注:お名前を借りているだけでご本人様には関係ありません 障がいがある方は特に不快に感じてしまうかもしれないです ご理解頂いた上でこのお話を読んでください
そして、吹き出しはほぼ全て『』にしています 紙に書いているという設定ですッ!
では、本編へどうぞ!
ロボロ
『なぁ、お腹空いた』
○○
『オムライス作ろうか?』
ロボロ
『うん』
○○
『ちょっと待っててね』
○○
『出来たよ』
ロボロ
『ありがとう』
○○
…………//////
ロボロ
!?//////
ロボロ
『オムライスに愛してるって……照れる』
○○
『だって愛してるんだもん』
ロボロ
ッ!///
ロボロ
『いただきます』
○○
『いただきます』
ロボロ
『やっぱ美味しいな』
○○
『良かった』
ロボロ
『ご馳走様』
○○
『ご馳走様』
ロボロ
『○○、遊べへん?』
○○
『家事終わってからね』
ロボロ
『分かった』
○○
ッ!?
ロボロ
!?(壁を叩く)
○○
(指を見せる)
ロボロ
『赤切れ……?大丈夫か?』
○○
ッ…………
○○
『こんなの大丈夫だよ』(ニコ)
ロボロ
『そっか』
会話が出来ないのは本当に不便だ。
紙に書くしかないから相手が本当はどう思ってるか分からない。
文に起こすとどうしても素っ気なくなるから 表情を見るしか無いけど……
○○は気持ちを隠すのが上手い。
だから、表情を見ても気持ちを汲み取ることは出来ないのだ。
こういう時はつくづく思う。
こんな身体じゃなければ良かったと……
ロボロ
『ちょっと外行かへん?』
○○
『いいよ』
外に出て新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んだ。
外では紙を使えないからスマホを取り出す。
ロボロ
『ごめん。行くとこあるから家おってもらってもいい?』
○○
『分かった』
○○の表情が暗くなったかと思ったが気の所為だろう。
家に入る○○を見届けてから、ある場所へと足を運んだ。
ロボロ
(壁を叩く)
○○
『おかえり』
ロボロ
『ただいま』
ロボロ
『さっきはごめんな』
○○
『大丈夫だよ』
ロボロ
『これ……買ってきた』
○○
『……ハンドクリーム…!』
ロボロ
『手が荒れてたからさ』
○○
『ありがとう!』
その時、久しぶりに○○の心からの笑顔を見た気がした。