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ニキ

んっ…

ニキ

んー

遮光カーテンのせいで、今が朝か夜か分からないが、目が覚めた俺は軽く伸びをして起き上がった

しろせんせー

んっ…

しろせんせー

にき?

ニキ

あ、ごめん

ニキ

起こしちゃった?

しろせんせー

えぇで

しろせんせー

俺も起きんとやから

起き上がった拍子にかけていた布団がズレて、隣で眠っていたボビーを起こしてしまった

その身体には、昨日の夜の情事がいかに激しかったかを現すように、無数の赤い印が散らばっていた

ニキ

まだ寝てていいよ

ニキ

時間は…

ニキ

まだ余裕みたいだから

しろせんせー

んー

しろせんせー

でも…

ニキ

ほら…

ニキ

体辛いだろ

ニキ

寝とけ

しろせんせー

スマホで時間を確認し、まだ時間に余裕があるのを確認して、ボビーの瞼に手を添えてゆっくりと閉じさせる

subである彼が、domである俺にこんなに身を任せてくれるようになるまで、少し時間がかかった

ニキ

さぁ、俺は少し起きて作業するかな

数年前のある日

その日俺は、活動者仲間たちと飲み会をしていて帰るのが随分遅くなってしまっていた

酔いを覚ましたくて、少し遠回りしていつもは通らない道を歩いて帰っていた

今考えると、それが明暗を分けたんだと思う

ニキ

あーだいぶ飲んだなぁ

ニキ

流石にフワフワするわ

ニキ

~♪

ニキ

~♪

気分が良かった俺は、流行りの曲を口ずさみながら、街灯の少ない暗い道を進んでいた

???

…めろっ…

???

やだ…

??

subのくせに

??

逆らうなよ

??

kneel

???

っ…

??

ははっww

??

よろこんでるくせに…

???

んなわけっ…

??

strip

???

いやや…

??

唇噛むなよ…

??

逆らおうとしても無駄だろ?

どこかのsubがdomにコマンドを使われている声が聞こえてきた

そのsubの声に聞き覚えのあるような気がして、俺は足を止めた

ニキ

どっからだ…

ニキ

この声…

声の主を探して聞き耳を立てた

???

やだ…

???

もっ…やめろ…

??

ほらほら…

??

corner

???

いやや…

???

いややのに…

???

っ…

ニキ

あっちか…

ニキ

それにしても胸糞悪いな

声がする方向が分かり、俺はそちらに向かうことにした

同じdomである俺でも、このdomは胸糞悪くなるほど乱暴な気がした

少なくともsubはこのプレイを受け入れていなさそうな雰囲気なのに、涙声なのも気にせずコマンドを次から次へと使っている

お互い同意の上でならいいが…何か嫌な予感がしていた

俺は、あちらに気づかれないように細心の注意を払いながら声のする方を覗き込んだ

そこは建物の影に隠れた人通りのない薄暗い場所だった

壁の方を向かされ、ほぼ裸な状態で涙を浮かべているsubらしき人物を見て、俺は息を飲んだ

ニキ

っ…まさか

しろせんせー

いやや…

しろせんせー

だれか…たすけ…

見知らぬdom

誰も来ねぇよ

見知らぬdom

大人しく俺にしたが…っ

ガンッ

ニキ

ボビーから離れろ!!!

しろせんせー

え?

見ていられなかった俺は、思わず飛び出し、相手のdomを殴りつけた

そして、涙目のまま俺を見つめるボビーに上着をかぶせ、domの方を向き直った

どうやら、相手のdomは俺よりランクが低いらしく軽く震えていた

ニキ

お前…こいつに何をした

見知らぬdom

物欲しそうな顔してたから

見知らぬdom

ちょっと相手してやっただけだよ

見知らぬdom

お前もdomなら分かるだろ?

ニキ

はぁ?

