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最高です!!続き楽しみです!!
たけみっち誰もいなくなんないよ〜
ゆーな(主)
ゆーな(主)
ゆーな(主)
ゆーな(主)
ゆーな(主)
ゆーな(主)
ゆーな(主)
ゆーな(主)
ゆーな(主)
ゆーな(主)
ゆーな(主)
ゆーな(主)
ゆーな(主)
ゆーな(主)
武道
パチッ
武道
武道
朝目が覚めるといつも横にいるみんなの姿がひとつも無かった
武道
武道
武道
武道
なんだろ?
…………寂しい
普段と違い身体の奥から不安が押し寄せる
いつもと違う自分に少し困惑する
武道
武道
うまく息が…出来ない
全身から吹き出す嫌な汗
武道
武道
外は天気が良く快晴の光を浴びて涙が頬をつたい布団を濡らしていく
武道
私は取り敢えず下の階に降りみんなを探すことにした
武道
今は誰でもいい
誰か私の…
傍にいて…?
武道
武道
下の階に着いて見回してみても誰一人いなかった
武道
その事実に再び涙が溢れる
いつもは平気なのに……
武道
武道
武道
少し時間が経ち冷静になった頭で思い出した
今日はみんな朝から仕事に行ったんだ
武道
武道
ワガママ過ぎないか?
どこからかそんな声がした気がした
皆は自分のやりたいことを我慢してまで
お前のために動いてんだぞ?
武道
そうだ……
それなのにお前は傍にいて?
自己中にも程かあんだろw
武道
その通りだ
私は矛盾してる…
皆の頑張りを無碍にしようとした
大好きな皆の
武道
武道
武道
『罰を』
思いついて早々私は近くにあったカッターナイフを手に取った
武道
武道
シュッ
ジワ
武道
腕に滑らせたカッターが後に赤い線を作っていく
シャッ
ツー
武道
腕を伝い服にシミを作る赤い血液
シュッ
武道
シュッ
武道
シュッ
武道
シュッ
ガシッ
突然後ろから腕を掴まれ呑み込まれるようにハグをされる
蘭くん
武道
振り返るとそこには珍しく焦った顔の蘭くんがいた
蘭くん
蘭くん
武道
自分の腕に目をやるとそこには見るも無惨な真っ赤な腕
どうしよう
見られた…!!!
こんな姿を……!!!
武道
今更やった事を恥じる自分がいた
武道
気づいたら私は蘭くんに抱きついていた
蘭くんは前から優しく私を受け止める
服が汚れるのも気にせず
蘭くん
蘭くん
蘭くん
蘭くんはいつもより優しい声音で尋ねる
武道
蘭くん
微笑みながら背中を摩る蘭くん
その優しさが余計に涙を助長させる
ポン…
蘭くん
武道
蘭くん
私の腕に包帯を巻きながら蘭くんは話すよう促す
武道
武道
蘭くん
武道
蘭くん
武道
武道
蘭くん
武道
武道
武道
武道
蘭くん
蘭くん
武道
蘭くん
蘭くん
蘭くん
蘭くん
蘭くん
武道
蘭くんは怒ったような悲しそうなそんな顔をしていた
ポン…
蘭くん
武道
蘭くん
蘭くん
蘭くんはそう言って私をまた抱きしめる
その温もりが心地よく私は再び目を閉じた
蘭くん
ドタドタ
ドタドタ
蘭くん
バンッ
「武道は?!」
蘭くん
蘭くん
俺が武道を今朝見た時幹部全員に連絡をしておいた
秒で来ると思っていたがまさか全員一緒に来るとは
竜胆くん
イヌピーくん
蘭くん
そう言って俺は俺の膝で寝ている武道の腕を見せる
カクちゃん
一虎くん
そこにあるのは今朝武道がしたリスカの痕だった
部屋の空気がピリつくのが分かる
全員の顔が青ざめるのが分かる
ココくん
蘭くん
蘭くん
蘭くん
そうして俺は全員の前に俺の携帯を出しある録音を流す
…ザッ
修二くん
蘭くん
蘭くん
竜胆くん
そう、説明の手間を省くため先程の武道との会話を録音しておいたのだ
それに武道本人の声の方が理解も早いだろう
蘭くん
そこから始めに流れたのは武道の泣き声
イザナくん
全てを聞き終わって重い空気が漂う
イザナくん
イザナは武道の近くでしゃがみ武道の頭を優しく撫でた
春千夜くん
イヌピーくん
ココくん
三途の否定に九井が賛同しその他は俺も含め驚きの顔を向ける
カクちゃん
鶴蝶が代表して全員の疑問をぶつける
ココくん
ココくん
ココくん
春千夜くん
全員が真剣な顔つきになる
一虎くん
イザナくん
イザナくん
イザナの言葉に全員頷きそれぞれ武道を一撫でして動き出した