コメント
3件
最大に引き上げんn(殴)
鳴海さん、かっこよすぎんか!?やばい、、、、
どうなっちゃうの! 気になる👀
鈴
鳴海に両手首をぎっちり掴まれて動けない状況。
視界には白い天井と鳴海の真剣な顔が目に収まった。
押し倒されるなんて初めてだ。
今日一日、私の心臓は過労死するんじゃないかってくらい ドキドキしていたが、
このドキドキは、
あの時保科が左胸に手を当てた時よりも鼓動が早かった。
__張り詰めた空気。
その沈黙に耐え兼ね、
私は口を開いた。
鈴
鳴 海
嫌ってくらいに落ち着いた、鳴海の口調。
しかし、そのあとの言葉は、
私の予想外のものだった。
鳴 海
鈴
拍子抜けし、思わず声が裏返る。
私がぼんやりしていると、
鳴海は語気を強めた。
鳴 海
鳴 海
鳴 海
鈴
鈴
私は虚空に目を向け、
今日の出来事を思い出した。
鈴
ようやく思いついたのは、
なんとも微妙な感想だった。
鈴
鈴
鳴 海
鳴 海
その瞬間、鳴海の目がカッと開いた。
しかし、何を思ったのか。
鳴海は私の両手首を離し、立ち上がった。
鳴 海
鳴 海
鳴 海
鈴
はい??
鳴 海
鳴 海
顔を真っ赤にして叫ぶ鳴海。
その表情が示すものは、
驚き、怒り、焦り、心配 ドン引き、etc
そのほか羞恥のせいか、
泣きそうなくらいに瞳が潤んでいる。
いや泣きたいのは私なんですけど。
鈴
鈴
私は全身全霊、立ち上がって真っ向否定する。
しかし悲しすぎる。
鳴海につられて驚いた私の顔は
鳴海以上に真っ赤で、
その言葉にはまったく説得力が無かった。
鳴 海
鈴
私を声を張った。
鈴
鈴
鈴
私は頭の中で猫を数えていたら いつの間にか寝てしまっただけで.....
鳴 海
鳴 海
鳴 海
動揺した咲月の耳に、俺の言葉は届かない。
私は更に声を張った。
鈴
鈴
鈴
鳴 海
鈴
言って、しまった....
こんなカミングアウトを、
よりにもよって、危険な奴に....
「「 .................. 」」
しばし呆然と私を見つめていた鳴海が、
ようやく口を開いた。
鳴 海
鳴 海
鈴
私は更に顔を赤らめ、
気まずさで目を合わせられない私に、
あろう事か、鳴海は微笑んだ。
鳴 海
全然嬉しく無いわ。
鳴 海
鳴 海
鈴
スタンガン!?
そんなモノ持ってたのかよ、アイツ....!
鳴 海
鳴 海
鈴
その言葉に私は何故か胸を撫でおろした。
鳴 海
鈴
いや人間の体舐めんな。
鳴海は敵に回したらヤバそうだ。
鈴
鳴 海
まぁ、簡単に分かる事と言えば
それほど保科は私の事が好きって事ね。
鈴
鈴
鳴 海
私からゆったりと離れた鳴海は、 首を傾げる。
私は、ずっと気になっていた質問を投げかけてみた。
鈴
鈴
何故、監禁するほど愛されているのか。
さっきまでは 『好かれているならいいか』
くらいの気持ちでいた私だが、
スタンガンの話を聞いて、
その理由を知りたくなってしまった。
その質問に驚いた鳴海は、
首を横に振る。
そして、さっきまでとは一変。
呆れたようにため息を吐いた。
鳴 海
鳴 海
鈴
鳴 海
鳴 海
お互い嫌ってんの??
鈴
しどろもどろになる私に、
鳴海はフッと笑いかけた
鳴 海
鈴
そして、一瞬私の顔を見たかと思うと、
再び顔を近づけてきた。
鳴 海
鳴 海
鳴 海
耳元で小さな囁きが聞こえたかと思った矢先。
「 チュッ 」
鈴
「 ペロリ 」
鈴
わけもわからず見上げる私に、
鳴海はいじわるな笑みを浮かべた。
鳴 海
鈴
鳴 海
鳴 海
鈴
鳴 海
口元に手を当ててぼかんとしている私をよそに、
鳴海は去ってしまった。
鈴
鈴
まさか。
私の上の口のハジメテが、
保科でなくて、鳴海とは。
いくら鳴海に対して
そういう警戒をしていなかったとはいえ、
想定外過ぎて思考が追いつかない。
鈴
鈴
私の口から零れた言葉は
奪われちゃったオトメみたいな感想だった。
私は思う。
" この家に、私の安息の地など無い "
私は、
鳴海に対する警戒レベルを
ゼロから最大に引き上げた。
next⇒♡1000行ったら即続き出す