ニキ

無理やりやる奴の気持ちなんてわかってたまるかよ

見知らぬdom

ちっ

見知らぬdom

はっ

見知らぬdom

そんなに大事なら

見知らぬdom

collarでも付けて

見知らぬdom

自分のものだと目印つけとけよ

ニキ

るせぇ

ニキ

さっさと失せろ

見知らぬdom

っ…

見知らぬdom

わかったよわかった

見知らぬdom

いいのかよ

ニキ

なにがだよ

見知らぬdom

お前のglareで大事なsubが

見知らぬdom

震えてんぞ?

ニキ

あっ

ニキ

ボビー

しろせんせー

ぁ…ぁ…

しろせんせー

ごめ…なさっ…

見知らぬdom

あーあーww

見知らぬdom

かわいそww

ニキ

るせぇよ

ニキ

お前はもう失せろや

見知らぬdom

ちっ……

舌打ちをして立ち去っていくソイツの姿が見えなくなるまで見つめると、俺の後ろでKneelの体勢で震えているボビーの目の前にしゃがんだ

ニキ

ボビー

しろせんせー

ぁっ……ごめっ……

しろせんせー

ゆるし……て

泣きじゃくるボビーは完全にsub drop状態に陥ってしまっていた

俺は腕を伸ばして頭を優しく撫でた

ニキ

ボビー

ニキ

Good boy

しろせんせー

あっ……

ニキ

Good boy

ニキ

もう大丈夫

ニキ

おいで

俺が腕を広げると、涙でぐしゃぐしゃになったボビーが倒れ込むようにしがみついてきた

それを受け止めると、優しく抱きしめながら頭を撫で続けた

ニキ

頑張ったな

ニキ

一緒に帰ろう

ニキ

家まで送るから

しろせんせー

……

しろせんせー

うん……

しろせんせー

ありがと……

やっと落ち着きを取り戻したボビーは、まだ上手く力の入らない足で立ち上がった

俺はそれを支えるように、ゆっくりと足を進めた

しろせんせー

ニキ……

しろせんせー

すまん

ニキ

なにが?

しろせんせー

情けないとこ……みせた

ニキ

いいよ

ニキ

気にしてない

ニキ

むしろ間に合ってよかった

しろせんせー

お前が来てくれんかったら……

ニキ

そんなこと考えんな

ニキ

俺は気にしてない

ニキ

それにお前も無事だ

ニキ

なんも問題ない

しろせんせー

ありがとう

しろせんせー

ホンマに……

しろせんせー

ありがとう

家に着くまでの間、ボビーは何度も何度も謝り続けてきていた

多分、sub dropから抜け出しきれてなかったのだろう

俺は安心させるために、何度も何度もコマンドを使いながらケアをした

ボビーの家の前に着いて、俺は合鍵をつかって玄関を開けてボビーを中に入れた

ニキ

じゃあ、俺は帰るから

ニキ

なんかあったら呼べよ?

しろせんせー

ニキ

ん?

しろせんせー

……帰ってまうの?

ニキ

え?

ニキ

いやだって

ニキ

俺はdomなんだから

ニキ

今は傍におらん方が……

しろせんせー

いや……

しろせんせー

1人にせんとってほしい

ニキ

……わかるけど

ニキ

あ、ならnaturalのりぃちょとか呼ぶ?

しろせんせー

……いやや

ニキ

ん?

