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【参加型】流れ落ちた星と世界樹

第6話 - 第5話＿＿無辜の民達は

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2025年11月03日

#一次創作

#参加型

#ファンタジー

#コメディ

#Kurusu.の家

Kurusu.

紫髪の女＿＿ヴィオレッタからの襲撃を受けたソール達は、アレイと維月の案内により写真屋へと避難した。

黒桐維月

…ふぅ、これで一安心でしょうか。

ソール・フィロソフィア

ありがとうございます。助かりました

？？？

あ、お兄ちゃんにソールさん…！？

リズル・レオドール

皆でどうしたの？…何かあったの？

写真屋の中に足を踏み入れると、奥から2つ結びの少女が出てきた。アレイの双子の妹、リズル・レオドールだった。

アレイ・レオドール

リズ…！

アレイ・レオドール

良かった、無事だったんだな…！

リズル・レオドール

お、お兄ちゃん？急にどうしたの？

リズル・レオドール

ほら、リズはいっつも元気だよ！

アレイ・レオドール

…突然、紫髪の女が俺達を襲ってきたんだ。

アレイ・レオドール

それで、リズが傷付いていないか心配で堪らなくて…。

リズル・レオドール

紫髪の人？

ソール・フィロソフィア

…詳細は順を追って話します

リズル・レオドール

う、うん…。

いつの間にか静かになった一行。ソールが咳払いをし、話を切り出した。

ソール・フィロソフィア

…コホン。

ソール・フィロソフィア

写真屋に居たリズルさんにも分かりやすく説明すると、隣町にて流星直下が起こりました。

ソール・フィロソフィア

私達は隣町の方々を避難させ、現在は王城からの指示で動いております。

リズル・レオドール

え…

リズル・レオドール

流星直下って、数千年に一度の周期で起こるって言われているあの…？

ソール・フィロソフィア

はい。その通りです。

リズル・レオドール

な、なんで＿＿？

ソール・フィロソフィア

…私は、それと関連しているのがワルキューレだと踏んでいます。

ソール・フィロソフィア

ワルキューレというのは…つい先程私達を襲った者ですね。

シアル・シーフォン

それで、そのワルキューレって、具体的にはどんな事をしてる組織なの？

ソール・フィロソフィア

…ワルキューレは、世界征服を目論んでいる組織です。

ソール・フィロソフィア

今となっては半分伝説の様な存在ですが。

レカ

そうだ！

レカ

…あれ、何だっけか？

レカ

ソールが、そのワルキューレに誰かがどうのこうの〜…

聖吹レイム

ワルキューレに旧友が居る、って話かしら？

レカ

そうそれだ！

ソール・フィロソフィア

…その話は今度にしましょう。

ソール・フィロソフィア

私の知り合いに、ワルキューレの被害に遭った事がある方が居ます。

ソール・フィロソフィア

その方は一時的に能力を奪われたそうです。

ソールがそう呟くと、アレイがはっとした様な表情をする。

アレイ・レオドール

もしかして、彼奴が「能力を渡せ」って行ってきたのは＿＿

ソール・フィロソフィア

もしかすると、その件と関連があるのかもしれませんね。

スアレス

では、そちらの方に話を聞いて情報収集してみては？

セシル

確かに。

セシル

それで、その知り合いって何処に居るの？

ソール・フィロソフィア

ここの直ぐ近くにある森の方に居ますね。

ソール・フィロソフィア

行ってみますか？

聖吹レイム

いいわね、行ってみましょう！

レカ

え、写真屋に来たばっかりなのにもう行くのか？

レカ

ワガハイはもうちょっと休みたい！

シアル・シーフォン

みんなあの紫髪の人と対峙して疲れただろうし、ちょっと休ませてもらってから行かない？

ソール・フィロソフィア

…分かりました。

ソール・フィロソフィア

では、少しお邪魔します。

黒桐維月

えぇ。問題ございません。

