人生

傍から見たら愛され末っ子

愛されてるのは本当

そう、兄弟には

理不尽な両親

言葉の暴力、行動の暴力

優しい兄弟

両親の裏の姿を知らない

まだ幼い俺

謝ることしか出来ない

この一言にどれだけの感情が隠れているのか、 知らないだろうね、

たくさんの感情を混じって、重なり合って、 もう分かんないや

ぴぴｯ、ぴぴｯ

午前4:30 枕元の憂鬱な音で起きる

目を擦りながら体を起こす

クローゼットを開けると、兄弟達が買ってくれた大量の服

その中から適当に手に取り、着替える

ランドセルを開き、持ち物を確認する、

終わると、顔を洗いキッチンへ向かう

誰もいないことを確認し、コップ一杯の水を口に含む

キッチンからそっとリビングを覗くと、 机の上に7つ湯気の見える料理が並んでいた

5人ともおはよう.ᐟ‪今日も早いわね

ぞろぞろとやって来て、バラバラに挨拶をした

赤くんは?まだ?

えぇ、まだ寝てるわ。

まだ小学生だもの、そんなに早く起こしちゃ可哀想よ

そんな会話を聞いながら、はっとした、 あぁ、、もうそんな時間か、

やばい、早く学校行かなきゃ、

部屋にそっと戻り、荷物を持って窓から外に出た