しろせんせー

お前におって欲しい

ニキ

でも……

しろせんせー

ええから

しろせんせー

頼むよ……

最後は涙声で縋るように言ってきたボビー

でも、さっきdomに襲われかけたのに本当に俺がいてもいいのかと戸惑いもある

でも今1人にするのが心配なのも事実だった

ニキ

……わかったよ

ニキ

怖かったら言って

しろせんせー

……あぁ

しろせんせー

すまんな……

ニキに頼み込んで家に居てもらうことにした俺は、ニキをリビングに通してからとりあえず風呂に入ることにした

頭からシャワーのお湯をかぶりながら、そっと目を閉じた

しろせんせー

はぁ……

しろせんせー

抑制剤また貰いに行かな

今日はたまたま抑制剤を切らしていた

忙しくて、Prayもご無沙汰だったのと通院もできてなかったせいで今日の出来事に繋がってしまった

恐らく俺自身に隙があったんだろう

しろせんせー

はやく……早く綺麗に……

しろせんせー

触られたところ……

しろせんせー

気持ち悪い……

掴まれた腕も、少し舐められた頬も全部が気持ち悪くて……

何度も何度も赤くなるほど擦って洗った

しろせんせー

っ……

しろせんせー

ふっ……

しろせんせー

……

しろせんせー

やだ……

思い出してしまったのが良くなかった

どんどん視界が真っ白になっていき、呼吸が苦しくなってきた

せっかくケアしてもらったのに……またdropしそうになっていった

ボビーがシャワーを浴びに行くというので、リビングでくつろいでいた俺は、なかなか帰ってこないことに不安を覚え始めていた

ニキ

……

ニキ

大丈夫かな?

しろせんせー

っ……

しろせんせー

ゃっ……

ニキ

ん?

浴室の方からシャワーの合間に途切れ途切れに聞こえてくるボビーの声の様子がおかしいことに気がついた

ニキ

ちっ

ニキ

ケアが足りんかったか

俺はすぐに立ち上がると、浴室へと急いだ

バンッ

勢いよく浴室のドアを開けると、浴槽の中でkneel状態で体を擦り続けているボビーがいた

擦りすぎて肌は真っ赤になり痛々しいほどだった

ニキ

ボビー

しろせんせー

ぁっ……

しろせんせー

ニキ……

虚ろな目でこちらを見つめてくるボビーに、俺はゆっくりと微笑んで濡れるのも厭わずに優しく抱きしめた

ニキ

もう大丈夫だから

しろせんせー

いやや……

しろせんせー

汚れが取れへん

しろせんせー

汚い……

ニキ

汚くない

ニキ

汚くないから

ニキ

ほら……

ニキ

綺麗に洗えてる

ニキ

ボビー

ニキ

いい子だからもうやめよう

しろせんせー

でも……

ニキ

……

ニキ

Good

しろせんせー

ぁ……

俺がコマンドを使うと、ボビーは安心したような顔になってジッと俺の顔を見つめてきた

ニキ

ボビー

ニキ

俺の目を見て

しろせんせー

んっ…

ニキ

ボビーは汚くない

ニキ

いい子だからもう終わりにしよう

しろせんせー

わかった

しろせんせー

ありがとう

まだ危なっかしい少し歪んだ笑顔を浮かべるボビーに、俺は底知れない不安を感じた

1人にはしておけない

俺の直感がそう告げていた

俺は、まだ泡の残るボビーの体を湯をかけて清めてから、そのまま浴室から出ることにした

浴室からリビングへと移動し、タオルで頭を拭きながら、冷蔵庫からいつもの炭酸水をだしてボビーに手渡した

しろせんせー

しろせんせー

なんかすまんな

しろせんせー

手間…かけさせて

渡したペットボトルをジッと見つめながら、消え入りそうな声を紡ぐボビーの目は虚ろで、今にも壊れてしまいそうな不安定さを残していた

そんなボビーの頭に、俺はポンっと手を乗せると、グシャグシャになるほど頭を撫でた

しろせんせー

なっ…

しろせんせー

ワシャワシャすんな!

しろせんせー

俺は犬か!

ニキ

ふふふ

ニキ

いつものボビーに戻った

しろせんせー

ぁっ…

ニキ

なんか思ってることあるなら俺に話してよ

ニキ

力になれるかは分からんけど

ニキ

話聞くくらいはできるから

俺の言葉にボビーはそっと目を逸らして、言いにくそうにしながらも口を開いた

しろせんせー

あんな…

しろせんせー

俺にコマンド使って欲しい

ニキ

え?

