テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
64
#菊池風磨
いちごみるく
2,283
聡 _ .
21
2,249
コメント
3件
うわあ……第7話、読み終わりました……。 雨の日の描写が本当に生々しくて、ページからひんやりした空気が伝わってくるみたいでした。 それと同時に、風磨くんたちが樺音ちゃんを囲んで傘を傾けたり、車椅子を押したりする温かさが切なくて。 最後の「私、だったんだ」で全部のピースがはまった感じがして、鳥肌立ちました。7人の過去と今がつながる瞬間、すごく胸に来ました…! ムーミン大好きさん、こんなに重くて美しい話を届けてくれてありがとうございます。続きも静かに待ってます🌙
激しい雨が降り続く放課後の下校途中
風磨
自分が濡れるのも気にせず、私の頭上に大きく傘を傾ける
樺音
嘉孝
拓人
将生
少し息を弾ませながら、車椅子の前方に手を添えて、安全を確保する
大輝
力強く、車椅子の背もたれを押す
聡
勝利
パァァァン‼️‼️と、近くの交差点でトラックの激しいクラクションが響き渡る
樺音
樺音
頭の中に、ものすごいスピードで鮮列な光景が溢れ出してきた
激しい雨、夕暮れの道路。目の前には、泣きべそをかきながらボールを追いかける7人の男の子たち。迫り来る大きなトラックの影。気が付いた時には、自分の小さな体で、7人の背中を力いっぱい突き飛ばしていた
勝利
その震える手をぎゅっと握りしめる。
樺音
風磨
樺音
激しい雨の音の中、私の震える声だけが、7人の耳に真っ直ぐ届いてた