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青はまた、目覚めた

(変な夢…)

妙に現実的な夢を みたと思いながらあたりを見渡す

(桃くんに…
 謝らないと…)

すると、 ドアが開いた

あ、青…

起きてたのか

今、起きたんだよお

…桃くん…
その、ごめんね

僕のわがままで
また傷つけちゃった

そっ、そんなことない

俺のほうこそ

青のこと、
信用したつもりでいた

俺、
青のこと信じる

…え?

ぎしっ

ベッドが軋む音

…っ

でも、ゆっくりでいい

俺も、
ゆっくりの方が良い

……それで、いい?

青は涙を流していた

きれいで 美しい涙

いつぶりだろうか と思いながら 桃に抱きつく

うんっ

それがいい

(…よかった)

(けどさ
 ごめんだけどさ)

(近いんだよ!
 かわいいんだよ!)

(風邪で弱ってる
 青ってこんな
 かわいいのか )

桃はいつもの葛藤

あ、あっ、あの

おかゆ作ったよ

え、おかゆ?

…なんだよ
その作れたの?
の顔は

だってそうだもん

どちらが というわけでもなく

ぷっ

と、ふたりとも 笑い出した

あはは

僕ら結構
恥ずかしい話題で
喧嘩したよね

(え、そこ触れるの)

…ま、まあ

そうだな

でも、本当だよ

僕、何も我慢してない

楽しい
ずっと一緒に居たい

そう思ってるよ

(くっ!
 平気で
 そういうこと…!)

そう思った桃だが 青の顔を見ると 耳まで真っ赤だった

それは 風邪のせいかはわからない

…も、桃くんは?

青が話を振る

お、俺だって

青といたいよ

楽しいし
かわいいし

…その、うん

僕と一緒だね

なんか、
昔を思い出すなぁ

そうだな

(ずっと)

(このままが
 いいなぁ )

次回 はじめの一歩(仮) で、お会いしましょう

ホットコーヒーでも淹れようか

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