/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
五色工
うぅっ！！かはぁ、はぁ、はぁ、
五色工
ｶヒュー、ｶヒュー、ｶヒュー、
五色工
(なんだっ？！これ...？息がっ...吸えな、い...！！)ん、っは！ヒュー、
五色工
(病気のっ...！症状、？！)コホッ、ケホッ、ｶヒュー、
五色工
(死ぬっ…助け、てっ！白布さん！！！！！！)あ、はぁー、
大丈夫か？！
五色工
(白布さん...？？)は、はぁ、ヒュー、う、かっ！！
牛島若利
五色、大丈夫か？！
五色工
うしっ...島さんっ！
牛島若利
ゆっくり、吸ってー、
五色工
うっ、フーー
牛島若利
吐いてー、
五色工
はぁーーーー、
牛島若利
吸ってー、
五色工
フーー
牛島若利
吐いてー、
五色工
はぁーーー、
牛島若利
落ち着いたか、？
五色工
っ、はい
牛島若利
過呼吸か、病院に...
五色工
牛島さんは...いいですよね...。
牛島若利
ん？どうした？五色、
五色工
白布さんにいつも頼られてて、！！！！
五色工
いいですよね...！！！！！！！！！！！
牛島若利
なっ、あ待て！五色！
ダッダッダッ！！
五色工
うっ、はぁ、はぁ、はぁ、コホッ、ゴホッ、
五色工
(ここ、どこだろ...)
五色工
(俺...牛島さんにあんなこと言っちゃった...)
五色工
(助けてもらったのに...でも、助けてくれたのが)
五色工
(白布さんじゃなくてガッカリしてた...)
五色工
(俺、ホント最低だっ...！)
ダッダッダッ！！
牛島さんだ...
...て、え？五色...？
五色！！！！！
白布賢二郎
探しに行かないと！！！！！
五色工
はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、
五色工
(頭がクラクラする)
白布賢二郎
...き...！！
白布賢二郎
...色...！！！
白布賢二郎
五色！！！！！
五色工
はっ！
五色工
白布...！さん...
白布賢二郎
お前こんなとこで何やって...？！
五色工
白布さん...俺、
「「死のうと思ってます」」
白布賢二郎
...は？！
五色工
だから...！最期に少しだけ、会話しませんか？？
白布賢二郎
もっ、もちろんだ！！いくらでも会話する！！
白布賢二郎
だからっ...！死なないでくれ！！
五色工
俺、白布さんと初めて話した時、
五色工
すっごいドキドキしたんです。
白布賢二郎
...
五色工
ああ、これが恋かって、
五色工
とても楽しかった覚えがあるんです。
白布賢二郎
そう、か...
五色工
それから白布さんに猛アタックして、
五色工
付き合って、
五色工
手を繋いで、
五色工
ハグをして、
五色工
キスをして、
五色工
どれも白布さんが初めてだったけど
五色工
今でも鮮明に覚えています。
白布賢二郎
ああ(俺もだ、忘れるわけが無い、)
五色工
俺！白布さんにプレゼントがあるんです！
白布賢二郎
...何だ...？
五色工
これです、！！
白布賢二郎
花、？
五色工
そうですよ！勿忘草って言う花です！
白布賢二郎
わすれ、なぐさ...変な名前だな(笑)
五色工
なんでそんなこと言うんですか？！
五色工
、綺麗でしょ？
白布賢二郎
ああ、とっても
五色工
花言葉は...｡
五色工
白布賢二郎
...！
五色工
白布さん！俺、この世界に生まれて、
五色工
白布さんと出会えて本っ当に良かった！！
白布賢二郎
嫌だ！！やめてくれ...！！
五色工
来世でも、白布さんと出会えますように、
白布賢二郎
、待っ！死なないでくれ！！
五色工
今まで、本当に幸せでした。ありがとうございました。
白布賢二郎
頼むっ！！
五色工
さようなら、白布さん。
白布賢二郎
やめっ！！
五色工
ずっと、
愛しています。
白布賢二郎
ああああああああああああ！！！
ドンッ！！！！！！！
通りすがり
きゃあーーーー！！！
通りすがり
誰かっ、救急車を呼べ！！！
白布賢二郎
...
ピーポーピーポーピーポー
(気が付くと、目の前にいたのは)
(無数の点滴が打たれている)
(五色だった)
白布賢二郎
...う、あ、五色！
白布賢二郎
目を覚ましてくれ、五色！！！
白布賢二郎
頼むっ...！！
五色工
...
それからしばらく、毎日呼び続けたが
五色から返事が帰ってくることはなかった。
五色工
花言葉は...｡
私を忘れないで
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
