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ブクマ失礼しまーす!
最後の一言大共感
ーーーーーーーーーー【注意】ーーーーーーーーーー 今回のお話は夏祭り関連です。 橙赤!!
〜余談〜 夏祭りいきたい。
以上、余談でした
それではどうぞ
☘祭りの願い☘
いつもとは違い 今日は夜でも賑やかだった
その理由は
今日が夏祭りだから
屋台が並び、みんな浴衣を着てる
女の人は髪を丁寧に結っていた
俺と橙くんも浴衣だった
赤
橙くんが嫌いなわけではないけど、いつもの癖で橙くんに冷たく当たる
むしろ、特別な意味で好きなのに
橙
赤
俺達のほか、青ちゃん、黄ちゃん、桃ちゃん、紫くんが来るはずだった…
なんか予定できたから〜って4人全員来なかったんだよ!?
絶対うそじゃん!!
赤
橙
赤
橙
赤
赤
橙
橙くんが俺の頭を撫でようとした (払い除けたけど)
だって買ってもらえるんだよ!?
頷くでしょ!!
赤
赤
橙
赤
橙
上目遣いでおねだりすると、頬を赤らめて頷いてくれた
橙くんって可愛い顔に弱いのか…
よし、これから上目遣いしまくろう
橙
赤
橙
橙くんは俺の言葉を遮って 屋台に行く
橙
赤
俺はりんご飴にかぶりつきながら、橙くんの隣を歩く
赤
さっきから色んな人にぶつかるし
赤
はぐれても、おかしくないかも…
橙
そう言うと、橙くんは俺の手を掴んで引っ張った
赤
これって、俺
橙くんと手、繋いで…!?
橙
赤
やばい、恥ずかしい
でも、
赤
赤
このまま離さないでほしいのに
赤
素直になれないから
橙
ぱっと手を離されて
自分で言ったくせに、握られていた手を見つめた
さっきより少なくなったと言っても、まだ多い方だ
前からきた3人組にぶつかりそうになったから避けたつもりが
赤
足を踏まれた
相手は気づいてないし
この人数だから仕方ないとは 思うけど…
赤
アイツ歩くの速いんだよ、!
橙
橙くんは待ってくれたけど
赤
片脚を引きずりながら、 橙くんの元へ行く
橙
赤
ごめん、と言いかけたら
俺は背負われた
橙
橙
赤
橙
有無を言わさず、橙くんは 歩き出す
手を離すと落ちてしまうので、橙くんの背中につかまる
赤
お、俺変態みたいじゃん!!
てか、おんぶ嬉しい…
だから!変態かっ!!
1人で百面相して
最終的に橙くんの背中に顔を埋めた
橙
と、連れてこられたのは
屋台や人が少ない
土手だった
赤
赤
俺は橙くんに下ろしてもらい、 土手に座る
橙
赤
赤
好きな人とふたりきりで見る花火…
そう考えると、自然に顔に熱がのぼる
橙
赤
橙
赤
そう言って笑い飛ばしたけど
俺も…願っちゃおうかな
橙
そういえば、夏祭り行くのも
橙くんに誘われたから何だった…
赤
橙くんは俺をメンバーとしか思ってないってことか…
まぁ、あんな塩対応されてたらね…
なんて、1人で考えていたとき
ドン!!!!
赤
花火が打ち上がった
大きな音に驚いて、声を上げる
橙
赤
それを始めに、どんどん打ち上がる
赤
好きな人と末永く、 か…
俺は、まず素直になることから始めなきゃな
しばらく無言で花火を見ていたら、橙くんが口を開いた
橙
赤
花火ははじまったばかりで、
まだ続く
橙
赤
好きな人いるのに俺と来たの?
他の4人来れなくなったの知ってたのに?
赤
なんか、告ってないのに振られたような…
橙
橙
赤
ハートや星、顔のマーク
形のある花火にはしゃいでしまう
赤
橙
赤
赤
それからしばらく時間が経った
花火はクライマックスを迎えようとする
橙くんとは他愛ない会話をした
橙
赤
急に名前を呼ばれ、 橙くんの顔を見る
橙
モゴモゴと喋るくんは、いつもの橙くんとは程遠かった
赤
橙
なんて、急に自分を責め始めた
赤
何故か俺の顔を見つめ、百面相する
橙
橙
『赤が好きや。』
赤
赤
急展開すぎない!?
ドッキリ!?
赤
俺はバカだから信じかけたじゃん
橙
赤
橙
なんなら男同士だし?
てか、男に告白されて照れてる俺って…
橙
赤
だって!!だってさ!!
橙
髪をワシャワシャとかき、
そう嘆く
赤
赤
……?
何いってんだ俺ぇぇ!?
ばっかじゃないの?絶対からかわれるぅ……!
急いで顔をそらす
橙
赤
絶対顔真っ赤だもん
何であんなこと言っちゃったんだろ
橙
赤
手を握られ、絶対に真っ赤な顔を 向ける
橙くんの頬に手が触れた
赤
気づくと橙くんとの顔の距離が数ミリしかなかった
橙
間近でそう言ってきて…
赤
さっきまでの事を思い出した
俺、橙くんとキ、キス…!!
赤
本気でするなんて思わなかったし
橙
なんて応えたらいいんだよ
俺だって好きなのに
なんでそんなにバカ正直なの?
今まで悩んできた時間かえしてよ…!
橙
赤
赤
それでも
橙
俺が橙くんを好きなのも、
橙くんが俺に告白してくれたのも
夢でもドッキリでもないのは確かなんだ
この花火を見終えたら、きっと
もう、言えないから
赤
赤
橙
橙くんは勢いよく俺を抱きしめくる
赤
苦しいと言ってるのに橙くんは力を込める
赤
こんな一瞬の時間も
俺にとっては宝物になった
好きな人と末永く
この花火に願いを込めて
没