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続き作って欲しい まじでニヤニヤが止まらんかったww

初コメ失礼します🙇♀️ pipiさんの作品がとても大好きで更新楽しみにしております✨ 今回のお話大好きでkne社長の隠してた感情もkzh さんとの関係性もとてもよかったです😭 そこでリクエストなのですが、knkzでkzh さんをたくさん甘やかすkne さんのお話を読んでみたいです…! 本当にpipiさんのknkz 大好きなのでよければ書いてくださると嬉しいです🥹
初コメ失礼します💬 素晴らしく愛しています😘 webサイトの時からずっっっと見てました👀👀✨ 最近アプリを入れて、勇気出してコメントさせていただきました♪💕 いつも素晴らしい作品を本当にありがとうございます😭毎日栄養もらってます✨ これからも頑張ってください‼️ リクエストは恐れ多いのでまた、勇気が出たら ...
あーちゃん
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りつ
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pipi (作者)
pipi (作者)
pipi (作者)
pipi (作者)
pipi (作者)
pipi (作者)
『 社長と俺の関係は 』 攻:kn / 受:kz パロ / 社会人 / 社長×一般社員 / 軽い拘束 🔞 地雷の方はここでお引き取りください。 ※実在の人物・団体とは一切無関係です。
pipi (作者)
pipi (作者)
pipi (作者)
pipi (作者)
pipi (作者)
カタカタ… カチ… カチッ
葛葉
葛葉
打鍵音やクリック音が BGMのように鳴り続ける室内で、
葛葉は眉間に皺を寄せ 目の前のモニターを睨んだ。
葛葉
葛葉
先輩
先輩
葛葉
葛葉
先輩
新卒でこの会社に入社してから 早くも4ヵ月が経とうとしている。
大学時代の就活で、 葛葉はダメ元でこの会社の面接を受けた。
所謂 "記念受験" のようなものだった。
なにせ、業界トップの業績と従業員数を 更新し続けている一流企業だ。
自分が受かるはずは無いと思っていた。
しかし何の間違いか、内定通知が届いたのだ。
先に内定を貰えた企業へ 承諾の連絡を返そうとしていたところだったが、
給与、待遇、福利厚生 どれを取っても比較にならない程の好条件。
迷う余地は無かった。
先輩
先輩
葛葉
葛葉
先輩
葛葉
先輩
先輩
葛葉
葛葉
先輩
葛葉
先輩
最初はこの洗練されたオフィスには 場違い感を拭えなかったが、
人は時間と共にその環境に順応するもの。
教わりながらではあるが なんとか業務をこなせるようになり、
同じ課内の面々とは 気さくに話せる間柄となった。
特に隣の席の先輩は面倒見が良く、 入社当時から変わらず 気にかけてくれている。
社員
社員
他部署の社員から総務課へ声がかかった。
課長
葛葉
課長
葛葉
先輩
葛葉
歯切れの悪い返事をし、席を立つ。
別にお茶出し自体が 嫌なわけではなかった。
問題は、お茶を出す "相手" だ。
先程の社員に必要数を聞き、 給湯室で人数分のコーヒーを淹れる。
そして手慣れた動作で一式をトレーに乗せ、 応接室へと向かった。
葛葉
葛葉
一呼吸置き、扉をノックする。
コン コン コン
葛葉
扉を静かに開け、中の様子を伺う。
叶
叶
葛葉
叶
会話途中の若い男と 真っ先に目が合った。
透き通るようなその瞳に 意識が吸い込まれそうになる。
男はこちらを見て目を細めた後
長い睫毛を一度落とし、対面へ視線を戻した。
葛葉は小さく息を呑み込み、 軽く一礼してから室内に入る。
トレーをサイドテーブルに置いて、 なるべく音を立てないように カップをソーサーにセットした。
叶
葛葉
会話の邪魔をしないよう 慎重に客側へコーヒーを出していく。
そして最後に、 先程の男の右側に回った。
残り1セットとなったカップを テーブルに置く。
叶
カップから離した手に、 男の掌が重ねられた。
葛葉
一瞬、腕の筋肉が強張る。
その手は指先で手の甲を撫でた後、 そっと離れて行った。
葛葉も、動揺が表に出ないように ゆっくりと腕を引く。
葛葉
葛葉
"これ" は、 カップを受け取る際の事故などではない。
この男は、毎回こうなのだ。
葛葉がお茶出しに来る度に同じことをする。
明らかに、意図的にやっている。
