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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

藍原

幽霊の事、教えてあげる

ミコ

謎の少女麗華

今日は久しぶりに趣味のソロキャンプ! 空気はうまいし、人気もないし 都会から少し離れただけ開放感がある。 最近事故物件とか廃トンネルとか 異次元空間ばっかりだったから

生きる!生きてる!

自然のパワー補充はやっぱり格別だ。 取り敢えずテントとタープを張って 焚き火代をセット準備完了! 川のせせらぎ、鳥の鳴き声、僕は自然を満喫していた。

ん?

川の向こう岸の丘の上に女の子が。。。 幻か幽霊か?いや水筒やリュックがあるから 人間ぽい。 こんなところで何してんだ? この辺は熊もでるし、もうすぐ火がくれるのに大丈夫か?

こんにちは

麗華

。。。

無視かよ。 まぁどうなろうが関係ねぇしほっとくか。 死んで幽霊になったら成仏させてやろう。

僕は再びキャンプを満喫した、今日は奮発してサーロインステーキを持ってきたので 早速調理開始! 肉汁たっぷりのステーキにニンニクチップ 森の中に最高の香りが漂う。

ぎゃーっ❗️

川の向こうから悲鳴?叫び? 只ならぬ空気が。さっきの子か? 熊や猪もいるのでサバイバルナイフを手に取り悲鳴のあった方に向かった。 獣道にさしかかると足跡が👣 足跡を追跡すること10分。

別荘だった様な廃墟が目の前に現れた。 外観はヨーロッパ感のある2、3階だてくらいの廃墟だ。朽ち具合からいって半世紀近く放置されている感じだ。

「カダンゴトン!」

誰かいますか?

外から呼びかけるが反応なし、取り敢えず深入りはせず、入り口付近だけ探索することにした。 扉を開け中に入ると、ホールのような広い空間があり、奥の両サイドに螺旋階段がある。 天井には蜘蛛の巣が無数に張り巡らされ 全体的に埃の量が半端ない。

誰かいますか?

近くでキャンプしてるものです

耳を澄ますが反応なし、不気味だし、今日は調査でもなんでもない、引き換えそう! 記念の写真を10枚くらい撮ってキャンプに戻ることにした。

川の対岸まで来たところ、テントが揺れている。。。ガサガサッ

猪か?猿?

橋を渡り、テントに近づくと 丸焦げになったサーロインくんが。。。 「ちくしょう、忘れてた。」悲しみはさて置きそーとテントを開けた。

誰だ?

麗華

ビクッ⁉️

テントの中にいたのはさっきの少女だった 少女はとっさに何かをズボンの後ろポケットにしまった。

何とった?

麗華

。。。

ポケットに何か隠しただろ?

麗華

。。。

少女と僕は軽い揉み合いになったが 少女はあまり抵抗しなかった。 僕はすかさず少女のポケットに手を突っ込み 取ったであろう何かを探した。

ポケットの中に紙の様なものの感触がある。 そして驚くほどの柔らかいおちり。。。 これはチャンスと思い探すとフリしてお尻を触りまくった。

これは?僕の名刺?

他にもとっただろ?

このテントは俺のテリトリー! 僕は調子にのり上着のポケット 胸ポケットと隈なくあらゆる ポケットを探るフリしてボディチェックする。 まだ熟してない体を触りまくってやった。とにかく柔らかいんだ。 なんでだ、どう言う食生活してたらこんな 柔らかい体に。。。

麗華

わっかった、止めろ、これ以外とってない!

喋れんじゃねぇか

お前何もんだ、なんで名刺取った?

麗華

。。。

言わないならこうだ

「この犯罪者め、喋るまでこうさせてもらう。」とブツブツいいながら、手を後ろで縛り、両足も縛り、ゴルフの練習で使った。 穴あき練習ボールにひもを通してスケベ猿轡を即席で作って縛り挙げた。

「ググーっ」この緊張感の中で少女の腹が鳴る。。腹が減ってる?

よし正直に喋らないなら、極刑に処す!

丸焦げになった、サーロインを投げ捨て。 サブで用意してあった、フランクフルトを火にかけた。 フランクフルとがプシュプシュ音を立ててやけていく。

どうだ食いたいか?うまいぞ

彼女の方を見ると、唾液でノースフェイスのジャケットがベチョベチョに。。。 やりすぎかと思ったが、遊び心に火のついた僕はハイボールに使おうと思ったレモンをランタンスタンドの先にぶら下げ、少女の前に。

これが条件反射だ、自分の唾液で溶けちまえ

少女の唾液はこれでもかと言わんばかりにジャケットにびっちょり。 流石の僕も正気に戻り、猿轡を外した。

ごめん、やりすぎた

腹減ってんだろ、カツ丼はねぇけど
フランクフルト食うか?

麗華

ふんふん

縄ははずさねぇーからな

口元にもっていくと 少女はものすごい勢いでフランクフルトをほうばった

ちょっとまってろ

焼き鳥に、串椎茸、トウモロコシなど 続々と焼きはじめた。

まぁこれでも飲め

ジョッキ一杯分のハイボールを口にもっていくとゴクゴクと音を立てて飲んだ。 これで少しは喋りやすくなると思った。

こいつらが食いたいなら、まず名前を言え

麗華

麗華

声が若い まさか藍原と同じ年齢くらいだよな。。 20歳以上

何歳?

麗華

18

違う、18じゃない。聞かなかったことにする

まずい、未成年に酒与えたら僕も罪人じゃねぇか。フィフティフィフティの立場になっちまった。

窃盗〈 未成年淫行。。。

わかったギブアンドテイクだ

縄を解いて、これらを食っていいから、年齢は聞いてないことにしてくれ

麗華

わかった

なんとも奇妙な出会い、これから先 この謎の少女麗華と心霊研究部のみんなとの壮絶な出来事がはじまるのである

藍原

ご愛読ありがとうございます。
アルファポリス投稿小説で連載中!

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「デジャヴ」で検索してみてください。そちらの方が読みやすいかと思います。ただいまエピソード50くらいです

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@deja _vu108

ミコ

幽霊の事教えてあげる
あらすじ👇👇

物語は現在の2021年、譲り受けた霊体ユリと事件のきっかけとなった心霊スポットを訪れるところから始まり 物語はきっかけとなった2年前に遡る。 霊感体質が再起動した僕 イタコの血を継ぐ藍原 犬神家の中島 心霊研究部 部長のドク 風俗女のあい嬢 など個性溢れるメンバーで心霊ミステリーを解明、実験していく。 実体験を元にしているものもある為、フィクションをミックスしてます。 オカルト、恋愛、エロスを絡めた 壮大なストーリー 主要人物のサイドストーリーも掲載中!

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