二話
幼い人格
俺
ハッ!
俺
夢?
俺はあの本があった机の上を見た
俺
夢じゃない
俺
ちゃんとある
本に付箋がついていることに 気がついた
俺
?
ペラッ
俺
!!
そこには
⚪︎月×日
「私」という人に 人格世界というところであった 「私」は嘘でできているらしい 人格は他にもいると聞いた また探してみようと思う
俺
これ、俺書いてない…
俺
けど、俺の気持ちが書かれてる…
ガチャ (ドアが開く)
母
朝よ
母
あら、起きてるじゃない
母
早く降りてきなさい
俺
う、うん
俺
いただきます
もぐもぐ
俺
ごちそうさまでした
母
あら、もういいの?
俺
うん、
俺
あんまりお腹空いてなくて
母
そう、
俺
いってきます
母
いってらっしゃい
俺
はぁ、
俺
学校行きたくないなぁ
俺は近くの公園に立ち寄った
俺
はぁ
ベンチに座った
俺
あっ、
ドン!
リュックを倒してしまった 残念なことにチャックが空いていた
バサバサ!!ドサ!!
中身が全て出てしまった
俺
あーあ
俺
ん?
俺
これ…
俺はそれを手に取った
俺
【人格日記】
俺
なんでっ!
俺
机の上に置いておいたはずなのに…
俺はまた本をめくった
目の前が暗闇に包まれた
俺
(これで人格世界に行けるのかな)
俺
本当に来れた…
ぼく
あっ!!
ぼく
あのこがいってたひとだ!
ぼく
こんにちは!!
俺
!?うぇっ!!
目の前に 幼い子供の見た目をした子が現れた
俺
君はっ!?
俺
あの子って誰?
ぼく
ぼく?
ぼく
ぼくはもうひとりのきみだよ!
俺
!!
俺
その言い方…
俺
「私」と同じなのか
ぼく
私?
ぼく
あー!
ぼく
あのこのことね!!
俺
俺のこと「私」から聞いたのか?
ぼく
うん!
ぼく
『私の嘘を見抜けた凄い人です』
ぼく
っていってたよ!
俺
君は?
俺
君はなにからできているの?
ぼく
ぼく?
ぼく
ぼくはね、
ぼく
なにもわからない
俺
え?
ぼく
なんにもしらないんだ!
俺
もしかして…
俺
ずっとその姿なの?
ぼく
…
ぼく
そうだよ
ぼく
ぼくはなんもしらないから
ぼく
ずっとこのすがたなの…
俺
そっか、
俺
俺、君に
俺
いろんなことを教えるよ
俺
そうして君が
俺
成長できるように手伝う
ぼく
いいの?
ぼく
ぼく、
ぼく
ほんとうになにも
ぼく
わからないんだよ?
ぼく
じふんのなまえも
ぼく
とくぎも、
ぼく
しらないよ?
ぼく
それでもいいの?
俺
うん
俺
いいよ
俺
けど名前がないのは困るから
ぼく
じゃあ
ぼく
「私」と同じように
ぼく
「ぼく」ってよんで!!
俺
!
俺
ふふ
俺
いいよ
俺
よろしく「ぼく」
ぼく
うん!よろしく
ぼく
「俺」さん!!