叶
叶
葛葉
葛葉
葛葉
何事も無かったかのように会話に戻る男に 内心憤りながらも、
表情や態度には出さず 淡々とトレーを回収した。
葛葉
室内に向かって再び頭を下げ、 退室する。
叶
葛葉
扉が閉まる瞬間、 また男と目が合った。
男はやはり、 悪戯な笑みを浮かべていた。
葛葉
自席に戻り、深く息を吐き出す。
先輩
葛葉
葛葉
先輩
葛葉
葛葉
葛葉
先輩
葛葉
葛葉
先輩
葛葉
葛葉
葛葉
そう、先程のあの男こそ この会社の代表取締役社長。
若くして一流企業の経営を任された、 誇るべき我が社のトップなのだ。
だからこそ、
あのようなことをされても 葛葉はなかなか抗議できずにいた。
先輩
先輩
先輩
葛葉
葛葉
先輩
先輩
先輩
葛葉
先輩
先輩
先輩
先輩
先輩
葛葉
葛葉
『 眉目秀麗 』
『 完全無欠 』
『 全てを手に入れた男 』
それが、社長である叶に対して 世間が抱くイメージだ。
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
世間と自分から見た叶に ギャップを抱きながら
触れられた手の甲を擦った。
あれから1時間程が経過し、 来客が帰ったことを知らされた葛葉は
出した茶器を片付けるため 再度応接室へ向かった。
コン コン コン
葛葉
念のためノックをして一声かけてから入室する。
葛葉
叶
中にはまだ、叶が居た。
叶はノートPCの蓋を閉じ、 葛葉に視線を向ける。
叶
叶
葛葉
先程と同じように微笑みながら 声をかけられ、
葛葉は視線を落としつつ応えた。
葛葉
叶
叶
葛葉
淡々と要件を話し、 部屋の中へ足を踏み入れる。
そしてテーブルの上のカップを 持って来たトレーに乗せていく。
叶
葛葉
その間、叶の視線が常に纏わりついたが、
これもいつものことなので、 意識しないよう片付けに集中した。
叶
葛葉
叶
葛葉
葛葉
叶はこうして 葛葉の様子を尋ねて来ることがある。
叶
叶
優しく穏やかな口調で、 低く囁くような声だった。
葛葉
葛葉
仕事には慣れたものの、 叶のこの態度には いつまで経っても慣れない。
叶
葛葉
再び静寂が訪れ、 葛葉はカップの回収を再開した。
叶はゆったりとした動きで歩き出し、
葛葉の背後で立ち止まった。
叶
叶
葛葉
急に耳元で名前を呼ばれ、 肩が跳ねる。
葛葉
叶
叶の吐息が耳にかかった。
葛葉
体の芯が一気に熱を持ち、 鼓動が加速する。
叶
葛葉
低く艶のある声が腰に響く。
気が付けば、体が密着するほど 距離を詰められていた。
後ろから覆いかぶさるように、 叶の両手がテーブルに置かれる。
葛葉
葛葉
今すぐ逃げ出したいのに、 退路が無い。
叶
叶
叶
耳に直接吹き込むように、 一層低い声が落とされた。
葛葉
ガタンッ
ビクリと反応した体がテーブルにぶつかり、
カップがソーサーから転げ落ちた。
葛葉
パリンッ!
慌てて手を伸ばすも間に合わず、
カップはそのまま床に叩き付けられ 砕けてしまった。
葛葉
葛葉
急いで片付けなければと、 破片を手に取る。
葛葉
指先に痛みが走った。
叶
ぐいっ
葛葉
反射的に引っ込めた手首を 叶に掴まれる。
叶
叶
叶
葛葉
叶
叶の口元が傷口に近づく。
葛葉
叶
葛葉
叶の舌が血を舐め取った。
葛葉
葛葉
腕を引こうと試みるも、 掴む力が強くびくともしない。
叶
葛葉
指先は口内に飲み込まれてしまった。
葛葉
葛葉
叶
葛葉
嬲るような舌の動きに、 葛葉の息が乱れる。
叶の目は、葛葉の反応を 愉しんでいるようだった。
コンコンコン
葛葉
水音と呼吸音のみで満ちていた室内に、 硬い音が鳴り響いた。
叶
社員
社員
叶
叶
扉の外から聞こえた声に叶が返答する。
葛葉
葛葉はようやく解放された手を きゅっと握りしめた。
叶
叶
叶はそう言って葛葉に手を差し伸べる。
葛葉
葛葉
脚に上手く力が入らず、 素直にその手を取った。
叶
叶
葛葉を立たせた後、 叶は再度腰を落とした。
叶
葛葉
葛葉
葛葉
叶
叶
割れたカップの破片が 叶の手によって素早く片付けられていく。
葛葉
葛葉
叶
律儀に礼を言う葛葉に、 叶はくすりと笑った。
破片の回収を終えた叶は、
テーブルの上のノートPCを取り 部屋の出口に向かって歩き出す。
叶
葛葉
叶
葛葉
叶
叶
最後に、友人に向けるような挨拶を残して 叶は応接室を出て行った。
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