黒桐維月

…それに、こちらにも聞きたい事が山ほどあるので。

アレイ・レオドール

そうだな。

アレイ・レオドール

流星直下の事もワルキューレって組織の事も、もう少し詳しく聞きたい。

それから、ソール達は3人に流星直下やワルキューレについて細かい説明をしながら休憩していた。

ソール・フィロソフィア

…とまぁ、流星直下とワルキューレに関してはこんな感じです

リズル・レオドール

そうなんだ〜…。

リズル・レオドール

リズ、初めて知ったかも！

ソール・フィロソフィア

流星直下はまだしも、ワルキューレには謎が多いですからね。

ソール・フィロソフィア

私がこんなに詳しく知っているのも、知り合いが被害に遭ったからですし。

聖吹レイム

…さ、そろそろ行かない？

聖吹レイム

その被害を受けた人、ここからすぐ近くの森に居るんでしょう？

ソール・フィロソフィア

そうですね。

ソール・フィロソフィア

私達はそろそろ出発します。

ソール・フィロソフィア

皆様もお気を付けてください。

リズル・レオドール

はーい！

アレイ・レオドール

…リズに何かあったら俺が守る。
だから心配は要らない。

セシル

自分の身も守った方がいいんじゃないかな。

ソール・フィロソフィア

2人なら大丈夫でしょう。

レカ

強そうな能力も持ってたしな！

〜？？？〜

城光エル

……

城光エル

……

城光エル

……？

何もかもが歪んでいる不気味な空間で、羽を生やした天使の少女が何かを見つめていた。

少女が見つめる先にはいくつもの記憶の断片が存在していた。旅人達がヴィオレッタと遭遇した時の記憶、旅人達が街を回っていた時の記憶、そして現在＿＿。

それらを不思議そうに見つめる少女を、メイド服を着た金髪の少女が更に見つめていた。

城光エル

……？

城光エル

……。

勘飛アリサ

(どうしてこんな所に1人で居るんだ…)

勘飛アリサ

(いやまぁ私もなんだけど)

勘飛アリサ

(…とりあえずデイルを連れて来ないと。)

金髪メイド服の少女、勘飛アリサは、いつものように白髪の少女の隣に居る銀髪の少女の事を思い出した。

？？？

…あ、エル

墮鐘デイル

こんな所に居たの？

城光エル

……

勘飛アリサ

うわ…いつの間に？

墮鐘デイル

…アリサ。

墮鐘デイル

君も、どうしてこんな所に居るの？

勘飛アリサ

私？私はただ気になって＿＿

墮鐘デイル

…ふーん。

墮鐘デイル

まさか、エルに何か変な事してないよね？

城光エル

……(されてないよ、だから安心して。)

城光エル

……(ただ記憶の断片を覗きに来てたの。
アリサも同じなんでしょ？)

墮鐘デイル

記憶の断片を覗きに来ただけ、アリサも同じなんでしょ？…だって。

勘飛アリサ

あー、うん。まぁ。

墮鐘デイル

…そっか。

城光エル

……(でも、長居してても特に面白いことは無かったよ。)

城光エル

……(ただ、旅人達の記憶を覗いただけ。)

城光エル

……(デイル、早く戻ろう？)

墮鐘デイル

うん、そうだね。戻ろう。

エルの言葉を翻訳したデイルが頷く。しかし、エルが何を思っているのか分からないアリサは困惑していた。

勘飛アリサ

？？？

勘飛アリサ

エルはなんて言った？

墮鐘デイル

ここはつまんない、早く帰ろうって。

勘飛アリサ

…確かに、それは私も賛成だ。
早く戻りたくなってきた。

城光エル

……(そういえば、)

城光エル

……(ヴィオレッタが旅人達を襲撃したみたいだね。)

戻ろうとした時、エルがデイルの服の裾を引っ張った。そして、記憶の断片のひとつ＿＿旅人達がヴィオレッタの襲撃に遭った時の記憶の断片を指差した。

墮鐘デイル

あぁ、それ？

墮鐘デイル

誰かに指示されたんだか単独行動だか知らないけど、僕達には関係無いよ。

勘飛アリサ

関係無いなんて事は無いだろ……。

城光エル

……(私も、アリサの言う通りだと思うよ。)

城光エル

……(いつか、私達だって旅人達と戦う事になるかもしれないから。)

