能力者グループSnowMan

もうずっとめめと戦ってるけど俺の攻撃は効いてない

当たってはいるけどダメージはなさそうだしめめが氷で簡単に俺の水を凍らせる。

…そしてこのスピード…

反応出来ずに何回も蹴飛ばされる…

フラフラになりながらも立ち上がって目の前で立っているめめを見つめる。

最初は動きの速さも氷の威力も俺が知っているめめとは違っていて戸惑ったけど今は慣れた。

闇に支配されていてもやっぱりめめだ。

時間があった時に一緒に特訓してきた時と変わらない。

めめの動きにもしっかり反応出来るようになった。

あとはあの氷を何とか出来れば…

突然空気がめっちゃ冷たくなった。

これはめめが氷の威力を上げるために体温を下げる時と同じ。

これまでに知らない寒さに部屋がどんどん凍っていく…

力を使い過ぎたらめめ自身が危ない…！

俺はめめを止めるために水を打つ。

けど俺が水を出した途端に空気中で凍ってしまってめめに届かない…

めめも氷を小さい粒のような形にして俺に向かって打ってくる。

当たって身体がどんどん傷ついていく…

威力が上がっためめの攻撃はとても冷たくて俺の体温も奪われていく…

寒さとめめの攻撃を受けたダメージで俺の体力も限界だ…

座ったまま立ち上がれない…

今にも攻撃を出そうとしているめめに向かって叫ぶ。

めめが闇に負けるはずがないんだ！

SnowManに対する熱い気持ちは必ず失ってないはずなんだ…！

目を閉じてめめの攻撃を受けた

けど…

めめの攻撃は俺には届いていなかった。

いや、俺の事を見て俺の名前を呼んでくれた…

…やっぱりめめは生きてる！

めめ助けるために動こうとした時に右腕に激痛が走った。

俺の右腕は凍り付いていて動かせなかった。

砕けたと思っていたけど当たっていたのか…

…けどめめが思い出してくれたおかげで俺もまだ戦える。

今の攻撃を受けていたら俺は間違いなく終わっていたはずだ。

パリン

右腕の氷は左手で簡単に壊せたけどやっぱり感覚がなくて赤くなってる。

しばらく…いや、もう俺の右腕は使えない…

俺が走り出すとめめは再び闇に支配されていた。

俺はめめを助ける為にまた戦い始めた。