TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

俺の番は君だけに.

一覧ページ

「俺の番は君だけに.」のメインビジュアル

俺の番は君だけに.

10 - 藍斗の過去①

♥

1,367

2023年05月08日

シェアするシェアする
報告する

俺と涼くん、尚樹家が近所で昔から仲が良かった

ところが突然涼くんは俺達の前から消えた

藍斗

涼くん、今日も来ないね

尚樹

だな、

藍斗

何があったんだろう……

尚樹

藍斗……

藍斗

ん?

尚樹

俺母さんから聞いたんだけど、涼、引越したみたい

藍斗

え、?そうなの、?

尚樹

うん、お父さんの転勤で

藍斗

そっ、か、

尚樹

大丈夫……俺はずっとそばにいるから

藍斗

ありがと尚樹くん

最初は尚樹も何も無くただ仲良く過ごしていた

尚樹の様子が可笑しくなったのは中一の半ば

モブ

藍斗~!聞いてくれよぉ

藍斗

なになに笑

モブ

付き合ってた女の子がさぁ……

藍斗

惚気話かよ(笑)

モブ

だって可愛かったから

藍斗

まぁいいけど笑

モブ

それより藍斗はどうなんだよ、彼女出来たか?

藍斗

作る気な~い(ホントは居るけど)

そう、俺は恋人が 出来た。彼女、じゃなくて彼氏。その彼氏は昔からずっと仲のいい尚樹くんだ

モブ

ええ?それ幸せ?

藍斗

幸せだバカ(笑)

でも尚樹くんは俺と付き合いだしてから日に日に束縛が激しくなった

尚樹

ねえ藍斗

藍斗

わ、な、尚樹くん

尚樹

随分と楽しそうに話してたね

藍斗

え?あ、あぁ……モブの彼女の惚気話がすごくてさ…

尚樹

へ~……藍斗は俺以外の奴と話して楽し~んだ?

藍斗

え……?

尚樹

俺よりモブの方がいーんだ、?

藍斗

ちょ、何でそうなるの?

尚樹

藍斗は俺だけを見ていればいいのに

尚樹

何でほかの奴に目移りしちゃうかなぁ

藍斗

目移りなんてしてな……

尚樹

言い訳なんて聞きたくない

尚樹

今日学校終わったら家でお仕置しなきゃだね

藍斗

やだ、ごめんなさい、許して

尚樹

ダメ

尚樹

ほら、藍斗

藍斗

ビク………何するの……?

尚樹

ん~?お仕置♡

藍斗

お仕置って何……?

尚樹

後に分かるよ

藍斗

やだ、

尚樹

うるさい……トン

藍斗

っ……ドサッ

尚樹

じゃ、初めよっか♡

藍斗

や、……泣

それからは正直覚えていない

イかされてトんではまたナカを突かれて起こされての繰り返し

怖くて、痛くて、苦しかった

そんな日々が続く度俺は身体が壊れると同時に心も壊れていった

そして遂に尚樹も、、壊れた

藍斗

尚樹……ここどこ……

尚樹

ここ?♡俺の家の地下室だよ♡

藍斗

な、んで

尚樹

藍斗の視界に俺しか映らないようにしただけ♡

尚樹

藍斗も嬉しいでしょ?俺からこんなにも愛されてるんだよ?

尚樹

ねえ藍斗、俺と一緒にここで生涯を共にしよう?

藍斗

やだ、!

藍斗

この鎖、取って!!

尚樹

……何言ってんの?俺に逆らう気?

藍斗

ビクッ……

尚樹

ほら、何もされたくないなら大人しくしろ

藍斗

ッ……はい……

尚樹

ふふ♡いい子♡

尚樹

俺の言うことしか聞けないように、俺のことしか考えられないほどに愛してやるから♡

藍斗

……ポロポロ

尚樹

ふふ、泣いてもむ~だ♡

尚樹

ここからは出さないから

藍斗

ッッ………

怖いよ……尚樹……

ここに閉じ込められてどれぐらいの月日が経過しただろうか

何も無い、真っ暗な空間

窓1つすらもない

ただベッドと俺とを繋げた鎖が動く度にシャラシャラと鳴るだけ

両手足に繋げられた鎖

そのせいでか俺の足首手首は腫れ上がって血も出ていた

藍斗

痛い……

こんなこと言ったところで誰も助けてくれやしない

俺は一生タヒぬまでここに閉じ込められる

もういっそ……今此処でタヒんでしまおうか…

その方が……楽になれる…

尚樹から開放される……

尚樹

ただいま~♡

尚樹

………寝てるんだぁ……?

尚樹

折角ギリギリまで愛してやろうと思ったのに

尚樹

あ、♡無理やり起こせばいっか♡

尚樹

ほら、藍斗~、起きろ~(ズチュッズチュッ♡

藍斗

あ゛ぁ゛っっ……!!!

藍斗

なお…き……やめッ……ポロポロ

尚樹

藍斗が寝てんのが悪いんじゃん♡♡

藍斗

ごめっ……なさ…あ゛ッ……

尚樹

ねえ藍斗~♡

藍斗

な…に…あぁッ…

尚樹

俺親の都合でしばらく海外に行くことになったんだよね~♡

藍斗

へぁ……っっあッ♡

尚樹

逃げることはど~せ出来ないだろうし、

尚樹

だから、大人しくお留守番しててね♡

藍斗

は…ぃ…

逃げ口なんてない

両手足も鎖で繋げられてる

逃げようにも逃げられない

尚樹

ふ、ぃ~こ♡

藍斗

んッ♡♡♡

もう、、どうでもいい……

尚樹

あ、♡堕ちちゃった?

藍斗

尚樹♡♡♡

尚樹

ふふ、やっと♡やっと堕ちてくれたね藍斗♡

藍斗

んぁッ……♡♡

尚樹

じゃあね~♡藍斗♡

藍斗

う、…♡

尚樹

逃げちゃメッ!だよ?♡

藍斗

ッ……うん♡♡

尚樹が海外に行ってからどのくらい月日が流れたかは分からない

今日も、、いつものようにただ1人で暗いこの空間で過ごす、それだけだと思っていた

ギィィィィ………ゴゴゴゴゴ……

藍斗

ッ!?!?!?

警察

ッ……見つけた………

警察

こちら〇〇…!……遂に行方不明者、見つけました!

警察

状況は~~~

けい……さつ……?

藍斗

……ぁ

そこで俺の意識は途絶えた

この作品はいかがでしたか?

1,367

コメント

10

ユーザー

続きみたい!!

ユーザー

ちょい自分には怖かった...けど、続きがみたいです!

ユーザー

続き待ってます😭

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