墮鐘デイル

…そう。

写真屋で暫し休憩を挟んだソール達旅人は、ワルキューレの被害に遭った事があると言うソールの知り合いに会いに行く事になった。

シアル・シーフォン

ま、まだ着かないの…？

シアル・シーフォン

もう森に入ったのに…。

聖吹レイム

あ”ぁ”〜、疲れた…。

ソール・フィロソフィア

今日は珍しく森の奥の方に居るみたいですね。

ソール・フィロソフィア

あと少しのはず…。

レカ

それ、10分前も聞いたぞ！

レカ

ワガハイ、もう脚がパンパンだ！
歩けない〜！

スアレス

我儘言わないで下さい。
貴方子供ですか？

ソール・フィロソフィア

…子供ですね。まだ10の。

スアレス

はぁ、忘れていました…。

セシル

ここに川があるみたいだし、少し休憩しようよ。

セシル

川の水、綺麗だけど飲めるのかな…

ソール・フィロソフィア

えぇ、休憩しましょう。
流石の私も疲れてきました…。

セシルが提案し、休憩に入る事になった。それぞれが地面に座り込んで休憩していると＿＿

？？？

…おや？

？？？

森に人が来るのは珍しいですね…。

？？？

こんにちは、今日はどの様な用事で？

ソール・フィロソフィア

彩夢さん…。

ソール・フィロソフィア

お久しぶりです、今日は貴方を探して来ました。

雲母坂彩夢

私ですか？

雲母坂彩夢

えぇっと…どうされましたか？

白髪で髪をお団子結びにした少女が現れた。少女はライアーを手に持っており、楽器演奏者であるという事が分かる。

雲母坂彩夢、ソールが探していた「ワルキューレの被害に遭った事がある人物」である。

こんにちは。現在登場している敵さん+αを紹介します。大体登場順です。 (※多少前後しているかもしれません)

【名前】ヴィオレッタ【種族】悪魔【出身国】ニザヴェリル【年齢】500↑ 【性別】女【性格】怪しげな雰囲気を纏っている、ワルキューレのメンバー。修道女の様な服を着ているが、本当に教会関係者なのか、彼女の過去と何かしらの関係があるのかは不明。面倒見が良く、メンバーを纏め上げるカリスマ性も持ち合わせている。【一人称】ワタシ【二人称】キミ　○○ 【好きな○○】小動物　旅人達　妹【嫌いな○○】物騒な物事　肉食動物【得意な○○】誰かを騙す事　嘘をつく事　連携技【苦手な○○】話を聞かない人【武器】大鎌【能力】？？？【能力詳細】？？？【戦闘力】89 【防御力】92 【魔力】66 【過去】？？？【旅人枠への印象】滅茶苦茶抵抗してて可愛い。小動物みたい。【その他】リナシータの姉。何故か敵であるはずの旅人達を気に入っており、小動物みたいだと表現し妹と同じくらいに可愛がっている。

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【名前】リナシータ【種族】悪魔【出身国】ニザヴェリル【年齢】500↑(ヴィオレッタより下) 【性別】女【性格】命令は必ず従う、従順なワルキューレのメンバー。姉であるヴィオレッタにとてもない憧れを抱いており、慕っている。姉の為であれば何だって出来る少女。環境のせいか流行には疎いが、お洒落をするのは大好き。【一人称】わたし【二人称】あなた　○○さん　○○さま【好きな○○】姉　お洒落をする事　メイク【嫌いな○○】姉を害する全て【得意な○○】裁縫や刺繍　剣技【苦手な○○】メンバー以外との会話【武器】クレイモア【能力】？？？【能力詳細】？？？【戦闘力】71 【防御力】70 【魔力】85 【過去】？？？【旅人枠への印象】少し苦手だが、何故か姉が可愛がっているので何となくで接している。【その他】ヴィオレッタの妹。ヴィオレッタの指示であれば何でもする。

【アイコン】

【名前】リズル・レオドール【種族】アース族【出身国】アースガルド【職業】花屋【年齢】15 【性別】女【性格】明るく無邪気で子供っぽく、危なっかしい。よく兄に助けられている。兄が大好きで、何処へ行っても着いて行く様な、素直で可愛らしい一面も持っている。【一人称】リズ【二人称】(知り合い)キミ　(初対面)貴方【好きな○○】双子の兄　お花　動物　自分の仕事　イチゴジャムのパン　フルーツサンド【嫌いな○○】兄をいじめる人　からし　苦いもの(特に薬)　注射【得意な○○】花のアレジメント　動物のお世話　料理　物事の暗記【苦手な○○】早起き　運動　絵を描く事　薬を飲む事【武器】弓矢【能力】？？？【能力詳細】？？？【戦闘力】72 【防御力】70 【魔力】85 【過去】？？？【ソールの事は知っている？】YES 【ソールとの関係性】花を買いに来てくれる時に話す(お客さんと店員) 【その他】双子の兄と比べて皆と仲良くしている女の子兄より戦闘力等が優れているが、病弱で長時間の戦いでは体力が持たない為、兄の方が前線に出るいつもお互い入れ替わっていて、両親でも時々見抜けない事がある。髪型を変えるだけでもどちらか分からなくなるぐらい似ている似すぎているせいで、双子というのは数少ない知り合いにしか知られていない動物は好きだが、病弱なせいで飼う事は出来ない為、野良猫や野良犬達を家族に見つからないようにこっそりお世話をしている (兄にはバレているが、言わないでいてくれている) かなりのブラコンで、兄が戦いの最中に命を落とすなら、片割れである自分もそうするつもりである人の事は誰でも名前か苗字にさん付けで呼ぶ皆からはリズやリズちゃん等の愛称で呼んでもらっている

