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続き楽しみにしています!
主
理事長室を出て、いるま先輩が案内してくれるあとをついていく
初兎
さっき、女の子を名前で呼ぶことが珍しいみたいな言い方しとったけど…
いるま先輩くらいの綺麗な人なら、彼女の1人や2人…って2人はあかんか
いるま
いるま
え?
いるま先輩が、片想い…?
こ、こんなにキレイな人がっ…!
すごくモテそうなやのに…!
初兎
けれど、いるま先輩は一瞬、苦しそうに顔を歪めて、口を開いた
いるま
…っ
初兎
うち、無神経なこと言ってしまった…。
肩を落としたうちをみて、いるま先輩はふっと微笑んだ
いるま
いるま
諦めるつもりはない…?
そ、それって…!
初兎
いるま
いるま
そういうものなん、かな…?
で、でもやっぱり、略奪者はあかん!絶対!
いるま
別に恋人がいるなんて隠すことでも無いやろうけど…
笑われそうだから言わないでおこうっ…
初兎
いるま
眉間にシワを寄せ、ぐっと顔を近づけてきたいるま先輩
初兎
いるま
初兎
いるま
いるま先輩はメガネかけてないのに、メガネに詳しいんかな…っ
伊達メガネってバレるのは都合が悪い気がして、慌てて首を左右に振った
初兎
初兎
いるま
いるま
面白そうに笑う先輩に、ほっと胸を撫で下ろす
まさかメガネに助けられるとは…話が切り替わってよかった…
初兎
いるま
いるま
ふと思い出して質問したうちに、いるま先輩は話を始めた