テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
食器用洗剤
星導晶
小柳ロウ
食器用洗剤
星導晶
小柳ロウ
食器用洗剤
星導晶
小柳ロウ
食器用洗剤
食器用洗剤
食器用洗剤
星導晶
小柳ロウ
食器用洗剤
食器用洗剤
コレは二次創作であり 御本人様とは関係ございません
キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
予鈴の音 は 8時 と 8時半 に 学校全体に 鳴り響く
今の予鈴は 8時 だ 。
まだ 朝の会も何も 始まらない ただ 8時だと 知らせるだけの予鈴
だから周りも 友達同士が話して 騒がしい
ガヤ ガヤ
小柳ロウ
いつも通り 机に突っ伏して 周りの雑音を聞き流していた
星導晶
星導晶
突っ伏しているだけで 時間が過ぎるのは とても勿体なくも感じていた
星導晶
小柳ロウ
名前を呼ばれ 頭をゆっくりと 持ち上げた
星導晶
小柳ロウ
目の前に居るヤツ は 星導晶
星導晶
小柳ロウ
俺に よく絡んでくる 。
騒がしいヤツ … でも こいつの事は 普通に好きだ
うるせぇけど
星導晶
小柳ロウ
星導晶
二回目の予鈴 8時半 ギリギリになるまで 他愛のない話をする 関係
まぁ 、悪くは無い日常だ
……
そう 、“ あの日 ” までは
1限目 、2限目 、と 着実に終われば 今は5限目 の 体育だ
バスケットボール を している
ダンッ ダンッ
ボスッ
小柳ロウ
星導晶
星導晶
小柳ロウ
コイツは 運動神経が悪い
ボロボロか?と言われたら そこまででは無い ……… と思う
俺と星導が 話すと 1部の女子生徒が キャー キャー と 叫ぶ
叫ぶと言うより 、コソコソ 、?する 腹チラしたら もっと騒がしい
星導晶
小柳ロウ
星導晶
そう言うと コイツは 俺に もたれ掛かるように
体を預けた
小柳ロウ
きゃーっ 、!!
コイツのせいで 、 1部の女子生徒から 歓声が上がった
星導晶
小柳ロウ
星導晶
小柳ロウ
こんな ふざけ合った時間が 何より 楽しかった
仮に 嫌な事があっても 、忘れられる クソみたいな話 ,時間
そんな クソみたいな話 ,時間 が 当然の様に 過ぎ去る
星導晶
小柳ロウ
楽しかった
それが 秋頃の話
今は冬だ
星導晶
小柳ロウ
夜頃に 雪がシンシンと降っていたようで 少しばかり積もっていた
隣を歩く 星導は マフラー に 手袋 カイロを 持っていた
小柳ロウ
星導晶
コイツは 寒がりだった
寒い所は苦手で 寒いと思えば 毎回俺の服を剥ぎ取る
星導晶
小柳ロウ
小柳ロウ
星導晶
小柳ロウ
またそんな 下らない話をしながら 学校に一緒に行く
こいつと居る時間は 心底 鬱陶しいとは感じなかった
ただただ 、心地よかった
素で居られる気がして 落ち着けた
星導晶
小柳ロウ
星導晶
小柳ロウ
小柳ロウ
気が付けば あっと言う間に “ 卒業 ” と言う単語が出てくる
今年の春に 卒業する
小柳ロウ
小柳ロウ
星導晶
小柳ロウ
星導晶
小柳ロウ
卒業する前に 少しばかりは 真剣に考えないといけない
なんて思いながら 学校へ向かう
ガヤ ガヤ
モブ子
モブ男
小柳ロウ
星導晶
モブ男
モブ子
小柳ロウ
星導晶
小柳ロウ
モブ子
モブ男
星導晶
小柳ロウ
あそこの2人は、交際してるらしい 他の誰が見ても お似合いだそうだ
小柳ロウ
星導晶
小柳ロウ
下駄箱から 上履きを取り 履いていた靴と入れ替え 上履きを履く
これもどうってことの無い 日常
当たり前 で 、普通 で 、幸せな 日常
今日もまた 同じことを繰り返す
8時 ,8時半 の 予鈴も鳴るし
それまでの間は クラスは騒がしい
小柳ロウ
今日もまた 同じ時間を行動を 繰り返す
変わらない日常 変わったといえば 景色だけ、グラウンドは 雪景色だ
星導晶
なんて思ってたら コイツは また俺の服を 欲しがった
小柳ロウ
着ていたジャケットを脱ぎ 星導に渡す 冬恒例の行為だ
星導晶
星導に渡せば 星導は笑顔で感謝する
これもまた いつも通り
秋が過ぎ去り
冬も過ぎ去った
春 、卒業の日だ
星導晶
小柳ロウ
星導晶
小柳ロウ
そう 辛気臭い顔で 言ってきた
小柳ロウ
小柳ロウ
星導晶
星導晶
“ 絶対 ” ですよ !
