俺は屋金 恵時(ヤガネ ケイジ) ここ白尾高校に入学を控えている。
両親の反対を押し切り地元を離れ 今日から一人暮らし。
不安はあるが俺はどうしても この白尾高校に入学したかった。
…あいつが入学すると聞いたから。
kn:
ふぅ。
kn:
荷解きは大体済んだな。
kn:
今日から一人暮らしか…
kn:
会えるといいな。
・・・1年半前・・・
モブ
なぁ屋金!
モブ
聞いたか?
モブ
鮫島が白尾高校入るんだってよ!
kn:
え…
kn:
シャ…
kn:
鮫島が?
モブ
あぁ、
モブ
姉ちゃんが話してたんだよ。
モブ
お前仲良かったろ?
kn:
まぁな
kn:
(白尾高校か…)
kn:
(地元からは少し離れてるな…)
モブ
屋金さ、
モブ
鮫島と喧嘩別れしてからそのままだろ?
モブ
いいチャンスじゃねーの?
kn:
え?
kn:
チャンスって?
モブ
後悔してんだろ?
モブ
中学入ってからどっか上の空だぞ。
kn:
…そうかな。
モブ
バレてないとでも?
モブ
俺幼稚園からお前らと一緒なんだぞ。
kn:
そうだな…
kn:
確かに心残りはあるよ。
モブ
ちょっと距離はあるけど
モブ
お前の偏差値なら行けんだろ、
モブ
白尾高校。
kn:
…
モブ
行けよ。
モブ
最初で最後のチャンスかもしれねぇぞ。
kn:
(鮫島とまた会える…?)
kn:
(最初で最後…)
モブ
はぁ。
モブ
俺は教えたからな。
モブ
後はお前次第だぞ。
kn:
(白尾高校…)
主
短いですが今回はここまで。
主
良ければ次も見てください。
主
では。