しろせんせー

やから…

しろせんせー

俺とプレイ…

しろせんせー

してほしい

ニキ

まって

ニキ

は?

ニキ

なんで?

しろせんせー

しばらくご無沙汰でさ

しろせんせー

抑制剤も上手く効かんくて

しろせんせー

医者にはパートナー作れ言われとって

しろせんせー

でも、なんか嫌で…

しろせんせー

せやから

しろせんせー

試してみて欲しいなって

ニキ

そういう店…

ニキ

行くとかじゃダメなん?

しろせんせー

しろせんせー

ちょぉ、確かめたいこともある

ニキ

ニキ

わかった

ニキ

じゃあセーフワード決めよう

しろせんせー

しろせんせー

ありがちかもやけどREDで

ニキ

わかった

ニキ

じゃあ、俺も風呂行ってくるから

ニキ

先に寝室で待っとてや

しろせんせー

しろせんせー

わかった

ニキを待つ間、俺はどこにどう座ってたらいいのか分からず、寝室でさ迷っていた

正直落ち着かない

そもそもニキにプレイを頼んだのは、ニキがコマンドを使うと何故かお腹の当たりが温かくなって、フワッと幸せな気持ちを感じた気がしたからだった

その場しのぎのプレイ相手として、何人かのdomを相手にしてきたが、こんなことは1度もなかった

この不思議な感覚の理由が知りたかった

しろせんせー

はぁ…

しろせんせー

落ち着かん…

しろせんせー

俺…

しろせんせー

今からニキと…

そう口にした途端、ブワッと身体が熱くなってきて、足の力が抜けてしまった

そのままその位置で、ペタンとkneelの体勢になって動けなくなってしまった

しろせんせー

なんっ…で…

しろせんせー

はぁ…

しろせんせー

身体…おかしい

なぜだか分からないが、自分の身体が自分のものでは無いような感覚

コマンドを使われてるわけじゃないのに、コマンドに従っている時のような…不思議な感覚だった

ガチャっ

寝室のドアが開いて、上半裸にズボンだけ履き、タオルで頭を拭きながらニキが入ってきた

俺の姿を見ると、一瞬驚いたように目を見開いて動きを止めたかと思うと、次の瞬間にはフワッと蕩けるような甘く優しい笑顔を浮かべていた

ニキ

ボビー

ニキ

ふふふ

ニキ

いい子で待ってたんだ

ニキ

偉いね

しろせんせー

ニ…キ

しろせんせー

俺…

ニキ

come

しろせんせー

あっ

優しい声で発せられたコマンドに、俺は甘い痺れを感じながら従った

目の前まで来た俺に、満足そうな笑みを浮かべたニキは、俺を優しく抱きしめゆっくりと頭を撫で始めた

ニキ

いい子

ニキ

ふふふ

ニキ

今、すごく可愛い顔してる

しろせんせー

ぁ…なにいって…

ニキ

ほら…見てみなよ

そう言って導かれたのは、いつも出かける前に見る姿見の前だった

そこに映るのは、首筋から顔まで真っ赤に染っていて、瞳を潤ませ物欲しそうに口を開いて居る俺の姿だった

しろせんせー

やっ…

ニキ

だめ…

ニキ

look

ニキ

よく自分の姿見て

ニキ

俺とプレイするのを身体中で期待してる姿

しろせんせー

ぁ…はずかし…

ニキ

かわいいよ

鏡越しに俺を見つめるニキの目は優しくてそれだけで胸が激しく高鳴っていくのを感じる

ニキ

ねぇボビー?

しろせんせー

なん…や?

ニキ

どうして欲しい?

しろせんせー

え?

ニキ

触って欲しいところ言って?

しろせんせー

なんで?

