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先輩が好きなんです。

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先輩が好きなんです。

5 - 先輩が好きなんです。第5話

♥

204

2019年04月28日

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今日いよいよ体育祭✨

でも、あれから美奈とは口を聞いてない…

目が合ってもそらされて…

学校も一緒に行ってない…

安江真菜

【そりゃ~そーだよね、私が悪いんだから、私のせいで美奈怒ちゃった…⠀】

安江真菜

【でも、今日が私の勝負の日!⠀】

安江真菜

【それで、ちゃんと美奈と話さないと…!!⠀】

イケメン君

お~い辞めろよ~

イケメン君

あはははは

イケメン君のお友達

お前やっぱりモテるな~!

イケメン君のお友達

羨ましいぜ~

イケメン君

別に

イケメン君のお友達

うわ、冷めてるな~

ドキッ

安江真菜

【い、イケメン君だ、⠀】

安江真菜

【こっちに来る!!!!⠀】

ドキッドキッドキッドキッ

安江真菜

【うるさいっ!⠀】

安江真菜

頼むから心臓の音静まれ~!!!

慌てて口を抑える!

安江真菜

【やっば、、声に出ちゃった…⠀】

イケメン君がこっちを見た…

目が…合った…

イケメン君

ギロッ

安江真菜

え…

私の横を友達と話しながら通り過ぎていく…

い、今一瞬睨まれたような…

安江真菜

気のせい…だよね…

橋本由紀

真菜~!

橋本由紀

どこ行ってたの~?

安江真菜

あ、

安江真菜

ご、ごめん、

安江真菜

トイレ行ってた…

橋本由紀

笑笑

橋本由紀

そーだよね、

橋本由紀

今日は、話しかけるんだもん、緊張するよね…

安江真菜

う、うん、

橋本由紀

話しかけるんだよ?

橋本由紀

絶対に!

安江真菜

うん!

安江真菜

もちろん!

安江真菜

で、美奈に報告するつもり

安江真菜

今日こそ仲直りしないと…

橋本由紀

だね…

橋本由紀

まぁ~怒ってるわけじゃないんだろ~けど…

安江真菜

え?

安江真菜

なんて言った?

安江真菜

ごめん聞こえなかった…

橋本由紀

ううん!独り言!

橋本由紀

それよりなんて言うか決まってる?

安江真菜

い、いや、それがなんて言ったらいいか考えなんだけど…

安江真菜

やっぱり怖くて

橋本由紀

嫌われたくないから?

安江真菜

そ、そう、

安江真菜

じ、実はね…

安江真菜

さっき、イケメン君に会ったの…

橋本由紀

え、マジ?

安江真菜

うん、

安江真菜

私の勘違いかも知れないけど…

橋本由紀

うん、

安江真菜

睨まれたような…気がして…

橋本由紀

え、

橋本由紀

なんで?

橋本由紀

なんか言ったの?

安江真菜

それがこ、声に出ちゃって…

橋本由紀

なんて言ったの?

安江真菜

あ、覚えてないや…笑

橋本由紀

あはは…

橋本由紀

気のせいだよ、

橋本由紀

噂はいい人だって聞いてるし

安江真菜

うん、

安江真菜

そーだよね、

橋本由紀

ほら!

橋本由紀

自信持って!

安江真菜

うん!

安江真菜

頑張る!

橋本由紀

うん!

橋本由紀

頑張れ💪

安江真菜

うん、!

安江真菜

ありがとう~!

9時30分

アナウンス

続いての競技は…

アナウンス

借り物競走です~。

アナウンス

借り物競走に出る生徒は直ちに整列してください。

橋本由紀

借り物競走じゃん~!

安江真菜

そーいえばイケメン君何に出るんだろ…

橋本由紀

わかんないけど…

安江真菜

借り物競走に出たら、私を連れて走って欲しいな~うふふ…

橋本由紀

キモすぎ

橋本由紀

笑笑

安江真菜

いいじゃん!!!

安江真菜

別に!

安江真菜

どーせ私なんて誰も借りてくれませんよ~だ!

橋本由紀

はいはい、

橋本由紀

そのネガティブ思考どうにかしようね~

安江真菜

べ、別にネガティブなんかじゃないし…

橋本由紀

あ、!

安江真菜

な、何?

橋本由紀

あれって…

橋本由紀

イケメン君じゃない???

安江真菜

え、嘘??

由紀が指を指す方向を見ると…

そこにはイケメン君がいるじゃありませんか!?

安江真菜

(」゜ロ゜)」マジカヨ。。。。

橋本由紀

( ˙꒳˙ )マヂデス

安江真菜

か、か、か、

橋本由紀

か?

橋本由紀

かが何?

安江真菜

か、カッコイイーーーーーー!

橋本由紀

はいはいそーですね~

橋本由紀

真菜のイケメンって言うのがいまいちよくわからん…

安江真菜

嘘だ~

安江真菜

あれはどう見ても、イケメンだと思うよ?

橋本由紀

はいはい、良かったですね~

アナウンス

さぁ~さぁ~やって参りました~!

アナウンス

今年は誰が1位の座を獲るのか!

アナウンス

いちについて…よ~~い…

アナウンス

ドン!!!!!!!

それと合図に皆が一斉に声を上げた…

私はイケメン君に頑張ってって言いたい…

けど、イケメン君は私なんて眼中になくて…

橋本由紀

あ、次じゃん…

橋本由紀

イケメン君

安江真菜

うん!

橋本由紀

叫ぶの?

安江真菜

(( ̄▽ ̄;;)ア、ハハハハ…

橋本由紀

何…その反応は…

安江真菜

いやだって赤の他人に、応援されたって嬉しくないでしょ?

橋本由紀

……いや~わかんないけど…

橋本由紀

あ!イケメン君走ってる!!

安江真菜

え、?

安江真菜

どこ?!

安江真菜

あ!カッコイイ!

安江真菜

ヤバすぎ~!

安江真菜

イケメン君って足速いんだね!

安江真菜

最高!!!!!

安江真菜

イケメン君~!

安江真菜

୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧

安江真菜

見てよ!あれ~!あれのどこがイケメンじゃないって言うの~?

安江真菜

ねねぇ~?

ふっと見ると、隣にいるはずの由紀が消えてた…

安江真菜

嘘でしょっっっ~?

安江真菜

1人ではしゃいでたじゃん!

安江真菜

もうっっっ!

私は、これからもあの人を眺めるだけなんだろうな…

この距離は縮めることは出来なくて…

ただ、遠くから目を輝かして見るだけで

手に触れられない…

あの人の目の奥に私は映らないんだ…

でも、いつか、私が映って欲しい…

誰にもとれられたくない…

先輩が好きだから…

先輩が好きなんです。

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