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橙
俺は朝が嫌いや、朝は起きれへんし、 体調がずっと優れへんのや..っ
壁かけ時計に目をやると、 短い針が7をさしていて、長い針は 3を過ぎていた。
朝は嫌いだけど、ちゃんと 起きないと起立性調節障害の治る 可能性が低くなるそうだ。
今更治っても、っ と思うが、 そんなことを考えると、紫ぁくんの 頑張りを踏みにじっているように 感じて、考えを捨てた。
そんなことを考えていると、扉が2回、 小気味いい音を立てて鳴った。
< 橙くん、起きてる?
心配そうに優しく 問い掛ける紫ぁくん。
重たい体を上半身だけ 起こし、扉に目線を向ける。
橙
< 入ってもいい?
橙
紫ぁくんは起立性調節障害を 受け入れてくれていて、 色々と手助けをしてくれる。
仕事やってあるはずなんにっ、
体調悪い時は無視してまうねん、
紫
橙
考え事をしていると、 俺を刺激しないように優しく名前を呼ぶ 紫ぁくんが居た。
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紫
と微笑み掛ける紫ぁくん。
橙
※ 申し訳なくて、咄嗟に謝る。
※ 咄嗟 (とっさ)
紫
紫
と言い、茶碗の乗ったおぼんを 主張するように前に出す。
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橙
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紫
橙
そうとだけ言い残し、 部屋を後にする。
橙
橙
お腹は空いてないけど、 少しずつ箸が進む。
もういらへん..
数口食べ、箸を置く。
橙
キッチンまで持っていこうと思い、 ベッドから腰を浮かす。
橙
気分が悪くなり、目眩や立ちくらみが より一層酷くなる。
橙
フラフラな体で おぼんを持ち、落とさないように しながら階段を降りる。
階段から落ちないように、 壁にフラフラする体を擦り付けながら。
ついにキッチンまで行き、 おぼんを洗い物の中へと入れる。
紫
入れたところで、 紫ぁくんに見つかった。
紫
と手を忙しなく動かしながら 問い掛けてくる。
橙
紫
紫ぁくんは、いつもに増して 真剣な眼差しで訝しげに聞いてくる。
橙
本当は気持ち悪くて、 今にでも吐きそうなくらいだ。
これ以上..紫ぁくんに迷惑かけたら あかん気がすんねん、っ
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紫
紫
橙
紫ぁくんも相談してね って 言おうとしたけど、やめておいた。
紫ぁくんから相談してくれることを 信じてるから。
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紫
と弾んだ口調で聞いてくる。
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橙
まだ話せへんこともあるし、 話したくないことやってあるけど..
今幸せなら、ええよなっ
~ 紫 ぁ 君 side ~
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橙
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紫
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橙
紫
今じゃ橙くんが大人になって.. 可愛かった橙くんはどこへ..と 思うことが増えたけどっ
苦しんでる橙くんがを見なくなって今、 とても幸せですっ!