数日後
kn視点
kn
会社の後輩ちゃん
kn
会社の後輩ちゃん
う、嫌な予感が…
会社の後輩ちゃん
kn
会社の後輩ちゃん
kn
うわぁ、最悪…
ただでさえ食事があまり喉を通らないのに
br
美味しかった、本当に
いつも作ってくれてたお弁当が
あんなにも暖かい物だったことに
今更気づいたところで意味が無い。
美味しかったよって言えば
br
なんて返すもんだから
本当に困ったものだったよ
どんどん好きになっていっちゃうからさ。
kn
ずっと考えてしまう。
あの時、止めておけば良かったと。
理由を聞いて、
悪いところはちゃんと直すからって
言っておけば…ッ
会社の後輩ちゃん
kn
君と食べるご飯が一番美味しかったんだ。
今じゃご飯に味なんて無い。
それどころか食欲なんて湧きやしない。
だから食べたって
意味なんてないのに…。
kn
br視点
br
今は15時…
コンビニでおにぎりでも買ってこようかな
お腹なんて減らないけどさ
kn
shk
kr
なんて、頭の中のガヤが騒ぎ出す。
だから毎日3食は食べる。
でも、
kn
彼と食べるご飯が一番美味しかったなぁ…
笑顔で僕の作ったご飯を頬張ってくれる。
そんな彼を見ながら食べるご飯は
本当に美味しかったんだ
ご飯くらいちゃんと食べよっと
じゃないとガヤがまた騒ぎ出しちゃうから
br
スマホを見ていた、
その時だった。
kn
br
顔から血の気が引いていく感覚。
僕の愛してる、
きんさんの声。
でも、その腕には
??
僕の知らない、
でも前もいた女の人。
何か、何か言わなきゃ
br
キュッと結んだ口から漏れた言葉は
br
br
僕が思っている正反対の言葉だった。
そして、気がついた時には
走り出していた。
br
嫌だ…ッ嫌だよ…
彼が僕以外の人と
幸せになるなんて、
そんなの嫌だ…ッ
彼の隣は僕がいい、なんて、
自分から振ったくせに、
思っていいわけがないのに…
br
落ち着いて、まだ仕事も残ってる
やっぱりこれからはコンビニ飯かも
そう思った時、
kn
彼が僕の手を掴んだ。
br
br
kn
kn
br
言葉が出てこない。
何を話せばいいのか、
僕にはわからない。
kn
shk
br
shk
kn
shk
br
最後にみた彼の顔は
酷く悲しそうな顔をしていた。
コメント
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切ないッ…(泣) おい、女ぁ!!knさんに手出すなぁ”!!! brさーん…