肌寒い夜に、
年下の男の子とお酒を飲んで 歩いて帰る…
たわいもない話をしながら。
たぶん今までで一番面白いことをしてる
それくらいに気持ちがウキウキしていた
それと同時に、
浮かれすぎないように 精一杯落ち着かせてみる
( …この歳になって、がっかりするのはごめんだから。)
大きな公園に入って中道を歩く
ここを突っ切れば、 家から近いバス停がある
自転車が横を通っていく
気づけば🦊くんは
さりげなく道路側を歩くように気を付けてくれていた
年下のくせに、 そんなところまで気をつけて…
なんだか大切にしてもらっているみたいで心地良い
長い道のりのはずが、
あっという間にバス停に着いてしまい
なんだか2人ともぎこちなかった
ヨンジュン
ヨンジュン
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ヨンジュン
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少し悩んだ。
深みにハマってしまわないか
このままの付き合いでやっていけるか
でも、画面に映った🦊くんの 名前を見ると
思わずにやけてしまう。
恋することも忘れて仕事だけだった女が
偶然出会った年下の男の子と、
また再会して、
しかも連絡先を交換して、
またご飯を食べに行こう、なんて…。
(少しくらい楽しんだって良いわよね?)
( …弟ができたと思えば!)
一生懸命に自分をフォローして
前向きに考えようとする…
なのに
そんな気持ちも知らずに、
🦊くんは容易く心を揺さぶってくる
ヨンジュン
ヨンジュン
ヨンジュン
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ヨンジュン
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ヨンジュン
ヨンジュン
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ヨンジュン
ヨンジュン
ヨンジュン
🦊くんは心配そうな顔をして 覗いてくる
( はぁ…、本当にこの子は…。)
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ヨンジュン
ヨンジュン
ヨンジュン
ヨンジュン
ヨンジュン
ヨンジュン
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🦊くんはウンウン、と頷くと
満足したように微笑んだ。
その顔を見て トキメキそうになったことは
いうまでもなく…
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ヨンジュン
ヨンジュン
お互いが
次の何かを待ち望むような、
そんな別れ。
そして今までの生活から
何かが変わり出した
新しい始まりなのかも
振り向くと、まだ彼がいるから
軽く手を振りかえす
帰り道がこんなに輝いて見えるのは
彼の魔法にかかったからなのかな?
…なぁんて。
*つづく*
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