ニキ

ふふふ

ニキ

なんでって

ニキ

どうせなら気持ちよくなって欲しいけん

ニキ

おしえてや

しろせんせー

そんなん…しらん

俺が目を逸らして小さい声で言うと、ニキはずっと目を細めて笑った

ニキ

経験豊富なのに

ニキ

分からんわけなくない?

しろせんせー

それは……

ニキ

say

しろせんせー

っ……

ニキ

ほら言って……

ニキ

何して欲しい?

ニキのコマンドが優しく頭に響く

しろせんせー

キス……

しろせんせー

キスしてほしい

ニキ

ふふふ

ニキ

可愛い

ニキ

こっち見て

しろせんせー

ん……

ニキの声に導かれるように向かい合わせになる

そっと顎に手を添えられて、優しく唇を重ねられた

チュクッ……ピチュクチュクチュレロレロ……チュプッ

しろせんせー

んぁ……

ニキ

必死じゃん……

しろせんせー

んんっ……

ニキ

キス……

ニキ

気持ちいいね

しろせんせー

ぁ……

チュプッ

しろせんせー

やぁ……

しろせんせー

もっと……

ニキ

ふふふ

ニキ

じゃあ

ニキ

ベッドにいこうか

俺がベッドへ導くと、ボビーは熱にうなされたような顔で従った

そして、何も言っていないのに自ら服を脱いでベッドに横たわり、ジッと俺を見つめてきた

ニキ

ふふふ

ニキ

いつもそうなの?

しろせんせー

ちがっ……

しろせんせー

こんななるん

しろせんせー

初めてや

まるで待ての状態で待っている子犬のように、瞳を潤ませて待っているボビーが可愛くて仕方なかった

ニキ

さぁ……

ニキ

俺の事見てて……

ニキ

誰に気持ちよくされてるのかを

ニキ

ちゃんと見て……

しろせんせー

ぁっ……

俺は、固くなって主張を始めていたボビー自身に手を伸ばした

クチュッ……グチュグチュグチュ

ニキ

ふふふ

ニキ

すごい音……

ニキ

めっちゃ溢れてるやん

しろせんせー

んぁぁ……

しろせんせー

いわなっ……

ニキ

ほら……

ニキ

どう?

ニキ

教えて……

しろせんせー

んぁぁぁ

しろせんせー

きもちっ……

しろせんせー

ソコ触られるん

しろせんせー

めっちゃ気持ちいい……

ニキ

ちゃんと言えたね……

ニキ

いいこ……

俺が空いている手で頭を撫でると、ボビーの顔がいっそう蕩けたようになった

しろせんせー

ぁっ……ビクッビクッ

しろせんせー

んんっ……

ニキ

ははっ……

ニキ

もしかして……

ニキ

軽くsubスペはいった?

しろせんせー

わかんなっ……んん

軽い痙攣を繰り返して、焦点の合わない目で俺を見つめている

ニキ

こっちも……

ニキ

あー前から垂れたやつで

ニキ

すんなり俺の指を咥え込む

グッ……ツプッ……ニュプニュプニュプ

しろせんせー

んぁぁぁ……

しろせんせー

ぁぁぁ……ん

しろせんせー

やっ……

ニキ

すっご……

ニキ

指食いちぎられそう

しろせんせー

やっ……

しろせんせー

もっ……で……

ニキ

んー?

ニキ

イきそう?

ニキ

いいよ……

全身をビクビクと痙攣させて俺にしがみつくボビーに、俺はそっと耳元まで口を持っていき、低い声で囁いた

ニキ

イケっ……

しろせんせー

んぅ

しろせんせー

ぁっはぁぁぁぁ

しろせんせー

んんんんんん

溜まっていたのか、随分濃い白濁を出しながら、快感のせいで小刻みに震えるボビー

ニキ

いっぱい出せたね……

ニキ

Good

ニキ

偉いよ

しろせんせー

はぁはぁ……

ニキ

ん?

ニキ

どうした?

まだ力が上手く入らないであろうボビーが、ベッドに片足を乗せた状態の俺の前へとペタンと座り込んだ

ニキ

ん?

