銃?
まさか
千年後にはもういない 第二話
琴音
琴音
保健室の先生
保健室の先生
何分たっただろうか
綺月、
守れなくてごめん
ごめん、ごめん
そんなこと考えても無駄だよね。
琴音
ガラガラ
琴音
琴音
保健室の先生
琴音
そんなことを言いながら私は涙目になっていた
先生にはバレていたのだろうか
琴音
保健室の先生
保健室の先生
重い病気にかかるかもしれない
琴音
保健室の先生
脳震盪、よ
琴音
保健室の先生
保健室の先生
琴音
嘘、嘘、嘘
ガクッ
琴音は絶望のあまり膝をついてしまった
保健室の先生
私の目からは涙がポロポロとこぼれていた
はじめてできた親友を、
こんなとこでなくすなんて忘れるなんて
できるわけないだろ
どうして
どうして
どうして
嗚呼、現実ってクソだな
バタッ
ガラガラ。
綺月、
保健室の先生
先生は何を行ったのだろう
琴音
苦しい、何が起きてるんだろう
琴音
でもなんだか
死ぬ感じの苦しさじゃないな
記憶が移ろう中
綺月は私を
初めて見る顔をして立っていた
コメント
2件
どうか助かりますよに……