この作品はいかがでしたか?
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次の話を楽しみにしています!
Mai/まぃ
Mai/まぃ
私は、暖かいぬくぬくお布団に潜って朝を迎えた
メル
メル
そういいながら、メルは私が寝てる布団の上で揺すっている
Mai/まぃ
Mai/まぃ
Mai/まぃ
そういいながら、私はぬくぬくお布団を頭から被る
小さい頃からもそうだったけど
今でも、私は朝が苦手だった
メル
メルちゃんに急かされて
私はゆっくりと起き上がった
Mai/まぃ
Mai/まぃ
私は、すぐ横にあるスマホを手に取る
時間はすでに、8時を回っていた
メル
私とメルは、暖かい薪ストーブの近くで机を囲み
作りたてのピザトーストを頬張っていた
Mai/まぃ
そう__このピザトーストは、私の手作りだ
メル
材料はリュックに入っていた『食パン』と『市販のトマトケチャップ』に『チーズ』をのせたやつ。
…んまぁ、ピーマン乗せてないから、実質は『ただのトマトチーズパン』だけど…
Mai/まぃ
Mai/まぃ
この家は、空き家のためオーブンなんかない
薪ストーブに当たりたいなぁ…と思っていたら
メル
そして、私とメルはひたすらピザトーストを頬張った__
Mai/まぃ
Mai/まぃ
部屋の中から、外の景色を見ていると
たくさんのカボチャや、小さなお菓子箱が見えた
メル
メル
メルはそういいながらキャンディーを舐める
Mai/まぃ
私は机に置いてあったコップを取り、少しずつ飲み物を口に含む
メル
そして、メルは私の手をとって…
メル
メル
Mai/まぃ
私はメルに連れられて外に向かった__
Mai/まぃ
Mai/まぃ
外は、イルミネーションとかぼちゃの置物、お菓子箱がたくさん置いてあった
メル
Mai/まぃ
辺りを見渡して 私はそう言う
メル
メル
メル
なんと、ここにおいてあるお菓子は全て、本物らしく
無料で食べ放題らしい
Mai/まぃ
Mai/まぃ
メル
メル
無料で食べ放題…
まさに夢の国だ
メル
Mai/まぃ
お菓子好きな私とメルは
一目散にお菓子を食べに向かった__
Mai/まぃ
Mai/まぃ
私たちがお菓子を堪能している所で
急に日は陰った
メル
メル
メルは私の手を握る
一体、これから何が行われるんだろう
???
Mai/まぃ
私のすぐ後ろから声が聞こえる
私はすぐに後ろを振り向く
しかし、私の体はすぐに動くことが出来なかった
???
もう少しで捕まりそうだったその瞬間__
Mai/まぃ
メル
体が少し軽くなった__
Mai/まぃ
Mai/まぃ
Mai/まぃ
Mai/まぃ
私の隣を見ると…
Mai/まぃ
私は、メルの体を優しく揺する
メル
Mai/まぃ
メルは、頭の打ち所が悪かったのか
意識がない状態だった__
???
???
???
そして、声が聞こえる方角を見る
…私より少し大きくて
もふもふな毛並みをしている狼だった
???
Mai/まぃ
私は、メルを落とさないようにぎゅっと抱きしめる
???
タフウルフ
そのもふもふな毛並みをしている狼の名前は、タフウルフだと名乗った__
???
と、狼は言った
Mai/まぃ
Mai/まぃ
???
???
???
かなりのカタコトだけど…
一応は聞き取れる
Mai/まぃ
???
《1日目について》 ゲーム開始直後にオバケが探索を始める。 3分間 オバケから逃げ切ること ※新要素 30秒経過するごとに、1体ずつオバケが増える 仲間を救出したり、ランタンを使用出来るのは3分間の1回だけ。 ○ニンゲンの勝利条件➩3分間 3体のオバケから逃げ切ること ○オバケの勝利条件➩仲間と協力して、3分以内にニンゲンを捕まえること
Mai/まぃ
???
???
…なるほど、そういうことか
Mai/まぃ
Mai/まぃ
私は、メルを抱き抱えてその場を離れた__
???
ニゲキレルカ…?
私たちは、広場の中央から少し離れた所に隠れていた
体力がない私がメルを運ぶのは、かなりの体力を強いられる
だから、私はメルが起きるまでここで見守ることにした
メル
メル
メル
Mai/まぃ
私は、メルの体を支える
メル
すると、メルは私にひとつの灯りを照らした
Mai/まぃ
Mai/まぃ
メル
メル
私がメルから借りたのは
カボチャの形をしていて、薄いピンク色で照らされてるランタンだった
Mai/まぃ
メル
メル
メル
分身ってことは、瓜二つってことだよね?