ニキ

ボビー?

ニキ

どうした?

しろせんせー

俺ばっかり……

しろせんせー

はぁ……

しろせんせー

ぁっ……

しろせんせー

ニキのもおっきく……

ニキ

っ……

固くなっていた俺のモノを取り出して、嬉しそうに頬張るボビー

ニキ

はぁ……

チュプッ……カポカポカポカポクプッ……

ニキ

っ……

ニキ

はぁ……そんな可愛いこと

ニキ

してくれるんだ……

しろせんせー

はぁ……んっ

必死になって俺のを咥えるボビーはもはや俺の言葉なんて聞こえていないようだった

クチュッ……チュポックポクポクポクポ

しろせんせー

んっんっ……

ニキ

はぁ……

ニキ

ボビー……

ニキ

もういいよ……

しろせんせー

んゃっ……

危うく達しそうになって、ボビーの頭をもって引き剥がすと、名残惜しそうに舌を出して悲しそうな顔をしていた

ニキ

ふふふ

ニキ

可愛い……

チュッ

しろせんせー

んっ……

ニキ

ボビー……

ニキ

横になって

しろせんせー

んっ……

この頃には、コマンドを使わなくても全ての言葉に従うようになっていた

大きな瞳は常に潤んでいて、口もだらしなく開かれたままの状態で、少し指が触れただけで体をふるわせていた

完全にsubスペースに入っているようだった

ニキ

見せて……

ニキ

present

しろせんせー

ぁ……

しろせんせー

はぁ……

しろせんせー

やぁ……

膝裏を抱えて、自ら受け入れる場所をさらけ出しているボビー

その羞恥心だけで感じているのか、先端からはトロトロとみつが溢れ続けていた

俺は、ヒクヒクと物欲しそうに収縮を続けるソコに自身をあてがって、ジッとボビーの目を見つめた

しろせんせー

んっはやく……

しろせんせー

ほし……

ニキ

そのまま……

ニキ

動かないで

しろせんせー

やぁ……

膝裏から手を離し、俺の腕にしがみついていたボビーは、俺の言葉でホールドアップ状態になり、熱い視線を俺に向けていた

ニキ

ふふふ

ニキ

可愛い……

ニキ

腰動いちゃってるよ?

ニキ

そんなに欲しいの?

しろせんせー

ほし……

しろせんせー

奥まで……

しろせんせー

ちょ……だい

ニキ

いいよ……

ニキ

一気に奥まで入れてあげる

ニキ

いくよ

グッ……ズズズズズ……ドチュンッ

しろせんせー

かっ……はっ……

しろせんせー

ぁぁぁぁ

ニキ

すごっ

ニキ

奥キツ……

しろせんせー

はっ……はっ……はっ

ニキ

ほら……

ニキ

ちゃんと息して

しろせんせー

ふっ……ぁっ

しろせんせー

きもち……

ニキ

ふふふ

ニキ

いれた瞬間

ニキ

出ちゃってるもんね

しろせんせー

に……き

ニキ

なぁに?

しろせんせー

もっと……

ニキ

くっ……

ニキ

ずるいなぁ……

ニキ

じゃあいくよ

グッ……バチュンバチュンバチュンバチュン……ゴリッ

しろせんせー

ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”

しろせんせー

んんんんん……

グポッ…グポグポグポンッ……ズルル……グポン

しろせんせー

ゔぁ゙っ……

しろせんせー

お"っ

しろせんせー

んぁ"

しろせんせー

ふぅぅぅ

ニキ

あぁ……

ニキ

可愛い……

しろせんせー

ぁっ……ぁぁぁぁ

ニキ

締め付けキツっ……

ニキ

出るよ

しろせんせー

ぁぁぁぁぁぁ

俺は、ボビーが何度目かの絶頂を迎えると同時に、最奥へ熱を吐き出した

プレイ終了後、しばらくしてからリビングへ行くと、ニキがソファに足を組んで座ってスマホを弄っていた

しろせんせー

まだおったんや……ボソッ

ニキ

ん?

