未来
未来
未来
未来
未来
未来
君との夜
ころ💙side
時計を見ると、もう夜の12時を回っていた。
今やっと作業が終わり、一息ついたところだ。
ころ💙
何故か、この時間帯はやたらと寂しくなる。
でも、こんな時間。きっと誰も起きていないだろう。
起きていたとしても、さすがに迷惑だ。
……とりあえずリビングにでも行くか。
たぴちゃん
ころ💙
まだ起きてたんだ。たぴちゃんと遊んでれば、寂しくなくなるかな。
ころ💙
何故かものすごく心細くなる。
誰かと話したいな…
よく一緒に飲む後輩…ダメダメ。
母さんか父さんにでも…やめておこう。
やっぱりメンバーかぁ
僕は迷いなくとあるメンバーに電話をかけた。
ころ💙
?
ころ💙
?
ころ💙
さと💗
ころ💙
僕が真っ先に電話をかけたのは、さと💗くんだった。
僕はずっとるぅ💛くんの事が好きで、その相談相手もさと💗くんだった。
彼の、性格、行動、言葉、すべてにひかれ、想いを寄せるようになった。
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
ツーツーツーツー
電話の切れた音が部屋に響く。
僕も下向きの受話器が描いてあるボタンを押し、電話帳から彼を探す。
1つの連絡先をタップし、電話をかける。
しばらくすると、僕の好きな可愛くて優しい声が聞こえてきた。
るぅ💛
ころ💙
僕からかけたんだし。るぅ💛くんだということは分かっているのに、 名前を呼び確認し、夜遅くに突然電話をかけた事を謝る。
るぅ💛
ころ💙
るぅ💛
ころ💙
ころ💙
るぅ💛
ころ💙
るぅ💛
ころ💙
るぅ💛
るぅ💛
ころ💙
るぅ💛
ころ💙
今度は僕から電話を切った。
いつものはらっぱって言うのは、僕とるぅ💛くん家の真ん中ら辺にある、
東京だとは思わないほどの小さな公園の事だ。
公園と言っても、なにも遊具はなく、ただのはらっぱだ。
僕は、部屋着から着替え、必要最低限の物を持って外へ出た。
はらっぱに着くと、とっくにるぅ💛くんが居て、寒そうに手を擦っていた。
るぅ💛
ころ💙
るぅ💛
ころ💙
るぅ💛
ころ💙
るぅ💛
ころ💙
るぅ💛
僕たちは、芝生に腰を下ろした。
少し坂になっていて、座ると言うよりかは、寝っ転がっている。
今日はものすごく晴れていて、綺麗に星が見えていた。
空を眺める彼の横顔は、すごくカッコよく見えた。
今しかないと思った。
こんなに晴れている夜に、るぅ💛くんと2人きりなんて。
今。今言わなかったら、もう一生言えない気がした。
照れ屋な僕は、上手く伝える方法がないか、一生懸命探した。
そこで、ふとひとつの言葉が頭に浮かんだ。
ころ💙
るぅ💛
ころ💙
『月が綺麗ですね』
伝わるわけないのに。
しっかり『好き』の2文字が言えたら…
るぅ💛
コメント
7件
めっちゃ良かったです!! 続き待ってます!!!
I Love You.コッ←