“人間関係“
それは、とても疲れるものだ。
今、自分が友達だと、親友だと思っている人が
もしも自分の事が嫌いだったら?
もしも自分がその人に迷惑をかけていたら?
そう思うだけで、気が気ではない。
だが、此処ではそんな相手への心配はいらない。
今この場に集まっている3人の女子達。
成績底辺の荒くれ者 カリス
厨二病のメンヘラ女 アムカ
反社会的なお嬢様 スーサ
彼女達もまた、社会に少し疲れている。
しかし。
この三人はとても仲がいい。
互いに本音を言い合える仲なのだ。
そう、この場では相手への配慮など要らない。
一週間に一度、互いに自分の本音や愚痴をぶつけ合う、ひねくれ会議。
人によっては夢の様な、或いは地獄の悪口の塊の様な……
そんな会議が、今日も始まろうとしている。
……これはあってはならない事なのだが
もしも、こんなひねくれ者達の会議に興味があると言うならば
君も覗いてみるといい。
なに、きっと彼女達には気づかれないさ。
だって、私は……
……すまない、少し口が滑った。
まぁ、何があろうと彼女達には絶対に気づかれないから、自由に覗いていくといい。
私は先に行っているから…
…あぁ、少し言い忘れた事があったよ。
彼女達の会議場所の地図は渡しておくから…
“絶対に、迷わない様にね。“
コメント
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????むずいのー…