奏
んっ、えっ?
目を開けると見慣れない天井があった
私の家の天井は白ではなく茶色だったはず
奏
どういうこと?
ガチャッ
亜梨沙
お、お姉さま、おはようございます
奏
えっ?誰?
顔立ちがとても整っていてすごく愛夏に似ている女の子がいた
亜梨沙
誰って亜梨沙ですよ...
奏
亜梨沙?
亜梨沙
はい、そうですが、まず洗面所へ行きましょう
亜梨沙
手を出してください
スッと手を出すとその手を引っ張ってきた
奏
ちょ、ちょっと危ない!
亜梨沙
す、すみません...
ガタガタと震えている亜梨沙ちゃんは何かに恐れていた
奏
あ、亜梨沙、私一人で行けるから大丈夫だよ?
亜梨沙
えっ、お姉さまその口調どうしたのですか?
奏
ちょっと待って、と、とりあえず鏡持ってきて
まさか愛夏と入れ替わったとかないはず
鏡には愛夏そっくりの顔があった
奏
ど、どういうこと!?
亜梨沙
どうしたのですか?お姉さま
奏
いや、だって何で、鏡に愛夏とそっくりの顔が映っているの!?
亜梨沙
ホ、ホントどうしたのですか?お姉さま!?
亜梨沙
何で、だってお姉さまは愛夏お姉さまなんですよ!?
愛夏お姉さま?
ということは私は愛夏になってしまったということなのか?
私は半信半疑だった
奏
(と、とりあえず私は一応愛夏として過ごせばいいんだよね?)
奏
ご、ごめんね、亜梨沙...
奏
ちょっとおかしくなっちゃったみたい
亜梨沙
そ、そうですか...
亜梨沙
では洗面所へ行ってください
亜梨沙
私はリビングで待っています。
トタトタ
そう言って亜梨沙は部屋から出ていった
奏
よし、洗面所行ってそこから制服に着替えよう
奏
でも待てよ?
奏
1つ問題があった!
その問題が洗面所はどこでリビングはどこかということだ
どうやらここはいわゆるお金持ちの家らしい
広々とした部屋にとても豪華なメイク道具や物がある
奏
贅沢すぎじゃない?
奏
ここかな?
何度も歩き回ったら結果ここが洗面所だということがわかった
バシャバシャ
キュッ
フキフキ
奏
このタオルきもちいぃ...
奏
あ、部屋行って着替えなきゃ
奏
ここのクローゼットも豪華だなぁ
さすがお金持ちっていう感じだ
クローゼットから制服を取り出し制服を着る
奏
ていうか、愛夏の服ってこんなに小さいんだなぁ
奏
しかも胸もおっきいし
奏
何気にウエストほっそっ!
奏
ま、まぁいいやリビング行こ
奏
ハァハァ、疲れた...
愛夏パパ
愛夏、おはよう
奏
お、おはようございます...
ずっと歩き回っていたからすごく息が乱れる
どれだけこの家がすごいか実感した
愛夏ママ
あら、愛夏大丈夫?
奏
だ、大丈夫です
どうやったらこんな素晴らしい親からあんな性格悪い子になるんだろうか
奏
(すごく失礼だけど)
綾
...
奏
(この人お兄さんかな?)
ソファーで横になっている男の人はきっと愛夏のお兄さんだろう
顔立ちがホントに愛夏に似ている
亜梨沙
お姉さま、早く朝御飯食べないと遅刻しますよ
奏
あ、ホントだね!
パクパク
テーブルの上にあるスクランブルエッグと野菜と肉とご飯を食べて学校に向かった







