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ラーメン

皆様こんにちわ、ラーメンです!

ラーメン

昨日おやすみさせて貰って
ごめんなさい

ラーメン

ですが、土日は2本以上あげると
思います、楽しみに待ってくれる
と嬉しいです

ラーメン

それでは本編どうぞ!

暗いですが一応部屋に灯りがあります

蕗谷 雪華

ん…(パチ)

蕗谷 雪華

ここは…

蕗谷 雪華

(確か私あの山から何とか
下山して帰ってきたよね)

蕗谷 雪華

(それでその後如月さんの姿を見て
気絶した気が…)

如月 朱里

あ、雪華起きたんだね

蕗谷 雪華

如月さん!おはようございます!

如月 朱里

まだ朝じゃないよ今は10時
夜中まっしぐらなんだから

蕗谷 雪華

え?あっ、ホントだ

如月 朱里

雪華は疲れて寝ちゃったんだよ
そこに寝転がっている桜華もね

蕗谷 雪華

あ、桜華!全然気づかなかった

蕗谷 桜華

ん…

蕗谷 桜華

ふぁ〜

蕗谷 桜華

うるさいよ…姉さん

蕗谷 雪華

ごめんね、せっかく寝てたのに

蕗谷 桜華

大丈夫、さっきっから起きてたから

蕗谷 桜華

というか姉さん臭いよ

蕗谷 雪華

そういう桜華こそ臭いよ

如月 朱里

2人とも汗だくだったからねぇ〜
汗が冷えて風邪にならないように
拭いといたけど、臭いは消せなか
ったよ

蕗谷 雪華

(私は鼻が利くから近くで匂いだだけで
気絶しそう…)

蕗谷 雪華

(でもそんなこと言ったら絶対
怒られる…)

蕗谷 雪華

そうだったんですね拭いてくださり
ありがとうございました

蕗谷 桜華

あの如月さん木桶に入ってきて
いいですか?

木桶とはお風呂のことであり、また鉄砲風呂 と言われることもある

如月 朱里

いいよ、なんなら最初から
起きた時に入ってもらうつ
もりだったし

如月 朱里

私は先に木桶に入ったから
ゆっくり浸かってきて

如月 朱里

ご飯は用意しておくから

蕗谷 雪華

ありがとうございます!

蕗谷 桜華

ありがとうございます!

蕗谷 雪華

それじゃあ行こうか

蕗谷 桜華

うん

すみません、木桶の背景ではないですが 一応此処木でお風呂ができています

蕗谷 桜華

姉さん頭洗うよ

蕗谷 雪華

ありがとう、桜華

ゴシゴシ

蕗谷 雪華

そういえば桜華はなんの修行をしてたの?

蕗谷 桜華

…走った後に腹筋、腕立て伏せ、
ももあげ、スクワットを何回も
したよ…

蕗谷 雪華

桜華よく耐えれたね…
前運動しようと誘って
も「いやだ」の一点張
りだったのに

蕗谷 桜華

まぁ私も成長してるんだよ

蕗谷 雪華

(…桜華はあの時の記憶を覚えて
いる、恐怖や焦りはあったもの
のちゃんと頭に残ってある)

蕗谷 雪華

(私だってあの悲劇を忘れるわけが無い、
鬼に家族を○されたという報告を聞いた
とき、目の前が真っ暗になった)

蕗谷 雪華

(あの時は泣きじゃくった、
私が泣いたら桜華も泣いた)

蕗谷 雪華

(でも少し時間が空いたら桜華が
話してきた)

蕗谷 桜華

姉さん…

蕗谷 雪華

……

私はその時放心状態になっていた

今思えば桜華には辛い想いをさせたと思う

蕗谷 桜華

姉さん…聞いて

蕗谷 雪華

……

蕗谷 桜華

ッッ

蕗谷 桜華

…私達鬼殺隊に入ろうよ

蕗谷 桜華

悲鳴嶼さんから聞いたの鬼殺隊は
鬼を滅する為にできた組織なんだ
って

蕗谷 桜華

ね?入ろう?少しでも人を助ける
為に…今の私達にできることをやろ
うよ

蕗谷 桜華

そこに入って私達と同じ目に
あう人達を少しでも助けて、
鬼を倒していくの

蕗谷 雪華

……

蕗谷 桜華

ッッ雪華!!

蕗谷 雪華

!!