小柳ロウ
この世に “ 絶対 ” 守れる約束なんて なかった
いや 、神様が 与えてくれなかった
〇〇年 3月△✕日
卒業式 の 約3週間後
………… 。
星導晶 が 行方不明になった 。
その知らせを聞いたのは クラスのグループ LI〇E だった
小柳ロウ
卒業式の後は 早く帰れた
何をしようと考えた時 スマホから 通知音がなった
スマホを見ると1件の通知があった
小柳ロウ
急いで クラスラインに入った
モブ子
モブ男
他22名 も “ 知らない ” “ 分からない ” と 答えた
モブ子
モブ男
冷や汗が止まらない 何故 今頃 行方が分からなくなるのか
理解出来なかった 血の気の引いた手で 震えながら 文字を打った
小柳ロウ
モブ子
モブ男
モブ子
これからの先の話は よく覚えていない ただ頭が真っ白になった
冷や汗も震えも 何故か止まらなくて
…… 吐き気がした
小柳ロウ
約3週間 に 卒業式をして ……
それから …… 確か
小柳ロウ
星導晶
小柳ロウ
星導晶
小柳ロウ
約3週間前 の 彼 ……
この時 この瞬間
初めて 星導 に 違和感 、? のようなものを抱いた
なにかに 恋焦がれるような … 何かに 、惹かれているような ……
そんな目で 外を眺めていた
小柳ロウ
そう言って 近付き 隣で見ても 特に何も無かった
ただ 桜が風に揺れ散り グラウンドを 淡い桃色に染めているだけ
星導晶
小柳ロウ
初めて 誘いを断られた
いや 普段は星導から 誘ってくるけれど 誘われなかった
だから 声をかけたと言うのに ……
小柳ロウ
星導晶
星導晶
小柳ロウ
星導晶
小柳ロウ
星導晶
小柳ロウ
この時の星導の顔は 見た事のないぐらい 悲しそうで 儚かった
今にも 消えてしまいそうな ……
水の泡のように …
小柳ロウ
ガタッ
小柳ロウ
そう思えば 勢い良く立ち上がる 探して 見つけないと
取り返しがつかなくなる …
本能的にそう思った
タッタッタ
小柳ロウ
外に出た頃には もう 夕焼けが 街を 赤く染めていた
思考が停止してた時 何分立ち尽くしていただろうか
まだ 肌寒く感じるのに 走ったせいで 汗だくだ
小柳ロウ
汗をかいてしまったから 若干 鳥肌が立っている
小柳ロウ
“ 早く見つけないと ”
その言葉だけが 頭を独占した
走って … 走って
着いた先は 夕焼けに照らされた 学校の屋上だった
よく ここで 星導 と 飯を食っていた
小柳ロウ
走り続けたせいか 頭が痛い
酸素不足 の せいで フラフラする 心臓も煩い ……
小柳ロウ
声を 出そうとしても …
出ない
小柳ロウ
呼吸を 整えようとした時
??
聞き覚えのある声 口調 …
小柳ロウ
驚き 瞳孔が開いた瞳で 後ろを振り返ろうとした時
ガンッ゛ッ゛
小柳ロウ
後頭部から 物で殴られた感覚がした
視界がぐらつき 目の前がボヤけた
地面に倒れ込んでしまった
小柳ロウ
意識が …… 遠のく ………
小柳ロウ
言葉は 紡がれなかった
ピッ … ピッ ………
目が覚めると 行きつけの病院ではない 匂いも 全て知らない 白い天井があった
?
そうだ …… “ ____ ” を 探さないと
?
重い体を 起こし 時間を確認する 小型時計の隣に置かれた鏡に目が入った
小柳ロウ