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fu
焦った。
まだ余命数ヶ月だったから…
きっとまだ大丈夫だと思ってた。
fu
fu
もういつ死んでもおかしくないのか。
fu
しばらくなんにも考えれなかった。
それから毎日。いつもより早くkzに会いに行った。
元気に話してくれる日もあれば、子供っぽく話してる日もある。
たまに話しかけてもなんも反応しなくて、 ただぼーっと天井をみてる日もあった。
fu
fu
fu
たくさん、たくさん話した。
忘れられたくなくて、少しでも記憶に残りたくて。
でも、多分覚えられてなかった。
fu
kz
fu
眠そうな声で言われる。
kzに悪気はないのはわかってるけど。
辛い。
kzも辛いのにごめんね
もっと一緒にいたかったけどその日は突然来た。
fu
病院から電話があって、容体が急変したって。 多分今日が最後って。
ピッ…ピッ…ピッ…
fu
kzはまだ寝てて、なんにも異常がないように見えた。
kz
fu
kz
fu
kz
fu
kzはいつものように…いつもではないか(笑)
“最後は“元気に話した。
たくさんたくさん話して、言い残したことがないように。
kzの耳が機能してる間に。
kz
fu
kz
fu
そろそろ……お別れ…
fu
kz
fu
kz
kz
fu
kzは泣いてる俺に手を寄せてきて涙を拭った。
弱々しくて、少し震えてて、暖かかった。
kz
fu
kz
fu
kzは自分で酸素マスクを外して待っていた。
優しく、優しく、口を重ねて。
口を離したあとの会話はずっと覚えてる。
kz
kz
fu
kz
君は最後に穏やかな顔をして目を閉じた。
数秒後、病室にはしつこいほどうるさいアラートと俺の嗚咽だけが響いた。
ピーーーーーーーーーーー
fu
目を瞑った君は二度と目を覚まさないのに。
二度と返事はしないのに。
俺はずっとkzの名前を呼んだ。
fu
もう握った手は冷たくなってきてるのに。
君は幸せそうな顔で眠っている。
fu
俺は泣き続けた。
fu
葬儀も終わって、遺品整理をしていた。
rm
fu
syu
fu
二人はずっと心配してくれた。
二人が帰ったあとも俺は作業を続けた。
fu
fu
kzがずっと書いてた日記を思い出した。
バックの中を探したら端っこにあった。
fu
fu
中を見るのは少し不安だった。
今まで一度も中を見たことがない。
何が書いてあるのか分からなかった。
fu
パラッ
中をのぞくと思い出がたくさん書いてあった。
皆で一緒に遊園地に行ったり、二人でデートに行ったり。
幸せそうに書いていた。
fu
fu
後悔しても遅い。
読み進めているうちに最後のページまで来た。
fu
fu
fu
fu
ほとんど丸が付いていないリスト。
けど最後の言葉に目がいった。
・fuさんにごめんねを言う
fu
多分あの日だ。
俺が、初めてkzに怒鳴ってしまった日。
病院に戻ってからもkzは話してくれなかった。
俺が帰ったあとに言ってないのを思い出したんだと思う。
fu
もう届かないのに俺は謝り続けた。
余命1年未満の君の日記は君の幸せと俺の後悔で溢れてた。
syu
fu
rm
syu
fuへ これは余命宣告された日に書いてます!いつ忘れちゃうかわかんないしね。 いままで一緒にいてくれてありがとう。 これから俺は迷惑をかけちゃうかもしれない。でも、自分でも頑張るようにするから! あとは明日からの俺に任せるね。できればfuのことは覚えていたいな〜。 改めて、いままでありがとう。これからもよろしくね。
fuさんへ いままでありがとうございます。 たくさん迷惑をかけたと思います。そのたびに悲しい思いをさせてごめんなさい。 今の俺は何も覚えてないけど、日記を見てたらわかってきました。 俺が誰?と言うたびに悲しい顔をするのはきっと覚えてるかもと期待してたと思います。 忘れてしまってごめんなさい。迷惑かけてしまってごめんなさい。 改めて、いままでありがとうございました。
syu
rm
rm
syu
syu
rm
fu
rm
syu
rm
fuへ だいすき。あいしてる。
END