独りきりになった空間で 大きく息を吸って吐き出す。
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
先程のことを思い返すと 顔が熱くなった。
葛葉
また煩く鳴りだした 心臓の鼓動を押さえつけるように、
葛葉は自分の体を ぎゅっと抱きしめた。
先輩
葛葉
葛葉
葛葉
先輩
先輩
葛葉
葛葉
先輩
先輩
先輩はそう言ってオフィスの隅の棚から 救急箱を取り出した。
葛葉
先輩
先輩
葛葉
葛葉
先輩
絆創膏を貼ってくれるという先輩に 指を差し出す。
葛葉
先輩
先輩
先輩
葛葉
先輩
先輩
先輩
葛葉
傷口に消毒液が垂らされた。
葛葉
指先に痛みが走るのと同時に、
それに触発される形で 先程の出来事がフラッシュバックする。
熱い視線、艶やかな声、妖艶な舌の動き
それらを鮮明に思い出してしまい、 再び顔に熱が集まった。
葛葉
先輩
葛葉
先輩
先輩
葛葉
葛葉
先輩
先輩
先輩の掌が額に置かれる。
葛葉
葛葉
その時…
叶
葛葉
廊下を歩く叶と目が合った。
オフィスと廊下を隔てる壁は ガラスでできており、
コートを羽織り部下を連れて歩く 叶の姿がよく見える。
叶もまた、 葛葉をじっと見つめていた。
叶
しかしその視線は何故か 酷く冷たいものだった。
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
先輩
葛葉
葛葉
先輩の声で意識を引き戻される。
先輩
先輩
葛葉
葛葉
葛葉
先輩
葛葉
葛葉
先輩
葛葉
心配させまいと軽口をたたきながら、 もう一度廊下に目を向ける。
既に叶の姿は無くなっていた。
葛葉
葛葉
翌日…
葛葉
葛葉
葛葉は業務の合間に 飲み物を買いに食堂を訪れた。
お昼時間帯はとうに過ぎているため 利用者は誰も居ない。
葛葉
ガコンッ
誰も居ない空間に鈍い音が響く。
葛葉
自販機から購入した飲み物を取り出そうと、
排出口に手を伸ばした、その時…
叶
葛葉
突然、背後から声を掛けられた。
叶
叶
葛葉
葛葉
声の主は叶だった。
葛葉は跳ねた心臓を抑え、 一歩引いて会釈する。
葛葉
葛葉
叶
葛葉
葛葉
葛葉
無言でこちらを見据える叶に、 恐る恐る問いかける。
叶
叶
葛葉
葛葉
葛葉
叶
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
昨日廊下で目が合った時と同様に、 目の前の叶も不機嫌そうに見えた。
叶
叶
葛葉
葛葉
指先の傷のことを言っているのだろう。
反射的に手を持ち上げて傷口を確認する。
するっ…
葛葉
その手は叶の指で絡め取られた。
叶
叶
叶
葛葉
葛葉
叶
叶
葛葉
葛葉
叶
叶
葛葉
叶はスーツのポケットから 絆創膏を取り出すと、
それを葛葉の指に巻いた。
葛葉
葛葉
葛葉
叶の行動に驚き、 しどろもどろに礼を言う。
叶
叶
葛葉
叶
葛葉
突拍子も無い質問に声が裏返る。
叶
叶
叶
含みのある言い方で捕捉しながら
叶は葛葉との距離を詰める。
葛葉
葛葉は困惑し、じりじりと後退った。
葛葉
葛葉
叶
叶
叶
葛葉
背中が壁に当たる。
いつの間にか 壁際まで追い詰められてしまっていた。
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
叶の意図が掴めず 支離滅裂な言葉を絞り出す。
叶
叶は葛葉の顔の横に手をついて 至近距離でじっと目を見つめた。
葛葉
葛葉
吐息のかかりそうな距離。
間近に感じる体温。
心臓が早鐘を打つ。
葛葉は目線の置き場を無くし、 思わずぎゅっと瞼を閉じた。
叶
ぴと …
葛葉
首筋に、急に冷たいものが触れ、 驚いて目を開ける。
叶
葛葉
叶
叶の手には、 先程購入したカフェオレの缶が握られていた。
葛葉
葛葉
叶
叶
葛葉
叶
叶
叶
葛葉
葛葉
何に対しての忠告なのか。
叶はそれだけ言って去って行った。
葛葉
葛葉
脚の力が抜け、 その場で崩れるようにしゃがみ込む。
葛葉
葛葉
疑問は晴れぬまま、
葛葉は手渡された缶を ただただ見つめた。
葛葉
先輩
先輩
先輩
葛葉
葛葉
葛葉
先輩
先輩
葛葉
先輩
葛葉
葛葉
先輩
先輩
先輩
葛葉
先輩
先輩
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
「あなたの話題でした」 なんて言ったらややこしくなりそうなので、 適当にはぐらかす。
