湊月
羽音
湊月
羽音
ここ最近、 彼女は咳き込んでいることが多い。 といっても彼女は 幼い頃から体が弱く、 入退院を繰り返していた。
羽音
病院行ったら?と言おうとしたが 彼女にとって病院という言葉は 禁句ワードかなと思ったのでやめた しかも、彼女は病院から許可をもらい 学校に来ている状態なのだ。
湊月
羽音
焦って出た言葉が 無理しないでねなんて 彼女の方が分かってるのに 自分は馬鹿だなと思う。
そんな私も彼女に隠していることがある。
それは 私は余命1年だと言うこと。 このことを彼女に伝えるつもりは無い。
彼女の方が辛いはずなのに いつも笑顔の彼女は みんなから愛されていた。
コメント
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とてもいい話ですね。続きが楽しみです