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お母さん
雪見羽 結乃
雪見羽 結乃
私が目覚めたのは、 知らないベッドの上。
そして、私の名前を呼ぶお母さんは 私の知らない女の人だった。
雪見羽 結乃
お母さん
雪見羽 結乃
そんなはずはない。 女子高生の娘を持つお母さんが、 こんなに若いわけ……
雪見羽 結乃
雪見羽 結乃
やけに視線が低い気がする。 この世界の成人女性って2メートル ある人も結構いるのかも。
お母さん
お母さん
お母さん
雪見羽 結乃
そうか。 私は本当に幼女になったのか。
幼稚園には恐らく親と行くから 道もそこで覚えればいいか。
お母さん
雪見羽 結乃
私は無邪気なふりをして 返事をした……
パタン
ドアがそんな音を立てて閉まり、 部屋には私一人となった。
雪見羽 結乃
私はあちこちに視線を行かせながら人生のヒントとなるものを探そうと した。
雪見羽 結乃
仕事机や本、ベッドがあり、 私はまだ小さいので 両親と寝てるのだろう。
私は大きな窓を見ると、そこから 新しい世界の景色を見た。
雪見羽 結乃
私が今暮らす街は、前世暮らしていた街とはガラッと雰囲気が変わっていた。
雪見羽 結乃
ただカレンダーの年は2014年だし 道路や交通もあるので 実際は中世じゃないかもだけど。
私はおいてあった服に着替え、 急いで朝ごはんを食べに行った。
お父さん
お父さん
キッチンに行くと、パパらしき 男性が話しかけてきた。
雪見羽 結乃
テーブルには3脚の椅子がある。
おそらく私以外に子供はいないんだろう。だから若いのか。
雪見羽 結乃
そう、目の色が変わった。
私は前世は純日本人だったので 黒い髪の毛と黒い目の容姿。
名字も前世の平凡なものではなく、 雪見羽(ユキミバ)という 聞いたこともない名字。
雪見羽 結乃
雪見羽 結乃
眼の前の目玉焼きを食べながら、 私はこれからこの世界で どう生きていくかを考えていた。
お母さん
雪見羽 結乃
どうやら私達の隣には モニカちゃんという女の子が 住んでいるらしい。
お父さん
お父さん
雪見羽 結乃
それにしてもすごいな。 モニカちゃん。
雪見羽 結乃
お母さん
お母さん
お父さん
お父さん
雪見羽 結乃
そうか。そもそも私の人生は 途中からだ。
だから私の知らないうちに 仲良くなった人たちも いるということか。
雪見羽 結乃
ボロを出さず、私の中身は 高校生ということも悟られない 為には、それが1番良いだろう。
雪見羽 結乃
やけに周りの人達、髪の色がカラフルだな。
雪見羽 結乃
モニカ
悶々と考えてる私のところに、 美少女が話しかけてきた。
雪見羽 結乃
雪見羽 結乃
生で見ると、本当に可愛かった。
芸術品と思ってしまう域の美しさも 彼女は持ち合わせていた。
モニカ
モニカ
モニカ
雪見羽 結乃
雪見羽 結乃
雪見羽 結乃
雪見羽 結乃
雪見羽 結乃
少しだけごまかすような言い方に なってしまった。
私は恐る恐る、モニカの反応を 見る。
モニカ
雪見羽 結乃
個人的に、幼児らしい言葉を選んで 話していたつもりだけどな……
モニカ
モニカ
そう言って笑う彼女は、 揶揄抜きで本当の天使のように 愛らしく見えた。
雪見羽 結乃
今の私の顔は、おそらく リンゴのように真っ赤だろう。
しかしこんな美少女に笑顔を向けられたら、私も流石に 照れてしまう。
雪見羽 結乃
モニカ
雪見羽 結乃
モニカ
モニカは優しく笑うと、 エメラルドのような目を伏せた。
モニカ
雪見羽 結乃
モニカ
モニカ
モニカ
モニカ
雪見羽 結乃
私はその場で目を伏せてしまった。
雪見羽 結乃
私は女で、異性愛者だ。
しかしこれはあまりにも反則。 モニカは幼いが、自分の武器は 何たるかをもう理解してるのか。
雪見羽 結乃
恐らくモニカは、私がこんな ロリコンじみたことを考えて いるなんて 思ってもないだろう。
そんなことを思ってたときだった、
??
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