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それは

桜が舞い散り

どこかセンチメンタルになってしまうような

そんな時期に起きた事だった

~デビルズパレスにて~

ボスキ

ふぁぁ……

大きな欠伸をしながら主様の部屋へ向かう

理由は簡単…そろそろ模様替えの時期だからだ

俺が考えたデザインに主様はなんと言ってくれるだろうか

いや、言葉にしてくれなくてもいい

主様の笑顔がただ見たいだけ…

喜んでくれるのが俺の幸せ

ボスキ

……。

なんて自分でもおかしいな事言ってるな、と心の中で嘲笑いながら

コンコンッ

ボスキ

主様、入ってもいいか?

いつもの安心した様子でドアを叩いた

コンコンッ

???

主様、入ってもいいか?

主様

…?

誰だろう…

主様

うん、いいよ~

ガチャ

ボスキ

失礼するぜ、主様。

主様

あぁ!ボスキ…!

そこには相変わらず眠そうなボスキの姿があった

ボスキ

おいおい、そんなに驚く事か……?

主様

べリアンとかフェネスならまだしもボスキが来るとなんか…こう…

主様

驚くよね

ボスキ

……ハァ。

私に呆れた眼差しで見つめるボスキをかわしながら要件を聞く

主様

えっと、それで何しに来たの…?

ボスキ

模様替えだ

主様

おお!!

ボスキは本当にセンスがある

クリスマスの時もバレンタインの時も

その時期にあったインテリアデザインで素敵だった

等のボスキ本人もインテリアデザインについて真剣に考えているらしいし…

ある意味、1番心をワクワクさせてくれる人だろう

主様

それで…どんな感じにするの?

ボスキ

……見てからのお楽しみだ。

主様

なっ!

私にそっと近づき小声で囁いてくる

あまりボスキの行動は理解出来ない

さっきだって、なんであんなに顔を近づけて来たのだろう

ボスキはなんとも思ってないみたいだけど…(?)

私からしたらただドキドキするだけだ

もしかして、わ、私のこと好き…!?

いや…まさか。

でもこの恋は無理だろう

だって……

主様

はぁ。

他に好きな人がいるのだから

主様

それじゃ、私は部屋から出るね…楽しみにしてる

ボスキ

あぁ、任せとけ…すぐに終わらせてやるからな

そう言って主様が部屋から出ていく

主様の部屋をぐるりと見回した後、俺は早速作業に取り掛かった

ボスキ

む……あれはこっちの方がいいな…

ボスキ

主様はこういうの似合わないだろ…少し変えよう

なんて独り言を呟きながら作業をしていた時、ふと足元に何かが当たった気がした

ボスキ

…?なんだ…

拾い上げてみるとそれは白いカーネーションの指輪だった

白いカーネーション…

アモンから聞いた事がある、確か花言葉は…

ボスキ

…"貴方を愛しています"

……その花言葉を思い出した瞬間、この指輪をどこかにしまいたいという衝動に駆られ

すぐ近くにあった透明な指輪ケースにしまった

これは"主様の"物なのか…?

それとも"誰か"にあげる物…?

指輪ケースからでも伝わる白いカーネーションの美しさに

俺はただ、視線を逸らすしかなかった

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