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kn
ut
その日俺らは喧嘩した
kn
ut
俺らは相当頭に血が昇っていたのか 酷い言葉の浴びせ合いになっている
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syp
すると通りがかりのゾムとショッピが驚いた顔をして止めに入ってきた
ut
ボゴッ
ut
俺は無意識だった
いつのまにか俺の手は大先生を殴っていて
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syp
kn
床には倒れた鬱がいた
前には焦った目と冷たい目が俺を見ていて
kn
kn
タッタッタッタッ
そんな現場に俺は耐えきれなくなりそのまま踵を返して自室に走った
zm
syp
zm
syp
なんなんだあの先輩は
兄さんを殴った上に謝りもせずに逃げるなんて
ut
そんなことを思っていると兄さんはすぐに目を開けた
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zm
ゾムさんがストレートにそのことを聞く。
もう少し落ち着かせてから聞いたほうがいいんじゃないかと思っていたが案外答えはすぐ返ってきた
ut
syp
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ut
兄さんが黙り込む。 これは聞いてはいけなかったんじゃ…
syp
ut
ut
zm
え、怪我？先輩が？
兄さんは先輩が怪我をしていると言っているがどう見てもそんな風には見えなかったが…
syp
syp
ut
zm
何言ってんだこの人
syp
ut
ut
syp
ut
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ut
何を言いたいのか全く持ってわけわからん
syp
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ut
ut
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syp
syp
syp
syp
ut
zm
これであってたのか。 よかったがそれよりもだ。
syp
ut
ut
ut
嘘だろ…。医務室にまだ行ってないってなんであんな平然と動けていたんだ…
zm
ut
兄さんとゾムさんで何か言い合っているがまずどれくらいの怪我かによっては現状が変わってくるし聞いてみるか
syp
ut
ut
ut
は？
syp
ut
zm
ut
zm
zm
なんだなんだ突然ゾムさんの動きが 早くなったぞ
syp
zm
syp
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なんだ。ゾムさんの考えからの行動か
ゾムさんは一度は焦るがすぐ冷静さを取り戻すためこう言う場面ではとても頼りになる
syp
zm
syp
トットットットッ
kn
あの場所から思いっきり走って自室に辿り着いた
kn
突然脇腹に激痛が走る
そうだった。脇腹には昨日の任務で できた傷があったんだった
応急処置に包帯を巻いただけでまともな手当ては一切していない
さっきまではアドレナリンが沢山分泌されていたのだろうがもう分泌されていない様だ。
そりゃこうなるわななんて思いながらベットに横たわった
kn
疲れた体を休めるため、嫌なことを忘れるため、
kn
自分1人しかいない部屋で いつもは言わない言葉を呟き、 深い眠りについていった
ツンと鼻に残る匂い
消毒液の匂いだ。
目を開けてみる
天井は真っ白
俺の部屋は消毒液の匂いなんかしないし天井も白くない
きっとここは
kn
医務室だ
si
医務室だと思ったと同時にぺ神が声をかけてきた
kn
si
kn
si
si
kn
なんでや…？
si
kn
そうやった。 鬱と喧嘩、してたんやった…。
si
si
kn
迷惑かけたみたいやな。後で礼言わな
si
kn
si
kn
si
kn
si
kn
si
kn
結構気になってたことを聞いてみる
si
kn
5時間も寝てたって相当やな… まぁ昼寝したとでも思えばええか
si
そう言われて腹をさすってみる
kn
減っていると思うと本当に腹が減ってきた。早く何か食べたい
si
何言ってるんやこの医者は、と思い一つ聞く
kn
si
なんや面倒やな…
kn
si
kn
si
si
は？鬱？あの鬱？さっき喧嘩してもうた鬱…？
kn
si
kn
kn
どうすればいいのだろうか。
なんとなく、なんとなくだが今あいつの顔を見たらまたキレてしまいそうだ
ガチャ
そう思っていると医務室のドアが開いた
kn
ut
kn
どうやら本当に晩御飯を持ってきてくれた様だ
このことには素直に礼を言っておく
ut
kn
暫しの沈黙 それを破ったのは鬱だった
ut
kn
kn
なんだ。ただ仲直りをするだけか。 よかったと安堵の息を吐く。 その時だった
ut
ut
そう言い放った鬱の顔に、その言葉に、何故か猛烈な怒りを持ってしまった
kn
ut
kn
ut
kn
ut
kn
ut
kn
kn
ut
kn
kn
ut
ut
ut
トットットットッ
ガチャ
鬱が出ていく
やってしまった。言い過ぎてしまった
なんでや、なんでや
俺はなんでこんな奴なのだろう
なんで…
自己嫌悪に溺れていく
こんな時だって涙なんて物は出ない
本当屑だな
ドアの奥では誰かの啜り泣く声が聞こえる
こう言う時だって手を差し伸べることすらもできない
本当に、なんで…なんで…
kn
プツン
今の音はなんだったのだろう
意識の切れる音か
それとも…
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
コメント
13件
ｧｧｧｧｧｧｧ！！！！ 好きすぎます………ｯｯｯｯ 好きすぎてやばいです（） うわぁぁぁぁぁぁぁああああああ…………………最高です………… 無理はしないで下さいね！ 腕全然落ちてないですよ…………
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