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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

はじめまして、主です

〇〇

あなた役の〇〇です

この作品は初めて書いたものです

〇〇

すごい時間かけて書いてたので、見てあげてください

なお、この作品はかなり重い話となっております

〇〇

虐待・自傷・暴力・虐めの表現が出てきます

自衛よろしくお願い致しますm(_ _)m

〇〇

それではお楽しみください

私が産まれたのは

暑くも寒くもない5月

元気な声をあげて生まれてきた私を見て 両親はにこりともせずに見つめた

上二人が女だから男が良かったんだが…

私も男の子がほしかったわ

寂しい家になりそうだな

大きくなれば、ね。

咲弥(さや)

これ咲弥の妹?

彩希(さき)

そうだよ。彩希と咲弥の妹!

咲弥(さや)

可愛いね!小さいね!

彩希(さき)

咲弥と彩希で守ろうね!

女は大人しいな

そうね。私はそのほうが楽だわ

4年後

掃除してるんだから静かにしてちょうだい!

彩希(さき)

はい…

咲弥(さや)

ごめんなさい、お母さん

彩希なんて、もう小学3年生なのよ?女の子らしく静かに遊びなさい!!

彩希(さき)

はい…

これだから子供は嫌いなのよ

子供の前で言ったらかわいそうだろう

…そうね。悪かったわ

彩希(さき)

〇〇、咲弥、外で遊ぼう

咲弥(さや)

うん!3人で隠れんぼしよう!

〇〇

うん!隠れんぼする!

彩希(さき)

私が二人を見つけてあげる!

咲弥(さや)

やったぁ!〇〇と私、どっちが先に見つかるか勝負ね!

〇〇

む!〇〇負けないから!

どうして悠生と一緒に遊んであげないの?

仲間はずれにしないで、一緒に遊んであげなさい!!

彩希(さき)

でも

また言い訳?ほんと生意気ね!

少しは自由にしてあげなさい

それでも仲間はずれは良くないわ

家(うち)の中で遊びなさい!

〇〇

隠れんぼしたかった…

咲弥(さや)

言うこと聞かないと、ご飯抜きになるよ

彩希(さき)

咲弥、大きな声で言っちゃダメ

はぁ…

〇〇

悠生まだ赤ちゃんだから遊べないよ?

彩希(さき)

う〜ん…どうしよう

毎日毎日怒鳴られていた

小さな頃はなんとも思っていなかった。

でも、大きくなるにつれて 段々それが嫌になっていった

それから5年が経ったある日のことだった

私の家…マンションで火事が起きた

お母さんは弟を抱いて逃げた お父さんは仕事で家にいなかった 私たちは3人で逃げた…はずだった

まるでスローモーション動画を 見てるような気分になった

一番上の姉…彩希が

消えた

彩希(さき)

あっ…

消えたんじゃない 落ちたんだ

咲弥(さや)

お姉ちゃん!!!!!!!!!

咲弥(さや)

お姉ちゃん!お姉ちゃん!!!

〇〇

お姉ちゃんは…?

咲弥(さや)

〜〜〜ッ〇〇!とりあえず逃げるよ!!

〇〇

え、?うん、

記憶はあまりない でも沢山の大人たちの声と

姉の悲鳴だけは覚えている

彩希は!!!彩希はどこなの?!

咲弥(さや)

お母さん、分かんないの!

咲弥(さや)

お姉ちゃん途中で消えちゃって、分かんないの!

姉の咲弥はパニック状態 私は放心状態だった

〇〇

お姉ちゃんは…

〇〇

落ちた

…は?

こんな時に冗談言わないでちょうだい

〇〇

ううん

〇〇

お姉ちゃんは落ちた

…嘘だって言いなさい!!!!

〇〇

違う

〇〇

嘘じゃない

咲弥(さや)

お姉ちゃんが私の視界から消えたのは…

咲弥(さや)

落ちたから…?

……ここで待ってなさい

悠生の面倒見てて

〇〇

分かった

〇〇は来なさい

〇〇

…はい

咲弥(さや)

〇〇…

〇〇

大丈夫だよ、お姉ちゃん

早く来なさい!!

〇〇

はい

それから私はお母さんに質問攻めをされた

しばらくしてお姉ちゃんは見つかった

生きてた頃とは全く違う状態で

こんな感じです

〇〇

最後の方怖くてすみません💦

あれは現実のほうが怖かったよ

〇〇

現実と物語では全然違いますよね…

みなさんも悔いのないようにご家族を大切にしてあげてくださいね

失ってからでは遅いです

〇〇

ですね…

今日はここまで!

〇〇

また次の話でお会いしましょう!!

ばいば〜い…?

〇〇

ばいば〜い!

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