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はやく、君のもとに行かないと。
気づけば、体が先に動いてた。
絶望したような顔、
そんな顔しないで。
俺も、覚えてるんだ。
「オッパが幸せをならいい」って言葉
俺も、○○に幸せでいてほしいよ。
結局、俺は自分のことしか考えてなかった。
君は何をされても、俺たちを守ってくれてたのに。
こんなんじゃ、カッコがつかないよ。
ユンギヒョンが「○○を守る」って、そう言った時、俺も思ったんだ。
君を守りたいって。
守られてるだけは、嫌なんだ。
ヒョン達は、まだ言い合いを続けてる。
悲しいよね。
目の前で大好きな人たちが喧嘩してるのは。
俺も悲しい。
だから、怒ってあげないとだね。
きっと、2人は○○が言った言葉にも気づいてない。
俺が、否定しないと。
言ってあげるんだ、
「違うよ」って。
伝えるんだ、
「ごめんね」って、
「ありがとう」って。
もう、傷つけたくない。
もう、後悔したくない。
○○が倒れそうになった時、
俺は、支えながら言った。