ニキ

あーボビー起きた?

ニキ

身体大丈夫?

しろせんせー

いや……

しろせんせー

腰だるいけど大丈夫や

俺の気配を察知したのか、顔を上げて優しく微笑むニキに、なんとも言えない恥ずかしさが込み上げてきて、目を逸らした

ニキ

ふふふ

ニキ

subスペースに入ってくれてたみたいだし

ニキ

満足してくれたっぽくてよかったよ

しろせんせー

え?

ニキ

気づいてないの?

ニキ

フェロモン……

ニキ

漏れてたのが

ニキ

おさまってるよ?

しろせんせー

え?

しろせんせー

ホンマに?

ニキ

ほんまにww

しろせんせー

何してもおさまらんかったのに……

ニキ

そうなの?

ニキ

じゃあよかったね

フワッと笑うニキが、いつもと違って見えてドキドキしてしまった

しろせんせー

(あーそうか)

しろせんせー

(俺……気づかんうちに)

ニキ

……ビー?

ニキ

ボビー?

しろせんせー

ん?あ、なんや?

ニキ

あー戻ってきたww

ニキ

急にぼんやりされてびっくりしたよww

しろせんせー

あーすまんすまん

しろせんせー

で、なんや?

ニキ

俺でサブスペ入れたみたいだから

ニキ

しばらくは大丈夫だと思うけど

ニキ

ちゃんとパートナー探さないとまずいと思うよ?

ニキ

ボビーのフェロモン強かったし

しろせんせー

あー

しろせんせー

その事なんやけど……さ

ニキ

ん?

しろせんせー

頼みがあるんやけど

しろせんせー

聞いてくれるか?

ニキ

ものにもよるww

しろせんせー

嫌や無かったら……

ニキ

うん

しろせんせー

俺のパートナーになってくれへん?

ニキ

え?

しろせんせー

いや……

しろせんせー

他に相手がおったり

しろせんせー

嫌なんやったらええけど

しろせんせー

こんなに満たされたん初めてやから……

しろせんせー

ニキにパートナーになって欲しいなぁって

ニキ

……

目を見開いたまま固まってしまったニキを見て、言ってしまったことを後悔した

自分自身でもさっき気がついた自分自身の気持ち……

閉じ込めておけばよかったと後悔した

ニキ

……come

しろせんせー

っ……

いきなりコマンドを使われて、頭の中が甘く痺れ出す

でもそれは不快ではなく、それ自身がもう快感になっていた

俺は、ニキのコマンドに従って目の前まで行くと、導かれるまま膝の上に座った

ニキ

はぁ……

ニキ

俺でいいの?

しろせんせー

なにが?

ニキ

だから

ニキ

パートナー

しろせんせー

だから頼んでるんやろ?

ニキ

離してあげられなくなるよ?

しろせんせー

ええよ?

俺の肩に顔を埋めて、深いため息をついたニキは、パッと顔を上げて俺の目を見つめた

ニキ

ボビー

ニキ

kiss

しろせんせー

んっ……チュッチュクッ

ニキ

……はぁ

ニキ

いいよ

ニキ

パートナーになろう

ニキ

その代わり浮気はダメだよ?

しろせんせー

当たり前や

しろせんせー

お前以外のコマンド

しろせんせー

気持ち悪くて嫌や

ニキ

ふふふ

ニキ

これからよろしくね……チュッ

しろせんせー

こちらこそ……

この作品はいかがでしたか?

2,102

コメント

9

ユーザー

domsub最高…😇👍💕

ユーザー

とても最高でした!!にきしろのDom/Sub良すぎて幸せな気持ちになりました!!ありがとうございます!

ユーザー

さいこぉぉぉぉ!!!! Dom/Subマジ神、、

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