この花が咲く頃

何日前に投稿したか忘れた🙃

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でも、ときどき気が向いたように 優しくしてくれることがあって

そのときだけは、愛を感じてた

その「ときどき」で、俺は充分だった

友達だって先生だっていたから

………引っ越すまでは、yaくんも

その「ときどき」が完全に無くなって しまったのは、yaくんと再会する 一ヶ月前だった

このとき、俺はまだそんなに重く 捉えてなかった

でも、あのお医者さんはほとんど全部 わかってたんだと思う

大型病院で診断されて、やっと俺も理解した

人に伝染る病気じゃないのに……

余命がわかってからは、両親に相手に してもらえなくなった

そして、ある日―

俺のせいで父さんと母さんが喧嘩してる

俺が病気だから

この家にいるから

2人の息子だから

両親が愛してくれてたのは「健康なjp」だ

「病気のjp」は邪魔なだけ……

今までの愛は

全部嘘だったんだ

それから俺は隙を見て母さんの スマホの使い、ママ友のyaくんの母さんへ 今の現状を伝えた

そしたら、優しく親身になって こう言ってくれた

「うちに来なさい」と

それから俺は荷物をまとめて家を出た

両親にとって俺がいなくなるのは 好都合だから止められなかった

yaくん家に着いた

病気だってことは悟られないように 振る舞わなきゃ

「健康な俺」なら

愛してもらえるんだから

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

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次回：ハート♡300