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藤澤
大森
若井
藤澤
藤澤がため息をつくと 立ち上がって2人を見る
藤澤がめずらしく苛立っている ピリついた雰囲気に2人とも 緊張して様子を見る
藤澤
藤澤
藤澤
大森も若井も息を飲んで 藤澤の続きの言葉を待った
藤澤
藤澤
大森
若井
藤澤
若井は自分の服を見る 確かに結構濡れてしまっている
若井
若井
藤澤
藤澤
大森
大森
大森
藤澤が出ていこうとする 大森の腕を掴む
藤澤
藤澤
藤澤
藤澤
藤澤が大森の心を 見透かしたような瞳で見る 逃がしてはくれなそうだ
大森
大森は仕方なく浴室に残る 藤澤が湯船のお湯張りをする
お湯が勢い良く流れて 湯船に溜まっていく
藤澤が上着から服を脱ぐ 若井は少し戸惑いながらも 服を脱いだ
藤澤
藤澤
大森
藤澤
藤澤
藤澤
若井
藤澤
藤澤
藤澤が大森の肩を掴んで 浴室の椅子に座らせる そしてシャワーを若井に渡した
藤澤
若井
若井はちらりと大森を見る 大森も少しこちらを 気にしている様子だ
若井は蛇口を捻ってシャワーを出す
若井
若井
若井
大森
大森の肩にそっとお湯をかけていく
大森
若井
大森
若井の指がそっと大森の髪をなでる それがとても気持ちいい
若井
大森はしばらく若井が与える 心地良さに身を任せていると 若井が呟いた
若井
若井
大森
若井
若井
大森は何か言葉を 返さないと思い焦る しかし、言葉がまとまらない
自分でも答えが 見つかってないものを どう伝えていいのか分からないのだ
若井
若井
でも若井は震えながらも 言葉を絞り出している
大森もどうにか言葉を探した
大森
大森
大森
若井
大森
大森
大森は若井の方を振り返る 若井も大森を見つめる
大森
今度は若井が何も言えなくなった 突然、罪悪感が湧き上がる
大森
若井
若井
若井
大森
大森
大森は何がこんなに嫌なのか もう一度考える
大森
大森
なぜか若井の言うことに 対して強い反発心が あることだけは分かる
どうして、それが 藤澤の時にはないのか
大森
大森
ふっと何が思い当たった感覚がした 答えが見えてきたような気がする
大森
大森
大森はやっと腑に落ちる 答えを見つけた
大森は若井をちらりと見る
若井
大森
大森
大森
若井
若井
若井
若井
大森
若井
大森
大森
大森
大森
大森
若井
若井
藤澤
藤澤
若井
若井
大森
大森
大森
大森
大森
若井
若井
てっきり大森はこういう事に 興味が無いのかと思っていた
対照的に若井はそういう事に対する 興味が強いからめんどくさくて 避けられているのかと
それが蓋を開けてみたら 触りたかったからだとは 想像も付かなかった
若井は熱が頭に 上がっていくのを感じる
大森
大森が若井の顔を覗き込む
若井
大森は指先で 若井の手のひらにそっと触れる
大森
大森
若井は耳を赤くしながら こくりと頷いた
大森
大森
大森
大森
藤澤
若井
大森
大森
藤澤
大森
大森
若井
大森
大森
大森は藤澤に圧をかける 藤澤は若井を見る
藤澤
若井
若井
大森
大森
大森
若井
大森
大森
若井
大森
若井
藤澤
大森
大森はお湯がたまった湯船に入る 若井はまだ戸惑っている 口角が上がりそうになるのを抑えた
今、自分は少し嘘をついた 若井を避ける理由は2つある 1つは触りたいから
もう1つは若井が 主導権を握っている事が 癪に障るからだ
若井と藤澤に 誰が主導権を握るべきなのか 理解してもらわないといけない
