文化祭の準備に追われる日々を送り、 気がついたら、文化祭当日になっていた。
調理部で担当になったクッキーを持って、 調理部の店の中に入り、クッキーを出すと、
先輩
って先輩が。
我ながら、愛未ちゃんと練習したかいあって、綺麗にできたと思う。
私は2番目に愛未ちゃんと売り子を担当することになったのだが、 私たちの時間は1番忙しいのだとか。 私たちの次の時間帯にはもう、 ほとんど残っていないのだとか。
とりあえず教室に戻ると、
手越
手越くんが挨拶してくれて。
○○
って返す私。
それを見て、クラスの男子が、
男子
○○
男子
男子
○○
男子
○○
増田
増田
○○
待ってね……?貴久は女子に私と貴久のことをよく聞かれるの?でしかも、肯定してんの? 私がいくら否定しても信じてくれないのって、貴久が肯定したから?
だから私と貴久が付き合ってるって噂が絶えなかったの?え………?
○○
思わず大きな声で叫んだ。
手越くんに変な誤解されたくない。
男子
○○
男子
○○
ゆっくり振り返ると、悲しそうな貴久。
あっ……やばい。
傷つけた。私。
いつもは明るいのに、今はなんか重い。
どうしよう。かなり気まづい。
○○
貴久を傷つけるつもりなんてなかったの。
増田
○○
増田
増田
とっさに伸ばした手は空をかいただけで、 貴久には届かない。それに……
貴久は目を全く合わせてくれなかった。
口調と態度もよそよそしかった。
男子
そんな声も耳から抜けていく。
貴久を傷つけた。
貴久は優しくしてくれたのになんで私は。
ただただ呆然としていた私。
貴久に甘えて告白の返事をしなかったのも私。それなのにこんな最低な形で……。
からかっていた男子にムキになったとはいえ、あんなにひどい言い方をする事はなかった。 私。本当に最低な女だ。
どんなときも笑っていた貴久のあんな顔は初めて。私のせいで。
今まで散々助けて貰ったのに。
恩を仇で返してしまったのだ。
つづく…
コメント
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増田くん…かなりショック受けてるけど相当〇〇のこと好きなんだね この文化祭で気づきそう。
増田くん、相当へこんじゃってますね… 本当に展開が読めないっ! 続き楽しみにしてます😄