主
監禁城 フランスの部屋
日本が常任理事国に監禁されて早3日目 フランスが1日フリーとのことで、城の大図書館にて同人誌や漫画、ラノベを広げヲタ活をしていた日本とフランス。
3日後、常任理事国全員が不在になる日の夜に共に逃げようと言われた。
空気を読んでその場で了承した日本は フランスに抱きかかえられ、部屋に帰ってきた
きぃぃぃぃっ… パタンッ
フランス
フランス
フランス
長い銀色の睫毛の間から覗く紫色の瞳は黒く沈んだ靄がかかる。 最早、彼は日本に心酔し尽くしており 自分の世界に囚われているようだった。
日本
スルッ…
フランス
フランス
サワサワッ…
スルッ…
日本
日本
フランスは日本のドレスの裾を捲り、 覗かせた素肌に指を這わせながら小さく震える日本をただ官能的に見つめ…
フランス
フランス
フランス
スルッ… ハラリッ…
日本
フランスは日本のドレスの背のリボンを解き、胸元をはだけさせた
真っ白な素肌を熱のこもった瞳で 見つめるフランスを呆然と見ていた日本の視界に映ったのは…ベレー帽の黒
カリッ…
日本
チュ…ペロペロックリッ…グリュッ…
日本
フランス
フランス
フランス
フランス
フランス
フランス
チュ…ペロペロックリッ…グリュッ…
日本
フランス
フランス
日本
フランス
フランス
フランス
日本
フランスの先程の色欲めいた妖艶な 眼差しと打って代わり、怒りの色を 帯びた光の無い瞳を日本に向けていた。 また声色にも少しドスが加わり、日本の返答次第では声を荒げる可能性があるほど不機嫌であることが伝わる。
ベェー…
日本は恐る恐る舌を差し出した。
フランス
フランス
そうして日本の舌を器用に絡め取り、 口内を貪るように舌を這わすフランス
気づけば時刻は13時過ぎ。 日本はフランスのキスの猛勢に気絶してしまった。
「日本様、お久しぶりです。」
日本
「日本様、私この城を1人、散策を 続けていたところ…」
「あなた様を助けに来た皆様がこちらへ向かっています。」
日本
日本
「ええ…ドイツ様、イタリア様、 フィンランド様、台湾様、 そして陸海空様、にゃぽん様…」
「前線にはこの8名の方ですが… スウェーデン様、ポーランド様、パラオ様…その他卍様、イタリア王国様と たくさんの方がバックにいらっしゃいます。」
日本
「先程、スマホを取り返されたよう ですね。」
日本
日本
「お見事です。 ただ、私の独り言になるのですが…」
日本
「その首や腕、足首についたアクセサリー類は小型ながら精巧なGPS付きのものです。」
「外されたほうが救援に来てくださる方にも良いかもしれません。」
日本
「救援の方々はまだ出発されたばかりで、しかも慎重に進んでおります。 到着までおおよそ3日ほどかかると 予想されます。」
日本
「左様。ただ先程フランス様から言われておりましたよね? 一緒に逃げようって…」
日本
「彼ら常任理事国にとって、あなたが彼らにとって裏切りととる行為をした場合…」
「最悪、救援組と あなたを殺します」
日本
日本
「震えないで日本様…。 要は常任理事国の皆様に気付かれないように振る舞えばよいのです。
日本
「私の案はこれです。」
「まずは日本様がこれからの3日間、 大変ですが常任理事国の皆様と信頼関係を築いてください。」
「そうですね……。 たくさん甘える、おねだりをする、 各国の言語でぎこちなく話す、 形だけでも行為に積極的になる… ざっと考えてこんなもんですかね。」
「そして蕩尽しきった常任理事国の警戒心を使い物にならないようにして、 その隙にダミー人形でも用意して 逃げて、国連様に常任理事国を隔離してもらいましょう。」
日本
日本
「勿論許されません」
日本
日本
「勿論、救援組には怒りと嫉妬からくる気持ちで… あなた様は永遠に傍に置くための目的で手に掛けるということです。」
「最近、ここ数日で妙な違和感ありませんでした?」
日本
日本
「それは常任理事国の皆様があなた様の食事や飲料にこっそり仕込ませている 「栄養剤」のせいです。」
日本
「正確には多言語を話したり、難しい計算をスラスラできたりと脳の潜在能力を引き出す薬です。」
日本
「この行為も全て常任理事国の皆様が あなた様を「完璧な花嫁」に仕上げるための準備の1つに過ぎません。 呼び方とか強制してましたのもその一環です。」
日本
「この染め上げ行為もいくら国化身のあなた様とはいえ、長く続ければ本当に 常任理事国の花嫁に…しかも 自我の無い傀儡になってしまいます。」
日本
「でも食事や飲料を拒否すると怪しまれます。どうしたら…」
日本
日本
「…………」
「承知しました。 私は霊体で、あなた様とは意識が眠りの中でしか話せないのですが、 応援しておりますし、私は味方です。」
「では…」
フゥッ
日本
日本
同 キッチン&ダイニング
フランス
フランス
フランス
御機嫌よう、フランス様。
フランス
お料理中に失礼します。 あの薬…今お作りされてる昼食にも 混ぜてますの?
フランス
フランス
フランス
フランス
あなた様って、日本様のことを一番の 友達という立ち位置に居続けたにも 関わらず、意外に支配欲…というか独占欲強いのですね…。
フランス
私は日本様に執着はしておりません。 ただ、いつまでもモジモジしているあなた様のお背中を押したまでですよ。
フランス
フランス
フランス
君でしょ?
「流石…当事者じゃなかったのに よくお分かりで…」
フランス
「イギリス様にお伝えしたはずが いつの間にか全員使ってるのですから 驚きです!」
フランス
フランス
フランス
フランス
フランス
フランス
フランス
「………………」
「やはり馬鹿だわ。」
「今、宝石って!?シルクって!? しかも見る限り、何度も違う服を作ってるようね!」
「フランス様…あなた様だけではない!全員が今こうやって日本様への愛が、気持ちが国力を削っていることに気付いてない!!」
「アッハハハハハハ!!!」
「いい気味です。 独占欲からお互い張り合うように 日本様に貢いでるようですし、 時期に滅びますね!」
「さぁ…共に潰し合えば良い…。」
コメント
2件
満洲国さんブリカスさんにそんな事教えてたのか……あのイギリスさんが周りに教えるなんておかしい((
待ってましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!( ・́∀・̀)グヘヘもっともっと祖国様を取り合って欲しいですね……(? それに、祖国様反応めためた可愛すぎますね,,,続き待ってます(^q^)