メル
Mai/まぃ
ランタンを使えるのは、3分間の1回だけなんだ…
〜1分半経過〜
タフウルフ
タフウルフ
メル
Mai/まぃ
私とメルは、ハロウィンに包まれた
静寂な街を疾走した__
Mai/まぃ
Mai/まぃ
Mai/まぃ
私は、息切れを起こしながら後ろを確認する
幸い姿は見えない
メル
メル
私と同じ距離を走ったメルは
全くヘトヘトしていない
Mai/まぃ
Mai/まぃ
Mai/まぃ
Mai/まぃ
私は、動けずに座り込む
メル
メル
たしかに、この世界に入って
ほとんど走った気がする
Mai/まぃ
ようやく動けるようになった私が立ち上がると
メル
メル
メルは私の手を握り
メル
時間を見たところ、今は1分半を過ぎたところだ
タフウルフ
メェータン
後ろには、タフウルフと新しいオバケが追ってきていた
メル
Mai/まぃ
私とメルはすぐに立ち上がり、その場を離れた__
私とメルが全速疾走で走っていると
ハナッチャ
ハナッチャ
前からは、カボチャのようなオバケが道を塞いでいた
Mai/まぃ
後ろを見ると、先程の2体のオバケが追ってきていた
メル
私たちの手には、1つのランタン
一体、どうすればっ…
タフウルフ
オバケ達はジリジリと近付いてきている
Mai/まぃ
Mai/まぃ
Mai/まぃ
Mai/まぃ
私は、別のエリアにいる2人に問いかける
…だけど、返事は聞こえてこない
Mai/まぃ
私は、捕まるのを覚悟して
私は目を閉じた__
Mai/まぃ
Mai/まぃ
Mai/まぃ
私が目を開けると__
オバケ達は怯んでいた
Mai/まぃ
Mai/まぃ
私はメルの方を見る
メルが握っているランタンには
メル
光は灯っていない
メル
メル
ランタンしかないんだって
メル
メル
メル
メルはそう言った
私は、怯んでるオバケに重ねがけをした
メル
メル
メルがそう言うと、ランタンから分身が出てきた
メル
Mai/まぃ
私たちは、分身の反対側に逃げ続けた__
タフウルフ
私たちが後ろを振り向くと、先程追いかけてきていたオバケが追ってきていた
Mai/まぃ
体力も底を着きそうなほどまで、追い詰められてしまった
今、ここで休憩したら…確実に捕まってしまう
メル
メェータン
正直、分かりたくもない
ハナッチャ
ジリジリと追い詰められていく
一体、どうしたら…この危機的状況を脱出できるのっ…?
メル
不意に名前を呼ばれた私は、びっくりした
メル
メル
Mai/まぃ
メル
メル
メル
そう言うと、メルは私と反対側に向かって歩いていった
Mai/まぃ
そして、私は野宿していた家に向かって歩き出した__
Mai/まぃ
Mai/まぃ
Mai/まぃ
鬼ごっこが終わって約2時間
私は、メルが無事に逃げ切ったのか
とても不安だった
Mai/まぃ
時計の針は、21時を指している
Mai/まぃ
Mai/まぃ
Mai/まぃ
Mai/まぃ
TubasaくんやRuiくんの行方も、未だに分からないままだ
Mai/まぃ
Mai/まぃ
お姉ちゃんが作ってくれたライングループチャットを開いてみた__
〜5人組チャット〜
Mai/まぃ
私は、キーボードをスライドさせて文字を打ち始める
Mai/まぃ
私はすぐにスマホを閉じた
キッチンでお皿を洗っていると…
メル
メルが帰ってきた
Mai/まぃ
メル
メル
ちびオバケって…あのオープニングの…?
私は、頭を悩ませる
メル
Mai/まぃ
Mai/まぃ
Mai/まぃ
私は、作り置きしていたご飯をレンジで温める
Mai/まぃ
メル
メル
メルちゃんは、1口ずつ小さく切って口に運んでいく
メル
メル
メル
いつもより遅めの晩ご飯を食べていた時のこと
Mai/まぃ
メル
誰かに認められたなんて、初めての経験かも知れない__
ご飯を食べ終わって、つかの間の休憩の時
私は、メルに話すことにした
Mai/まぃ
Mai/まぃ
私は、メルにそう話す
メル
…そして、私はこう決めた
絶対に、この世界から生きて脱出して夢を叶えるんだ…と___
メル
Mai/まぃ
メルが寝ると、本格的に考えた
絶対に、ここから無事に逃げ切ってみせる…と
Mai/まぃ
2日目に続く__