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sr
彼女は小屋に、 いや、元の世界に帰ってしまった
覚悟はしてたけど、心にどこか ポッカリと穴が空いた感覚がする
しょうがないことなんだけどね……
ie
up
mtw
mzr
hn
……
ie
rk
sr
ck
戻ってこないはずの彼女がこちらに向かって歩み寄ってくる
rir-
あれから一旦リビングに戻った
sr
mmさんが寒いであろう rir-さんにココアを手渡した
rir-
ここは庭に物置を作ろうとした跡地
未完成のままなのは小屋を建てていた時に丁度お父さんが亡くなって、お金がなくなったからだ
未完の思い出……
本当ならここも、他の場所と 同じように笑顔溢れる場所に なっていたのだろう
だが、それは叶わなかった
思い出だけど、 思い出じゃない場所__
この場所こそ元の世界に戻るに 相応しいと思った
rir-
ピカァ_
16日前__この世界に来た時と 同じように地面が光り出す
ここから段々光が強くなって それが収まる時には、 元の世界に帰ってるはずだ
rir-
だが、そうはならなかった
rir-
お前にはまだ早い………
rir-
頭の中に嗄れた声が響いた
rir-
まだ………足りない……
その声は質問には答えず、 ただ淡々と語り続ける
力が……
強さが……
記憶が…………………
次々と挙げられている内に 足元の光が薄まっていく__
〜〜〜〜〜〜〜〜〜__……
それっきり不思議な声は 聞こえなくなってしまった
rir-
mtw
gs
ie
mm
mtw
sr
sr
mzr
バッ
2人に勢いよくハグをされた
hn
lt
激しく共感
でも、嬉しい
こんなに大切にされてたなんて