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血を拒み続け
ジミンは衰弱していった
激しく乾く喉が
壊れてくジミンを
狂わせた
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居ないテヒョンに話しかけるジミン
その姿はまるでそこに
テヒョンが居て
会話をしているようだった
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時には返事が無いことに
怒り暴れて
テヒョンの部屋からは激しい
怒鳴り声と物音が響いた
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ノックの音と共にジンが訪ねてきた
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ジンが語ったのは
自分とテヒョンの
これ迄の話
純血のvampireは特別人間の
血を必要としなくても
生きていける事
ただその能力を酷使した時
血が必要となる事
そしてvampireも
人間と変わらず
血筋を重んじるという事
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当然一族の誰一人
それを許す者は居なかった
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最初は上手くやってたよ
vampireはその人の
1番魅力的に見える年齢で
成長が止まる
普通の人間なら
テヒョンの魅力に
抗える者はそんなに居ない
だけど最初だけ...
夜にしか活動せず
成長しないテヒョンは
人の世界では異端でしか無かった
怪しまれ
疑いの目が増えると
別の街に移ってを繰り返した
時には魔女狩りの様に
命を追われ
街を移ることも少なく無かった
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ジミンは黙って聞いた
今まで知らなかった
テヒョンのこれ迄を
少しも聞き逃さない様に
それは満月の夜だった
綺麗な夜空で
この月が沈んだら
日が昇り
朝が来て
月と共に消えるだろうと
だけどそこに1人
招かれざる
小さな小さな
可愛いお客さんが来た
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コメント
25件
2部スタート待ってました( •̤ᴗ•̤ )♡ 応援してるよ〜⚑⁎∗
お返事しようと思ってたらコメント消えてた😭 Reo.さんお返事できなかった〜🥲
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