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🐣

テヒョナの部屋だよ...

🐣

帰ってきたんだよ……(涙

🐣

お帰りって言えよ……!!(涙

🐣

テヒョナ……(涙

住人が不在の部屋から

お帰りなさいと

言う声が返ってくる事は無かった

しばらくすると

部屋をノックし

誰かが部屋に入って来る

🐣

テヒョナ…!?

🐹

ジミン帰ってたのか…

🐹

テヒョンが探していたぞ…?

🐣

……(涙

そんな事ある訳ない

だってテヒョンは灰になって

僕のこの手の中に居る

分かっているのに

テヒョンを呼び

そして目の前に立つのが

テヒョンじゃ無い事に

深く絶望し

テヒョンが本当に

居なくなった事を

現実なんだと

思い知らされる

🐹

ジミン……?

🐣

ジンヒョン...(涙

🐣

……っ(涙

🐣

て、テヒョナがっ……(涙

🐣

テヒョナ……っ(涙

力いっぱい握り締めて居た

手を開き

ジンヒョンに見せるジミン

🐹

……、

🐹

……(涙

🐹

良く帰ってきてくれた…(涙

🐹

お帰りジミン……(涙

🐣

ジンヒョン........(涙

咽び泣くジミンの

手のひらから

今にもこぼれそうな灰を

小さな可愛らしい

小瓶に移し

ジミンの手に戻すジン

🐹

お前が持っててくれるかい?

涙が止まらなくて

頷く事しか出来なかった

大切な宝物を

握るように

泣き疲れて眠りについた

次の日目覚めたら

全部夢で

テヒョンは変わらず

隣に居る夢を見た

だけど現実はちがった

隣に居たのはジンで

もう涙は出なかった

ジンの口から皆に

テヒョンが亡くなった事を告げた

皆静かに泣いていた

vampireに

宗教は無く

遺体も残らない為

葬儀等も無かった

誰一人

テヒョンが死んだ理由を

聞いてくる事もなく

ただ一つだけ

皆から

お帰りと言われた

どれくらいたったろう...

あの日からジミンの

時間は止まり

それでもまた夜がくる

小瓶を見つめては

テヒョンの事を思い出す

そしてテヒョンの部屋で

テヒョンの物を

身に付け

テヒョンの読んだ本を読み

今は居ないテヒョン

の面影を追った

時々ユンギが

テヒョンの部屋を訪れ

ジミンに血を分けようとしたが

迎えが来るのを待つかのように

それを拒んだ

NEXT⇒

お待たせしました第2部のスタートです!! (待ってないかな?)とりあえず待ってくれてた方引き続き楽しく読んで貰えたら嬉しいです♡以上ジミニでした🙇‍♀️

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