先輩
先輩
先輩
葛葉
葛葉
葛葉
先輩
先輩
先輩
先輩
葛葉
葛葉
なんとなく、 胸の辺りがモヤっとした。
葛葉
また、自分でも理解できない感情だ。
葛葉の手は自然と、 絆創膏が巻かれた指を握った。
先輩
先輩
葛葉
葛葉
先輩
先輩
先輩
先輩
葛葉
葛葉
葛葉
先輩
先輩
葛葉
葛葉
先輩
先輩
先輩
先輩
先輩
葛葉
葛葉
先輩
先輩
先輩
先輩
葛葉
先輩
先輩
先輩
先輩
葛葉
葛葉
先輩
先輩
先輩
葛葉
葛葉
先輩
先輩
1週間後。
先輩が話していた 経営方針発表会の日が訪れた。
会場は、有名なホテルの宴会場だった。
広い空間に 本社社員が続々と入室していく。
全国の支社に勤める社員達は リモートで参加するらしい。
ステージ上ではマイクやカメラ、 プロジェクターの準備が進められている。
葛葉は総務課に割り当てられた区画で 先輩の横の席に着いた。
葛葉
葛葉
先輩
先輩
先輩
葛葉
葛葉
借りて来た猫のように縮こまり、 キョロキョロと周囲を見回す。
先輩
先輩
先輩
葛葉
葛葉
発表者は、 この人数の前で喋るのか…。
自分が壇上に立つわけでも無いのに、 緊張で息が詰まった。
間も無くして、 会場の照明が薄く落とされた。
明るく照らされたままのステージに 社員達の視線が集中する。
司会進行役の社員が開会を宣言し、
プロジェクターに映し出された アジェンダを読み上げ始めた。
葛葉
葛葉の視線は自然と、 発表者の列をなぞる。
葛葉
"代表取締役社長" の文字を見つけ、 絆創膏の外れた指をなんとなく弄った。
会は滞りなく進行し、 いよいよ社長の発表パートが訪れた。
経営計画や重点戦略を説明する、 本日のメインセクションだ。
静寂の中、 革靴が床を踏む耳触りの良い音が 聞こえてくる。
叶が登壇した。
それだけで会場の空気が変わる。
背後から、息を呑む気配がした。
葛葉
葛葉
堂々とステージの中央に立ち 普段と変わらない微笑を浮かべる叶に、
心の中で感嘆の声を漏らした。
それから数十分に渡り、 叶によるスピーチが行われた。
穏やかで落ち着いた、 しかし程よく抑揚のあるその声は、
聞く者の胸にすとんと落ちていく。
こういったイベントが苦手な葛葉も、 叶の言葉には真剣に耳を傾けた。
そして叶は最後に 社員達へ激励の言葉を贈り、
美しい所作で頭を下げた。
パチパチパチパチ!
会場が盛大な拍手で包まれる。
葛葉も周りと同じように手を叩いた。
叶
葛葉
頭を上げた叶と、 視線がぶつかった気がした。
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
叶
叶
叶
叶
一同「かんぱ~い!」
叶の乾杯の音頭により 二次会がスタートした。
経営方針発表会と同会場で行われた懇親会で
既に酒を入れて来た面々は テンションが異様に高い。
人気の社長と直接会話が出来ることも 皆の興奮を助長していた。
葛葉
葛葉
葛葉
先輩
先輩
葛葉
葛葉
葛葉
対角の席に座る叶は 既に皆から質問攻めにあっている。
葛葉
同情しながら視線を向けると、
叶
葛葉
叶は、見たことの無い顔で笑っていた。
いつも自分に向けられる笑顔とは違う。
リラックスした柔らかい表情。
葛葉
また、心臓がチクリと痛んだ。
葛葉
先輩
先輩
先輩
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
先輩
それからは忙しなく動いた。
社長の希望で一般的な居酒屋が 二次会会場となったため、
酒や料理の注文は葛葉が代表して聞きまわり、 タブレットに入力した。
運ばれて来たものを配膳し、 空いたグラスを店員に渡し…
ようやく落ち着いたのは、 1時間程が経った頃だった。
葛葉
先輩
先輩
葛葉
葛葉
手伝ってくれた先輩のコップに ビールを注ぐ。
先輩
先輩
先輩
葛葉
先輩から自分のドリンクを受け取る。
先輩
先輩
葛葉
グラスを軽くぶつけ合い、 中身を煽った。
葛葉
葛葉
先輩
葛葉
葛葉
先輩
葛葉はその味に違和感を覚えたが、
大量の注文履歴の中から 特定の注文を探すのは面倒だったため
気のせいだろうということで 自分を納得させた。
二次会は約2時間半で締められた。
店を出た総務課メンバー達は 会計を持ってくれた社長に頭を下げ、
三次会への移行を提案する。
課長
課長
叶
叶
叶
叶は葛葉に視線をやる。
葛葉
叶
葛葉は眠っていた。
叶
叶