大森
大森はこの先を想像して こっそりと笑った
3人は浴槽から出て身体を拭く 若井が部屋服を着ようと シャツを掴む
大森
若井
大森
若井
若井
大森
若井
若井
大森
大森
大森はきょとんとして 若井の瞳を見る すると若井は目を逸らした
大森はまた口角が 上がりそうになるのを我慢した
大森
大森
若井
若井
大森
大森は若井の腕を掴んで引っ張る さらに耳元で呟く
大森
若井が息を飲んだ音が聞こえる 様子を見ると瞳を潤ませながら こちらを伺っている
大森
大森
若井
大森
大森
藤澤
3人はベットルームに移動する
大森
大森
若井
大森
若井
若井はベットの上で仰向けになる 大森が何をするのか想像が付かない
大森
大森
藤澤
大森
藤澤
大森
藤澤
藤澤
大森
藤澤と若井が一瞬 顔を見合わせたが すぐにお互いそらす
藤澤
藤澤
大森
大森
藤澤
大森
藤澤
藤澤
大森は若井を見る ベットの上で気まずそうに 座っている
大森
大森
若井
大森
大森は若井に近づいて見つめる
大森
大森の異様な気迫に 若井は本当は怒っているのではと 疑い始めた
確かに自分と藤澤の 扱いの違いに怒っておいて 自分自身は2人の扱いに差がある となると筋が通らない
大森
大森
大森
若井
若井
藤澤
藤澤は若井の言葉に顔をしかめる
若井
若井
若井
藤澤
藤澤はため息を吐き出したいのを 我慢しながらベットに向かう
ベットに上がると藤澤は 若井の耳元に口を寄せて 小さい声で話す
藤澤
藤澤
若井
若井は藤澤の肩を掴んで 上向きに寝かせる
藤澤
若井
藤澤は大森をちらりと見たあと また小声で話す
藤澤
藤澤
若井
若井
藤澤
若井
若井
藤澤
大森
若井
若井
藤澤
今度は若井から小声で 藤澤に話す
若井
若井
藤澤
藤澤は図星を突かれて黙り込む 確かにその通りだ
若井が藤澤を見つめてから 口元に目線を落とす
藤澤の身体が緊張で強ばる 若井とする初めてのキスが こんなにハードモードになるとは 想像もつかなかった
藤澤
藤澤
藤澤は瞳を閉じてシーツを ぎゅっと掴む
若井の唇が藤澤の唇に触れる 意外と柔らかい
そう思っていると 若井の舌が藤澤の唇を舐めた
藤澤
つい声を上げてしまうと 若井の少し荒れた息が聞こえてきた
ぱっと目を開けると 若井が口の中に舌を入れて来た
藤澤
藤澤
藤澤は若井の胸を押す 普通初めては軽いキスからだろうと
しかし若井はやめる気配がない むしろ、ますます激しくなっていく
藤澤
藤澤が密かに顔を振って 抵抗をしていると 若井は藤澤の顔を 両手で抑えて固定した
さらに若井の舌が 奥に入ってくるのを感じる 背筋にぞわっとした快感が走った
藤澤
若井の指が藤澤の耳を撫でる 気持ちが良くて 身体の力が抜けていく
若井がやっと藤澤を離したが 藤澤は酸欠と快感で 頭がぼーっとした
若井
若井
藤澤
藤澤
藤澤がぼーっとしながら 若井を見つめる
若井
藤澤
藤澤は恥ずかしくてつい顔を覆う
若井
若井
若井が藤澤の手を顔から引き剥がす
藤澤
若井
藤澤が眉をひそめて また小声で話す
藤澤
若井
若井は笑ったあと 藤澤の耳ともで喋る
若井
若井
藤澤
藤澤が反論することを 許さないというように 若井は唇を再び重ねた
大森はそんな2人の様子を じっと見つめた
焚き付けてみたら ばればれの演技でキスを 始めた時も面白かったが
若井の波に飲み込まれながらも 2人のためにこの茶番に 乗っている藤澤が愛しい
大森は優越感に浸りながら 2人を観察した