青柳冬弥
先輩、、、
神代類
、、、なんだい?
青柳冬弥
先輩がそう思うのは、仕方がないと思います。
青柳冬弥
俺だって、変われるなら先輩と変わりたい。そう思いますから。
神代類
、、、うん
青柳冬弥
でも。
青柳冬弥
でも、誰も心配しないからって
青柳冬弥
神代先輩が被害にあった方が良かっただなんて言わないでください
青柳冬弥
少なくても、俺もですが司先輩も、草薙も、鳳さんも
青柳冬弥
先輩が傷ついたら、心配する人はいます。
神代類
本人達が、本当に心配するかなんて、分からないじゃないか
青柳冬弥
それじゃあ、
青柳冬弥
本人である俺は、信じてください。
神代類
え、、、?
青柳冬弥
俺は、先輩が傷ついた時、とても心配しますよ。実際、今も神代先輩が心配でこうやって話しているんです。
神代類
僕が、、、心配で?
青柳冬弥
はい。
青柳冬弥
神代先輩。
神代類
、、、なんだい?
青柳冬弥
今日、司先輩に会うときも聞いてみてください。「僕が君と立場が逆だったら、君は僕を心配するか」、、、って
青柳冬弥
きっと、司先輩は、、、
神代類
ふふ、ありがとう。青柳くん
司くんからの返事は何となく考え付くかもしれない。
司くんからの返事は何となく考え付くかもしれない。
神代類
でもその答えは、、、本人から聞いてみようと思うよ。
青柳冬弥
!、、、はい!
神代類
話し込んじゃって悪かったね。
そろそろ戻ろうか
そろそろ戻ろうか
青柳冬弥
そうですね
神代類
それじゃあ僕はここで。
ありがとうね、青柳くん
ありがとうね、青柳くん
青柳冬弥
いえ、司先輩をよろしくお願いします!
神代類
もちろんだよ。
またね。
またね。
飛んで放課後 (早いって?大目に見てくれ) キラッ☆(ゝω・)V
神代類
さて、病院に行こうか
神代類
(コンコン)
失礼するよ
失礼するよ
天馬司
おお!類か!
学校は終わったのか?
学校は終わったのか?
神代類
うん。そうだよ、、、
神代類
(司くん、、、泣いた?)
神代類
(目が少し充血してる、、?)
天馬司
学校は楽しかったか?
病院はやはり1人だと退屈だったな笑
病院はやはり1人だと退屈だったな笑
神代類
学校は、、やっぱり君がいないと退屈だったよ
天馬司
そうなのか!
それじゃあ早く復活しなければな!
それじゃあ早く復活しなければな!
神代類
、、、そうだね
戻ってくるのを、ずっと待ってるよ
戻ってくるのを、ずっと待ってるよ
天馬司
、、、類、何かあっただろ
神代類
え?
天馬司
見れば分かる。
悩んでる顔だ
悩んでる顔だ
天馬司
俺にできることなら何でもしてやるぞ!話だけでもしてみるがいい!
神代類
、、、ふふ、それじゃあ、少し話してみようかな
神代類
実は、、、
天馬司
なるほど、冬弥とそんな話をしたんだな
神代類
ああ。
天馬司
だけどな、類
俺も冬弥と同じだ。
俺も、お前を心から心配する!
俺も冬弥と同じだ。
俺も、お前を心から心配する!
神代類
、、、うん。
天馬司
そして、お前と俺の立場が逆だったら。なんて考えるな
天馬司
俺は俺で、これでいいんだ。
仕方がない事だからな。
仕方がない事だからな。
神代類
、、、うん。
天馬司
今は、、、夜の7時か
天馬司
類。この後予定はあるか?
神代類
え、、、?
いや、特には無いね
いや、特には無いね
天馬司
そうか!
それなら少し外に行かせてくれないか?
それなら少し外に行かせてくれないか?
神代類
?構わないけど、、、
天馬司
ほんとうか!
それじゃあ車椅子を押してもらったりしてもいいか?
それじゃあ車椅子を押してもらったりしてもいいか?
神代類
全然構わないけど、、どこに行くんだい?
天馬司
んー、、まあ、敷地内を少しプラプラとしようかと思ってな
神代類
いきなりだね笑
いいよ。行こうか
いいよ。行こうか
天馬司
お!ここでいいな
神代類
?ここで少し休むかい?
天馬司
ああ!類、ベンチの隣に車椅子をおいてくれないか?
神代類
ああ。もちろんいいよ
神代類
よいしょ、、と
これでいいかな?
これでいいかな?
天馬司
ああ!ありがとう!
天馬司
、、、類
神代類
ん?どうしたんだい?
天馬司
今の類は、とても苦しそうだ。
だから、俺が苦しかった時の歌をお前に聞かせてやりたいと思ってな
だから、俺が苦しかった時の歌をお前に聞かせてやりたいと思ってな
神代類
歌、、、?
天馬司
ああ。
原曲はとても声が高いから俺なりの歌い方になるんだが、良かったら聴いてくれないか?
原曲はとても声が高いから俺なりの歌い方になるんだが、良かったら聴いてくれないか?
神代類
ああ。もちろんだよ。
天馬司
ありがとう。
ふぅ、、、
ふぅ、、、
天馬司
聴いてくれ。俺が苦しかった時に助けてもらった歌だ。