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人格世界

3 - 人格世界3

♥

40

2022年01月09日

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3話

不確かで似ている存在

はっ!

気がつくと俺は 本をめくった公園にいた

もう夕方…

(結局サボっちゃったな)

すると俺はとてつもない 罪悪感に包まれた

(みんな辛くて苦しい中がんばって
学校に行って勉強してるのに何やってんだよ俺)

帰ったら怒られちゃうなぁ

帰りたくない…

あっ!!!

こんな所にいた!!

まったくもう、

学校もサボって何してたの!!

ッ!

お、かぁさ、ん…

あぁ、怒られてしまう そう思った次の瞬間 母の口から出たのは まったく違う言葉だった

もう、心配したんだから…

え、…

学校に行きたくないのなら、

私に伝えてちょうだい?

いいの?

もちろん

でも、

悩み事があるならちゃんと言ってね

そうして早く元気になって、

学校に行って

私の評価を上げてちょうだい?

大体、学校に行くのが子供の仕事よ

そ、そうだよね、

あぁ、少しでも期待した俺が 馬鹿だった もしかしたら 本当に心配してくれたのかと 思ったら 俺が休んだら 母の教育がなってないと でも言われると思ってるのだろうか、

ごめんね

かぁさん

ふぅ

疲れたな

あっ、そういえば

ふと思い出した 「私」にあったとき 人格日記に日記みたいなのが 書かれていたけれど、 「ぼく」のときも書かれているのかと、

付箋の位置が変わってる…

ペラッ

あっ!

○月×日

「ぼく」という人と話した 今度は自分の意志で 人格世界に行ってみた 本をひらけばいけると知った 「ぼく」は何も知らないらしい 今度一緒に他の人格を探すことにした また、人格世界にいこうと思う

すごいなぁ

俺の想いや行動が しっかり書かれていて 思わず感心してしまった

ん?

俺は一つ疑問をいだいた

なんで俺

今現実にいるんだ?

あの日記の内容が正しければ 俺は今人格世界にいるはずだ

だって

本をめくったんだから

深く、考えなくてもいいか、

おやすみ

おはよう母さん

あらおはよう

今日ちょっと遅くなるかもしれない

昨日何度めくっても 人格世界にはいけなかった 今日ならいけるかもしれない

あら、どうして?

あ、えっと、

まずい、言い訳を考えてなかった 適当に委員会とか言っとくか、

き、今日、昨日できなかった分

委員会の仕事が

いつもより多いんだ💦

あらそうなの?

わかったわ

7時までには帰ってくるのよ?

うん、わかった

行ってきます

いってらっしゃい

ふぅ、

なんとか誤魔化せた…

とりあえず

学校に行こう

授業中

(なんでこんな簡単なのやらなきゃいけないんだろう)

(ねむ、)

放課後

よし、

(どこか人気の少ない所に行こう)

ここならいいだろう

本を出さないと

ガサガサ

あった、

ふぅぅ

お願いだ、行けてくれ

ペラッ

目の前が暗闇に包まれた

やったぁ

これた、

人格世界

自分

君、誰?

え、

あっ俺は

ぼく

このひと「俺」さんだよ!

あっ!「ぼく」!

ぼく

ふふっ!

ぼく

しょうかいするね!

ぼく

このひとは「自分」

ぼく

まぁ、しってるとおもうけど

ぼく

『もう1人の自分』だよ!

自分

よろしく

よっ、よろしく!

あのさ、

「自分」って

どういう存在なの?

自分

あ、自分は

自分

存在がふわふわしてるんだ

自分

だから

自分

そんなに長い時間

自分

姿を表せない

そうなんだ、

ぼく

なんかぁ、

ぼく

「俺」さんと、「自分」って

ぼく

にてるね!

そうかな?

ぼく

うん!

ぼく

すがたはそこまでだけど

ぼく

なんかふいんきがにてる!

自分

そうかぁ?

ぼく

うんうん!

ぼく

もしかしたら

ぼく

ひとつのじんかくが

ぼく

ふたつにわれちゃったのかもね!

そんなことあるの?

ぼく

うん

ぼく

すごーくたまに!

ぼく

じんかくができるときに

ぼく

なにかしらのしょうげきやじこ

ぼく

がおこって

ぼく

ふたつとかにわかれちゃう

ぼく

じんかくがあるって

ぼく

「私」がいってた!

なるほど

だったら俺たちは双子だね

自分

そうだな

俺は君を不確かな存在じゃなくす

自分

そうしてずっと一緒に

話したり、遊んだりしよう?

自分

ふっ、

自分

嗚呼、わかった

自分

頼んだぞ

うん!

えっと、

登校の期間がすごく空いてしまい

申し訳ございませんでした

またこれからも

このようなことが起きてしまうかもしれませんが

よければぜひみて欲しいと思います

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