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コメント
1件
夜更け、らっだぁは一人で街を歩いていた。
標的"みどり"
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その名を口にするたびに、なぜか心に引っかかる。
調べによれば、みどりは地方の小村に住む青年。
特別な力も
地位も
財産もない
王国の陰謀に関わっている形跡すらなかった。
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背後から足音が響く。振り向けばレウクラウドだった。
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パンケーキを頬張り目を輝かせるレウクラウド
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問い詰めるような声。 だが、らっだぁは答えなかった。
胸の奥に、かすかなざわめきが生まれている。
その理由を、彼自身もまだ理解していなかった。