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放課後の屋上 吹き抜ける風と、遠くから聞こえる 部活の音
中庭には、女子たちが楽しそうに 笑っている その光景を、俺たち男子は柵越しに ぼんやりと眺めていた
Ur
Hr
Jp
Ya
Hr
Ur
Ur
Hr
Ya
Hr
Jp
Ya
中庭を見ると、女子たちの笑い声が 微かに聞こえた
Ur
Jp
Hr
Ya
その言葉に、他の話をしていた みんなが食いついた
Tt
Mf
Sv
Dn
No
Ya
Hr
Ya
こうして俺たちの恋バナが始まった
Jp
TtとYaくんは知ってると思うけど 俺は昔、Naさんのこと お姉ちゃんみたいだって思ってたんだ
小さい頃から一緒だし TtとNaさんに勉強教えて貰ってたし
でもさ、小学生のある日 Naさんが呼び出され 水をかけられそうになっていた
Jp(小学生)
Jp(小学生)
俺はずくに駆けつけた
いじめっ子を追い返したあと
Na(小学生)
震える彼女の姿を見て 俺はとても悔しかった
Jp(小学生)
Na(小学生)
Na(小学生)
その言葉が頭から離れなかった
Jp
Jp
No
Tt
Ya
Jp
Tt
Ya
Ur
Hr
Mf
Jp
Hr
前、俺とEtさんが出会った時のことを 話した通り、俺は親と離れて 寂しかった
Et(小学生)
Et(小学生)
最初はただの元気な子だなって思ったんだ でも毎日のように俺に話しかけてくれて いろんなことをして笑わせてくれた
ある日
Et(小学生)
Hr(小学生)
Et(小学生)
Hr(小学生)
Et(小学生)
Hr(小学生)
そう笑いながら言う彼女を見て 俺は気づいた 俺、Etさんの笑顔がすきなんだなって
いや、それだけじゃない 「Etさんといると、安心する」って 心の底から思った
Ur
Hr
Hr
Sv
Dn
屋上が少しの間静かになる
Jp
Tt
Ya
Mf
Ya
話すようになったのは中学校に入ってすぐ 迷子になっていたRnを助けた時からだった
でも、まだその時はただの クラスメイトだった 恋をしたのは初めての体育祭のとき
障害物競走で思いっきり転けてたでしょ 腕も足も擦りむいて、血も出てたんだ でも、そんなに大きなケガじゃ なかったんだけど
Ya
Rn
Rnが目に涙をためて走ってきた
Rn
Ya
手が震えてるのに一生懸命 手当してくれたんだ 「大丈夫 大丈夫」って何回もいいながら
その姿を見て俺は恋に落ちた
Ya
Dn
Ya
Sv
Mf
Jp/Ya/Hr
それから俺たちはたわいのない会話で盛り上がっていた
Hr
Ur
正門
Jp
Tt
Hr
女子組
Mf
Rn
それぞれ笑い合いながら 歩き出す
Na
その質問に一瞬、空気が軽く揺れた
Et
Na
Hr
Et
Hr
Et
Rn
Na
Et
ふとEtさんの顔を見ると どこか安心したような 笑みを浮かべていた
Ur
Et
こうして今日が終わった