穂波
宵崎さん…ここは?
奏
私が最近外に出るようになって
奏
疲れたら夜によく来るんだ
穂波
そうなんですね…
穂波
風も気持ちいいですし
穂波
景色もいいですね
奏
うん
奏
ここに来ると
奏
心が癒されるんだ
穂波
でもなんで…
奏
ん?
穂波
なんで抜け出そうって…
奏
なんか抜け出したくなっちゃったから
穂波
え?!
奏
たまにはいいかなって
穂波
…そうですか
奏
ベンチに座ろっか
穂波
はい!
奏
今日はなんで誘ってくれたの?
穂波
咲希ちゃんが遊んで見たいって
穂波
そう言ってたので
穂波
ぜひ遊べたらなって
奏
そうなんだ
奏
誘ってもらった時
奏
すごく嬉しかったんだ
穂波
え?
奏
普段、雇い主として接してるけど
奏
この時間だけは
奏
1人の人として見れるんだ
奏
私はあんまり人との関わりがなかった
奏
でも望月さんのおかげで
奏
この4年間で
奏
私の世界が広がった
奏
だから感謝してもしきれないよ
穂波
そんなことは……
奏
それに、あの日望月さんが
奏
私のことを見つけてくれたから
奏
私は今生きてる
穂波
…私、あの日見て思ったんです
穂波
この人はきっと私に助けを求めてくれない
穂波
なら、私が助けに行かなきゃ行けない
穂波
そういう使命を背負った気がして
穂波
でも、宵崎さんは
穂波
私の想像を超えて
穂波
どんどん世界の輪を広げて
穂波
置いてかれてる気がして…
奏
そうだったんだ…
奏
少し私が不安にさせちゃってたんだね
穂波
いえいえ!
穂波
私が勝手に感じてただけで…
奏
ねぇ、今日買ったもの交換しない?
穂波
あ…そうですね!
穂波
じゃあ私から…
穂波
最近寒くなってきましたし
穂波
宵崎さんあまり洋服を
穂波
持ってないようなので…
奏
うっ…
穂波
カーディガンを…
奏
これ…
奏
すごく可愛い…
穂波
本当ですか?!
奏
ありがとう
穂波
いえ…そんな…
奏
じゃあ私からも…
奏
これ、手袋
穂波
手袋?
奏
うん
奏
最近は私も手伝うようにもなったけど
奏
お皿洗いとかしてると
奏
手が冷えちゃうから
奏
大切にして欲しいなって
穂波
…嬉しいです
奏
ッ…?!//
穂波
そこまで考えてくれたなんて…
穂波
ありがとうございます
奏
こちらこそ
穂波
暗くなってきたし
穂波
帰りませんか?
奏
そうだね
穂波
家まで送りますよ
奏
ありがとう
てくてくてくてくてくてく
奏
今日は楽しかったね
穂波
そうですね
穂波
久しぶりに2人でそとにでましたからね
奏
そうだね
穂波
この手袋...温かい...
奏
早速つけてくれたんだ
穂波
はい!
奏
(*'▽'*)
穂波
あっ...
奏
これって...
雪...?
穂波
今日予報なんてなかったのに...
奏
ね、
奏
綺麗...
穂波
ここで降るなんて...
穂波
久しぶりですね
奏
うん
奏
じゃあここまでで大丈夫だよ
穂波
そうですか...
奏
うん、じゃあ...
チュ...
奏
...?!///
穂波
あっ...///
穂波
す、すみません!
奏
...
奏
チュ...///
穂波
んッ...///
奏
...ヌルッ♡
穂波
(ふかいッ.../)
奏
プハッ...//
穂波
はぁ...はぁ...//
奏
これでおあいこね...//
穂波
...!
奏
じゃあ...
穂波
はい...また...
一方その頃
瑞希
え〜//
瑞希
そこまでいっちゃった?!
咲希
ここまで進むなんて...
絵名
奏ってあういうことするんだ...
絵名
以外...
志歩
はぁ...
志歩
盗み見はよくないと思うけどね
瑞希
盗み見じゃない!
咲希
観察だよ〜!
志歩
まぁ、進展あったなら
志歩
ほら咲希帰るよ
咲希
え〜もうちょっと〜
絵名
ほら、瑞希も帰るよ
瑞希
えー?
瑞希
まぁ、今日の夜聞こうかな〜
咲希
私も聞いてみよー!
志歩
穂波が困るからやめな
盗み見してる4人でした (まふゆは勉強、一歌はばいとで帰りました)