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【名前】ダイヤ【種族】ヴァン族？【出身国】ヘルヘイム【年齢】20 【性別】男【性格】血の気が多く喧嘩早いと思われているが、実際は仲間以外には冷静で残酷な性格。【一人称】俺【二人称】オマエ【好きな○○】果物　海　貝殻【嫌いな○○】差別する人　母親【得意な○○】演技　武器の手入れ　パルクール【苦手な○○】腐った物　優しい人【武器】薙刀　小刀【能力】？？？【能力詳細】？？？【戦闘力】87 【防御力】58 【魔力】89 【過去】？？？【旅人枠への印象】平和ボケしている奴ら【その他】自分の種族はあまりよく分かっていない何故か本当の姿が見える

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【名前】城光エル(しろひかえる) 【種族】天使【出身国】ヴァナヘイム【年齢】不明【性別】女【性格】優しいが警戒心が強い。【一人称】私【二人称】貴方【好きな○○】静かな場所【嫌いな○○】うるさい人【得意な○○】観察【苦手な○○】記憶を覚える【武器】釘バット【能力】？？？【能力詳細】？？？【戦闘力】100 【防御力】80 【魔力】92 【過去】？？？【旅人枠への印象】話せないので、会った時に言葉が伝わるか心配【その他】弱点は羽で、羽を触ると少し力が抜けるらしい (しかし、たまにしか羽は出さず、びっくりさせると勢いで出る) 言葉が伝わらないので、あまり人前には出ない

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【名前】墮鐘デイル(だがねでいる) 【種族】堕天使【出身国】ヴァナヘイム【年齢】不明【性別】女【性格】少し毒舌でツンデレだが、根は優しい。【一人称】僕【二人称】あんた　君【好きな○○】エルと話す事【嫌いな○○】うるさい奴【得意な○○】エルの翻訳【苦手な○○】突っかかってくる奴【武器】ハサミ【能力】？？？【能力詳細】？？？【戦闘力】98 【防御力】65 【魔力】100 【過去】？？？【旅人枠への印象】エルの翻訳は疲れるので、あまり話しかけてこないでほしい。【その他】弱点は羽。触ると力が緩み座り込む。 (常に羽を出しており、戦闘中は頑張って閉じているが結局出てしまう。) エルの翻訳係寝る度に悪夢を見るので、毎日徹夜している (寝ないので目の下に隈が出ている)

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【名前】勘飛アリサ(かんあありさ) 【種族】堕天使【出身国】スヴァルトアルファヘイム【年齢】不明(レイムとは同い年) 【性別】女【性格】怪生物が大好きで、ぶっ飛んだ常識の人。レイムに少し執着している。無表情だが愉快な行動を取る事が多い。【一人称】私【二人称】お前　呼び捨て【好きな○○】怪生物　ぬいぐるみ【嫌いな○○】ぼっち【得意な○○】情報収集　戦闘　怖いもの【苦手な○○】表情を動かす事【武器】バレット M82　FIM-92 スティンガー【能力】？？？【能力詳細】？？？【戦闘力】97 【防御力】85 【魔力】100 【過去】？？？【旅人枠への印象】どうでもいいけど、レイムを危険な目に遭わせるのなら容赦はしない【その他】表情があまり動かず、無愛想な印象を受けがち怪生物が大好き

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【名前】雲母坂彩夢(きららざかあむ) 【種族】妖精【出身国】アルフヘイム【年齢】300 【性別】女【性格】おっとりとしていて、温厚な性格。自然や人間を愛し、とある森の奥で生活している心優しき妖精。人間に傷付けられた事があるが、それでも尚人間の事を「神からの贈り物」「大切にすべき存在」として接している。【一人称】私【二人称】貴方　○○さん【好きな○○】自然　人間　動物　読み物を読む事【嫌いな○○】絶対悪　災害　奪い合う事【得意な○○】ライアーを弾く事　説得【苦手な○○】騙し合う事　裏切り【武器】ダガー【能力】？？？【能力詳細】？？？【戦闘力】53 【防御力】74 【魔力】76 【過去】？？？【ソールの事は知っている？】YES 【ソールとの関係性】知り合い。ワルキューレの襲撃に遭った時、事件解決に協力してもらった【その他】森の奥で生活している吟遊詩人で、その正体はアルフヘイムから移住してきた妖精である。「神からの贈り物」として、人や自然を愛している博愛主義者。

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