとこんな事じゃない そう思い、留まる毎日 ただ死ぬのが怖かったのもあったのでしょう 貴方の手紙 それは私の輝 永遠にこの命尽きるまで 僕は貴方を
愛し続けます
𝕖𝕟𝕕 𓂃 𓈒𓏸
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし