お母さん達を警察につき出したいんです!
タカちゃん
……ん?
けんちん汁
……警察!
琉生
(゜ー゜)(。_。)
まいきぃぃぃ
そっそれは……
圭介ぇぇ
……つき出す。
バナナァァァ
……( ゚д゚)ポカーン
タカちゃん
どっどうしてだ。
琉生
そっその。わたしっ黙ってたんだけど。おっ弟がいて。
タカちゃん
へぇ。名前は?
琉生
ゆっ幸人…幸せな人って意味らしい。おっお母さんから盗み聞きしたけどっ…幸人は…捨てられてたんだって。だから拾った。けど…幸人にも…暴力。振るってるから。多分。
タカちゃん
多分?
琉生
……私が守ってるの。幸人が殴られないように。わたしがっ毎日…殴られてる。だから………
私はあることを思い出した。
琉生
ガタッ!
けんちん汁
うおっ!
まいきぃぃぃ
っぶな!
圭介ぇぇ
どうした?
バナナァァァ
(@_@)
タカちゃん
……どうかしたか?
琉生
……
私は顔が真っ青になった。
タカちゃん
大丈夫か!
琉生
ゆっ幸人!
けんちん汁
は?
琉生
ちよっちょっと!帰る!
タカちゃん
何でだ!
琉生
幸人!家に置き去りなの!いつ殴られるか!
そういって私はお店を飛び出して全速力で走った。
琉生
はぁはぁはぁ
幸人っ!幸人っ!なにもされてないといいけど。
琉生
はぁ早くっ帰らないと。幸人がっ。、
私は無我夢中に走った。
琉生
おっ!お母さん!開けて!開けて!
私はひたすらドアを叩き続けた……
そこに出てきたのは。
幸人
ガチャ…お姉ちゃん。
琉生
ッ!幸人!大丈夫!
幸人
ごめっ…からだ痛い。
琉生
…………
私のせいだ。あの時…盗み聞きなんて。しなければよかった。公園なんて行かずに…無理やり帰ってこれ場よかった。
そう…弟が出てきたとき弟は痣が沢山。そして凄く泣いていた。お母さんは私がいなくなったから。弟にてを上げた…なんで。あんなに…守ってきたのに。
母親
おい!幸人ぉ。なに逃げてんだよ!
幸人
うっ!
琉生
幸人!大丈夫。お姉ちゃんが守って上げる。だから。だから。
私は必死に弟を落ち着かせた。でも……弟は怖くて震ええていた。
琉生
ギリッ……
母親
って…クズ。なんでいんのよ!
琉生
幸人にてを出さないで!
母親
!!はぁ!そんなの聞くわけ無いでしょ!行くよ!幸人!
そういってお母さんは幸人を引っ張って無理やり連れて帰ろうとしていた。
琉生
辞めてッ!幸人は渡さない!
幸人
お姉ちゃん…ごめっ…迷惑。
琉生
幸人!あんたは私みたいになっちゃダメ!謝ってばかりじゃない!あんたは私みたいになっちゃいけないの!損するよ!
母親
じゃあいんたに戻ってきてもらおうか!幸人の分も倍にして!
琉生
……
私は。迷ったりしなかった。
もちろんッ!
琉生
ーーーー!