叶の視線は葛葉の体を支える 男性社員の方に流れる。
先輩
先輩
先輩
歯切れの悪い返答。
叶
叶
叶
叶の視線と声に、鋭さが混じった。
先輩
叶
場の空気が凍る。
そんな中、 叶は颯爽と葛葉に歩み寄り
その体を抱き寄せた。
先輩
叶の突然の行動に、 周りは口をポカンと開けたまま それを見守ることしか出来ない。
叶
叶
叶
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉は一瞬反応を示したものの、 再び眠りの中に堕ちた。
叶は少しの間 その寝顔を見つめた後、話し出す。
叶
叶
課長
課長
先輩
先輩
先輩
先輩
叶
先輩
叶
先輩
叶の表情は柔らかいままだというのに
反論を許さぬ圧があった。
叶
叶
叶
課長
課長
課長
課長
一流企業の社長と入社して間もない一般社員が 近所に住んでいるなど、 安易には信じ難い話だったが…
酒と緊張で頭が回らなくなっている皆は 疑問を抱かなかった。
叶
叶
課長
課長
叶
叶
叶が会釈をして歩き出すと、 一同は深々と頭を下げて見送った。
………
……
…
瞼が重い。
音が遠い。
体に力が入らない。
叶
叶
微かに聞こえる、
荒い息遣い。
葛葉
葛葉
自分の喉が鳴る音。
叶
叶
自分の名前を何度も呼ぶ掠れた声。
甘く痺れるような感覚。
薄っすらとした痛み。
僅かに浮上した意識は
断片的な情報だけを拾い
再び、深く沈んだ…。
葛葉
翌日、日が高く昇った頃、 葛葉はようやく目を覚ました。
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
現在時刻を確認するために スマホを探す。
葛葉
葛葉
いつも決まってベッドサイドに 置いて寝ているはずが、
この日は何故か 中央のテーブルの上にあった。
葛葉
葛葉
葛葉
ベッドから這い出ようとして、 腰に鈍い痛みが走る。
体中が筋肉痛のようで、動かすのが辛い。
葛葉
葛葉
腰を押さえながら腕を伸ばし、 なんとかスマホを手に取った。
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
時刻は正午を過ぎており 一瞬肝を冷やしたが、
今日が出社日でないことを確認し 胸を撫でおろす。
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
昨日の記憶が、 二次会の途中から飛んでいた。
いつ解散したのか、
どうやって自宅まで辿り着いたのか、
どうやって、 スーツからスウェットに着替えたのか。
葛葉
葛葉
壁に吊るしたハンガーに 昨日着ていたスーツが掛かっているのが 目に留まる。
葛葉
皺ひとつ作らず 丁寧に掛けられたスーツ。
自分ではここまで丁寧に 掛けたことが無い。
それは、自分以外の誰かが この部屋に居たことを意味した。
葛葉
葛葉
混乱する頭の中に、
じんわりと一部の記憶が蘇る。
葛葉
よく知っている匂いがした。
自分の名前を呼ぶ声にも 聞き覚えがあった。
触れた手の感覚にも…。
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
とんでもない結論に至りそうになった思考を 慌てて掻き消した。
葛葉
葛葉
テーブルの上に、覚えの無いものを もう一つ発見する。
それは名刺ほどのサイズの紙で、 何か書かれているようだった。
葛葉
ゴクリと唾を飲み込んだ後、 手に取って内容を読む。
『 おはよう。』
『 葛葉が起きるまで傍に居たかったんだけど 』
『 今日は外せない用事があるから帰るね。』
『 起きたら連絡もらえると嬉しい。』
『 それじゃあ、また。』
葛葉
葛葉
メッセージは、聞き馴染みのある挨拶で 締められていた。
あの男が、別れ際に毎回言う言葉だ。
葛葉
葛葉は恐る恐る、紙を裏返す。
葛葉
葛葉
その紙は、やはり名刺で…
社長の…、叶の、名刺だった。
週明け、月曜日。
葛葉は過去資料の整理を任され、 資料室を訪れた。
葛葉
独りきりになれるこの空間は、
今の気分的には丁度良かった。
頭の中は未だに 先週末に起きたことでいっぱいで、
積極的に誰かと話す気には なれなかったからだ。
葛葉
葛葉
しなかったというより、出来なかった。
真実を知る恐怖からか、
社長に対する畏怖からか、
どうしてもスマホを操作する指先が震えてしまい
先延ばしにした結果、今に至る。
葛葉
葛葉
先輩
葛葉
バサバサ…ッ!
