TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

短編

一覧ページ

「短編」のメインビジュアル

短編

1 - 夏の物語

2023年01月05日

シェアするシェアする
報告する

キヌエ

TikTokのガブリエル様の音源を少し変えているものです

キヌエ

決して、私が原作したものではありません。

キヌエ

ご了承下さい。

中学のころ

仲が良かった親友がいつからか長袖を着るようになっていた。

真夏日なのになんで着ているのか不思議に思って

夢野

なんで長袖なんか着ているの?

と、聞いてみると

親友

ちょっとこの頃体調が悪いんだ。ニコ

と、笑いながら話す。

それから数日後

親友は学校へ来なくなった。

前に体調が悪いといっていたのを思いだし

メールを送ったりしたが、既読さえつかなかった

だけど、ある日

親友から電話がきた。

出てみたものの

何も聞こえない。

もしかしたら掛け間違えたのかと思い

電話を切ろうとしたとき、

親友

私ね、自殺に失敗しちゃったんだ、

と、か細い声で言う親友

突然のことでなにを言っているのか

分からなかった私は、

夢野

えっ?

夢野

どういうこと?

と、聞き返してしまった。

でも、そんな私の問いにも答えず

親友は自分の話を

泣きそうな声で話し出した

親友

私ね、今まで死にたいと思いながら生きてきたんだ。

親友

だけどすぐには死ねなくて、

親友

いろいろ、ネットで

親友

自○の方法とか調べてたけど

親友

いざ死ぬとなると怖くて

親友

僅かに生きたいと思ってしまって

私は何も言えず、

ただ無言のまま親友の話を聞いていた

親友

死にたいけど死にたくない。

親友

生きたいけど生きたくない。

親友は号泣しながら私に

訴えかけてきた

その訴えに私も何か答えなければ

だけど言葉が思い付かない

だから私はその場で思いついた言葉を親友に言った

夢野

じゃあ私と一緒に生きようよポロポロ

と、泣きながら言った私に親友は

親友

明日からまた学校に行く。

夢野

じゃあ待ってるね

と、いい電話を切った

次の日

私は親友を待っていた。

でも、親友は来なかった。

それから数日後

私は棺桶の前にたった

中で眠っているのは

やけに肌を白く塗られた

親友だった

夢野

肌、白くなりすぎでしょ。おかしいよポロポロ

と、泣きながら私は親友に話しかけた

夢野

すぐに私もそっちに行くからねポロポロ(ボソッ

と、いい葬式をあとにした。

完  

loading

この作品はいかがでしたか?

0

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