急に声を掛けられ、 持っていた箱を落としてしまった。
葛葉
葛葉
葛葉
先輩
現れた先輩と共に 足元に散った資料をかき集める。
葛葉
葛葉
先輩
先輩
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
先輩
葛葉
葛葉
先輩
先輩
先輩
葛葉
先輩の纏う空気が変わった。
屈んだ体制のまま
手首を掴まれる。
葛葉
葛葉
先輩
葛葉
先輩
葛葉
先輩
先輩
先輩
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
咄嗟に嘘を吐いた。
先輩
葛葉
葛葉
葛葉
未だに掴まれている手首を 引っ込めようとすると、
葛葉
葛葉
ドサッ
葛葉
先輩
体重を掛けられ、 その場に押し倒された。
葛葉
葛葉
状況が掴めず、目を丸くして見上げる。
先輩
葛葉
先輩
葛葉
葛葉
葛葉
先輩
葛葉
葛葉
先輩
先輩
先輩
葛葉
葛葉
葛葉
思いがけない告白に思考が停止した。
先輩
そんな葛葉の口元を目掛けて 先輩の顔が接近する。
葛葉
腕は抑えられ、脚には体重が掛けられ 身動きが取れなかった。
葛葉
引き攣った喉で、 精一杯の叫び声を上げようとした
その時…
叶
地を這うような声が その場に落とされた。
先輩
葛葉
覆い被さる体の奥を見ると、
入り口に、叶が立っていた。
先輩
叶
叶
叶は怒気に満ちた表情をしていた。
こんな顔は今まで見たことが無い。
先輩
先輩
先輩
先輩は慌てて言い訳を並べた。
叶
叶は無言で 刺すような視線を先輩に向けている。
先輩
先輩
葛葉
立ち上がった先輩が、 葛葉の腕を引こうとした。
それを阻止するかのように 叶が言葉を挟む。
叶
叶
先輩
先輩
叶
叶
叶
叶
葛葉
叶
視線がかち合い、心拍数が上がる。
先輩
先輩
先輩は複雑な表情で 一度こちらに目を向けた後、
2人を残してその場を去った。
叶
叶は座り込む葛葉に手を差し伸べた。
葛葉
葛葉
葛葉
助けてくれたことへ礼を言いつつ、 その手を取って立ち上がる。
叶
葛葉
叶は握ったその手を強く引き寄せ 葛葉を腕の中に閉じ込めた。
葛葉
叶
叶
叶
葛葉
力強く抱きしめられたまま 落とされた言葉に、
葛葉は思考を巡らせるも そんな忠告をされた記憶は無い。
葛葉
欠如した記憶の中に そんな会話があったのだろうか。
思い出せない。
叶
叶
葛葉
叶の口調がいつもと違う。
いや、残されたメッセージも そうだった。
距離が近い。
今までの比じゃない。
まるで恋人に送られるような、
熱を帯びた視線が 惜しみなく落とされる。
叶
葛葉
気が付けば、 唇を重ねられていた。
叶
葛葉
歯列を割って 熱い舌が侵入する。
叶
葛葉
後頭部に添えられた手が 優しく髪を梳く。
たった一晩で、 ここまで関係が変わるものだろうか。
失った記憶の中で、 いったい何が起きたのだろうか。
叶
葛葉
名残惜しむような音を立て、 唇は離れていった。
叶
再び葛葉の目を見た叶が 驚愕の声を漏らす。
どういうわけか、 葛葉の頬を涙が伝っていたのだ。
叶
叶
叶
葛葉
叶は青ざめた顔で、
謝罪の言葉だけをポツリと残し 踵を返した。
葛葉
葛葉
呼び止めようと後を追うが、
叶は振り返らずに 廊下の奥へと消えてしまった。
葛葉
葛葉は立ち尽くし、胸に手を当てる。
しかしやはり、分からなかった。
未だに心臓が激しく脈打つ理由も、
先程の叶の表情が 脳裏に焼き付いて剥がれない理由も、
自分が、どうしたいのかも…。
それでも、自分が零した涙の理由だけは 分かっていた。
葛葉
葛葉
きっと大事な記憶だった。
なのに抜け落ちてしまった。
それがあまりにも、やるせなかったのだ。
あの日以降、 叶からのセクハラまがいのスキンシップは ぱたりと止んだ。
お茶出しの際も、廊下で擦れ違った際も、 目線すら合わなくなった。
一般社員である身からすれば それは当たり前のことなのだろう。
葛葉自身も望んでいたはずの 平穏な日々だ。
それなのに、 葛葉の気分は晴れなかった。
何かが喉につっかえているような、 胃に異物が居座り続けているような、
原因不明の不快感を抱えたまま 数週間を過ごした。
そんなある日、
葛葉は課長に誘われ、 珍しく飲み会に参加していた。
課長
課長
課長
葛葉
隣の席の先輩…、
あの日葛葉を押し倒した男性社員は、
急な辞令により支社へ転勤となった。
課長
課長
課長
葛葉
入社時からずっと 気にかけてくれていた先輩だ。
あんなことがあったとはいえ、 世話になった日々は消えない。
葛葉
葛葉
葛葉
課長
課長
複雑な心情を悟られないように、 いつものように冗談を言った。
一軒目の店を出て 皆は二軒目へ向かったが、
葛葉は帰路についた。
気晴らしになるかと参加した席だったが、
やはり胃の中の異物は消えてくれない。
葛葉
独りで居ても誰かと居ても、 叶のことばかり考えてしまう。
あの時の叶はまるで、 取り返しの付かないことでもしてしまったかのような
絶望に満ちた顔をしていた。
きっと、涙の理由を勘違いしたのだろう。
正直に話そうかとも思った。
でも自分が叶とこの先どうなりたいのか 分からなかった。
そんな状態で話しても意味が無い。
早く心の整理をつけたいのに 考えが纏まらない。
葛葉
葛葉は胃の辺りを摩りながら
夜の繁華街を大通りに向かって歩いた。
葛葉
繁華街の出口に差し掛かった時、
叶
頭の中を占めていた人物が 目の前に現れた。
葛葉
現れたというより、居たと言う方が正しい。
叶は、コンビニ前の階段で座り込み 項垂れていたのだ。
葛葉
慎重に近づき、声を掛ける。
叶
返事は無い。
眠っているようだ。
飲み過ぎてしまったのだろうか…?
葛葉
避けられている身で 介抱しても嫌がられるかもしれないが、
見て見ぬ振りをして その場に置いて帰るわけにもいかず…。
葛葉は叶を抱え、タクシーを拾った。
頭を悩ませている存在が すぐ横にある。
久々に触れる体温。
車内に入ってからも 何故かそれを手放せず、
絡めた腕を解けなかった。
叶の自宅の住所などは勿論知らず、
本人が起きる気配も無かったため、
仕方なく自宅へ連れ帰った。
部屋に入り、 ベッドの上にそっとその体を下す。
それから 叶が目覚めた時に飲めるようにと
水を用意しに向かおうとした
その時…
ぐいっ
葛葉
背後から腕を掴まれ、 強い力で引っ張られた。
ドサッ
バランスを崩した背中は ベッドの上に着地する。
叶
葛葉
頭上には目を開けた叶の顔があった。
葛葉
葛葉
叶
叶
叶
叶
叶
葛葉
言われた言葉を理解する前に、
叶の手が葛葉の腕を拘束した。
葛葉
葛葉
両手首が束ねられ 片手で押さえられる。
叶
叶
叶はもう片方の手で 自身のネクタイを引き抜くと、
それを使って葛葉の腕を ベッドに固定した。
葛葉
葛葉
叶
叶の手がベルトを外しにかかる。
葛葉
ずる...っ
葛葉
ズボンが下着ごとずり下げられた。
葛葉
露出した恥部を隠すように 膝を立て脚を閉じる。
叶
叶
その脚は叶の手によって すぐに割り開かれてしまった。
葛葉
叶
叶が頭を落とし、 脚の間のモノに口元を近づける。
葛葉
叶
萎縮しているソレに、 真っ赤な舌が接近する。
葛葉
叶
葛葉
中心が全て飲み込まれてしまった。
叶
葛葉
熱い口内で長い舌が蠢き、 中のモノを刺激する。
葛葉
叶
葛葉
歯を食いしばってみても 反応する体は止められず、
叶
葛葉
葛葉のモノは昂ぶり 舌が動く度にビクビクと震えた。
叶
叶
叶
膝を押さえていた掌が離れ、 口に含んでいたモノの竿を掴む。
にゅるっ
葛葉
叶は掌を上下に動かしながら 先端部分を口内に閉じ込めた。
にゅる、ぬちゅっ
叶
葛葉
葛葉
掌の動きは加速し、 舌が鈴口をぐりぐりと抉る。
ぐちゅ ぐちゅ ぐちゅ...
叶
葛葉
葛葉
葛葉
びゅるるっ...
葛葉は耐えきれず 叶の口内に熱を吐き出した。
葛葉
叶
ぐいっ
葛葉
息を整える間も無く膝裏を掴まれ、
腰を高い位置に持ち上げられる。
叶は口元を葛葉の入り口に近づけ
含んでいた白濁液をその上に垂らした。
葛葉
葛葉
叶
つぷ…
葛葉
叶の長い指が差し入れられた。
記憶の限りでは、 ソコで何かを受け入れたことは無い。
ぬちっ、ぬちゅっ..
葛葉
なのに、体はそれを覚えているかのように ゾクゾクとした快感を脳に伝えた。
叶
叶
叶
叶
葛葉
ずちゅ…っ!
2本の指が一気に押し込まれる。
葛葉
叶
叶
叶は底の見えない目を細め 葛葉を見下ろた。
ずちゅっ、ずちゅっ
葛葉
ぐりゅ、ごり.. ごりゅっ
葛葉
激しく抜き差しを繰り返され、 時折 弱い場所を集中的に抉られる。
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
ずるるっ...
葛葉
深く潜っていた指が 引き抜かれ、
空洞を埋めるように 肉壁が収縮する。
叶
くちゅ..
衣擦れの音が聞こえた後、 熱いモノが割れ目に擦りつけられた。
葛葉
葛葉
霞む視界を下にずらすと、
叶が起立したモノの先端を 入り口に押し当てていた。
葛葉
恐怖で体が強張る。
視界は更に霞んだ。
叶
叶
叶
叶
葛葉
叶の言う通りだ。
本気で嫌だったら、 蹴り上げるなり叫ぶなり
この状況を打開し得る方法は いくらでもあったはず。
なのに、 拒絶の言葉が出て来ない。
叶
叶
叶
叶が、表情を歪めながら 絞り出すように呟いた。
葛葉
叶
ずちゅん…っ!
葛葉
指とは比較にならないモノをひと息に捻じ込まれ、 背中が大きくしなる。
叶
叶
晒された喉元に 叶の歯が食い込んだ。
葛葉
その状態のまま 中のモノがじっくりと引き抜かれ、
ずるぅ…
葛葉
再び最奥まで打ち付けられる。
どちゅんっ!
葛葉
叶はビリビリと震える葛葉の喉を ベロリと舐め上げてから口を離した。
叶
叶
ずちゅ ッ.. ずちゅ ッ..
葛葉
叶
ごり ッ ごり ッ..
葛葉
叶
どちゅ ッ どちゅん ッ !
葛葉
叶
どちゅん ッ !!
葛葉
びゅくっ.. ぴゅる...
性急に激しく責め立てられ
暴力的なほどの快楽を叩きこまれた。
葛葉
不足していた酸素を取り込むと
視界の霧が晴れ、 頭上にある叶の表情が鮮明になっていく。
叶
葛葉
叶は泣いていた。
落ちた涙が葛葉の頬に降りかかる。
叶
叶
叶はそう言って体を離そうとした。
葛葉
叶
叶
葛葉に名前を呼ばれ、動きを止める。
葛葉
葛葉
傍から聞けば意味の分からない質問だったが、
叶
叶は理解した。
叶
叶
叶の目からボロボロと涙が零れ落ちる。
叶
叶
ぐずぐずと泣きじゃくるその姿は
完全無欠な社長の姿からはかけ離れていた。
葛葉
葛葉
目の前に居たのは
幼少期を共に過ごした少年。
年上のくせにいつも泣いてばかりいた 気弱な少年だった。
叶
叶
葛葉
葛葉
叶
叶が自白するように語り出す。
叶
叶
葛葉
叶
叶
叶
叶
叶
葛葉
叶
叶
叶
叶
葛葉
叶
叶
叶
叶
叶
叶は自嘲気味に笑った。
その痛々しい表情が、 叶が抱えていたものの大きさを物語っている。
葛葉
葛葉
叶
叶
手首の拘束が解かれる。
葛葉
ぐいっ
叶
葛葉は自由になったその手で 叶の胸倉を引き寄せ、
唇を重ねた。
叶
葛葉
叶の唇を軽く噛んで、 すぐに顔を離す。
叶
葛葉
葛葉
叶
葛葉
葛葉
叶
叶
叶
叶
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
叶
叶
葛葉
葛葉
叶
叶
叶
叶
叶
葛葉
葛葉
叶
長年の誤解が解かれ、 心の痞えが取れた叶は無邪気に笑った。
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
叶
叶
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉は意を決して叶の瞳を見据える。
葛葉
葛葉
叶
叶がずっと求めていた言葉は、
絞り出すような声で
しかし真っ直ぐに
叶の心に届いた。
ぱちゅ ッ 、 ぱちゅ ッ ぱちゅ ッ
葛葉
叶
葛葉は再び叶を受け入れた。
今回は、自分の意志で。
叶
叶
葛葉
耳元でその言葉が囁かれる度に 体の芯が痺れる。
ばちゅ ッ 、ばちゅ ッ
葛葉
葛葉
叶
叶
叶
葛葉
叶が葛葉にしたキスは 毎度葛葉を泣かせてしまっていたのに、
葛葉が自分から求めてくれた。
その事実に叶の胸は熱くなった。
ばちゅ ッ ばちゅ ッ ばちゅ ッ
葛葉
叶
葛葉
叶
叶
葛葉
叶
どちゅ ッ どちゅん ッ !!
葛葉
叶
びゅるるるっ...
お互いをきつく抱きしめたまま
2人は共に絶頂を迎えた。
葛葉
葛葉
叶の腕の中で葛葉が口を開く。
叶
葛葉
葛葉
叶
叶
叶
葛葉
叶
叶
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
叶
叶
葛葉
葛葉
葛葉
叶
叶
叶
叶
葛葉
叶
葛葉
葛葉
葛葉
叶
叶
叶
叶
葛葉
葛葉
葛葉
叶
叶
叶
叶
葛葉
葛葉
叶
叶
叶
叶
叶
葛葉
葛葉
葛葉
ここ数週間、 必死に自身の感情を表す言葉を 探していたというのに
酒に酔った自分の方が 余程言語化が上手いらしい。
葛葉は居た堪れなさを誤魔化すように 布団を被った。
~ その後 ~
あれから間も無くして、 葛葉は秘書課への異動を命じられた。
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
叶
叶
叶
叶
"関係値" に対する比重が あまりにも重たい気がしたが、
もう何も言うまい。
葛葉
葛葉
この飄々とした性格は 叶にすっかり馴染んでしまったようだった。
叶
叶
叶
葛葉
叶
叶
葛葉
葛葉
叶
叶
叶
叶
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉は叶の前に立ち、
わざと崩されたような形のネクタイを 真っ直ぐに戻す。
叶
葛葉
叶
叶
叶は葛葉の額に口づけた。
葛葉
葛葉
葛葉
叶
叶
叶
叶
葛葉
葛葉
葛葉
叶
叶
叶
叶はいつものように悪戯な笑みを浮かべ、 葛葉の顔を覗き込んだ。
葛葉
叶
叶
葛葉
葛葉
葛葉
叶
叶
叶
葛葉
こうして、
誤解が誤解を生み 複雑化した2人の関係は、
収まるべきところに収まった。
しかし、それで落ち着くどころか 寧ろ大胆になった叶の行動に
今後 更に振り回される予感しかしない 葛葉なのであった。
pipi (作者)
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