私はその時驚いた、あの桜華が私に向かって大声を出して怒鳴ったからだ

温厚で優しく、あまり喧嘩を好まない桜華だからこそだ

蕗谷 桜華

いつまでそんな状態になっているの!
お母さんたちの仇をとろうよ!?

蕗谷 雪華

桜華…

蕗谷 桜華

いつまでもうじうじするなッ!
はっきりとしろッ!

蕗谷 雪華

蕗谷 桜華

あの姉さんはどこにいったの!
元気で明るくて優しい姉さんは!

蕗谷 桜華

自分のことなんか気にせず、他の人の
心配をする馬鹿な姉さんは!

蕗谷 桜華

本当に…どこにいったの…(グス)

蕗谷 雪華

!?…

蕗谷 桜華

お願いだから…聞いてよ…
私の話を…

蕗谷 桜華

鬼殺隊に入ろう?もう私は
嫌なの…こんな自分が…

蕗谷 桜華

あの時、夏華姉さんの足がもつれたのは
私のせいなんでしょ?

蕗谷 雪華

蕗谷 桜華

わかるよ、あの時私は走るのが
遅かったから夏華姉さんにお
んぶされながら姉さんは走ってた
そして少し走って、夏華姉さんが
鬼に襲われる数分前に私はおろさ
れた

蕗谷 桜華

なぜなら姉さんは9歳の時に
足の病気にかかってたから

蕗谷 桜華

夏華姉さんはこれ以上私を
抱えてると、いつかは桜華
も巻き込んでしまうって思
ってたのかな

蕗谷 桜華

私も少しぐらいなら走れる
もう少しで人里に着くぐら
いのところら辺でね

蕗谷 桜華

ほんとお人好しすぎるでしょ…

私はその時何も言えなかった、確かに夏華姉さんは9歳の時に足の病気にかかってた

でもそれは4年後には回復するだろうとお医者様に言われてて、あの時走ってた時にはもう少しで回復できてたんだ

あれはどちらのせいでもない

桜華は9歳だ、当然まだ成長し続ける段階 早く走れないのも無理はない

蕗谷 桜華

(私のせいなのに雪華姉さんは
私を責めてこない)

蕗谷 桜華

(雪華姉さんだって夏華姉さんの
足の病気を知ってたはず)

蕗谷 桜華

(私がそれをわかったのは、姉さん達
は、いつも家の周りで鬼ごっこをし
ていた、しかしある日それをしなく
なり、お母さん達に聞いても「ちょっ
と疲れたんじゃないかな」とか「大丈
夫だよ」とか言うから私もそこまで気
にしなかった)

蕗谷 桜華

(鬼が家に入り込み逃げる時
夏華姉さんは私をおんぶって
くれた、だけど私は少し夏華
姉さんの走り方に疑問を持っ
た)

蕗谷 桜華

(どうして少し足をあげているんだろうって)

蕗谷 桜華

(そしてわかった、夏華姉さんは
足をなんかしらの理由で怪我や
病気になってるんだって)

蕗谷 桜華

…全部全部私のせいなんだよ

蕗谷 雪華

桜華違うよそれは…

蕗谷 桜華

何が違うの?

蕗谷 桜華

私の足が速かったら夏華姉さん
やお母さんだって死ななかった

蕗谷 桜華

足が速かったら早く人里に
降りられてお父さんを助け
られたかもしれない

蕗谷 桜華

ほらね、私のせいなんだよ

蕗谷 桜華

だから私は鬼殺隊に入り、
罪滅ぼしをする、それが今
私ができることなんだよ…

蕗谷 雪華

…私も一緒に鬼殺隊に入る

蕗谷 桜華

え?

蕗谷 雪華

桜華が言ったんでしょ、一緒に
入ろうって

蕗谷 桜華

確かに言ったけど

蕗谷 雪華

なら、私も桜華と一緒の道を進む
私だってこんな目にあってる人達
を救いたい多くの人を

蕗谷 桜華

姉さん…

私にも原因があった

それは私が戸を開けたことだ、その時の気温は少し暑かったから戸を開けて風通しをよくしようとしていた

そして私は戸を開けたまま寝てしまった

蕗谷 雪華

(私が…あの時戸を開けなければ…
こんな事にもならず、平和に過ご
せたはずなのに…)

蕗谷 雪華

(桜華ごめん、貴方に全部非が
ある訳では無い)

蕗谷 雪華

(こうなってしまったのは私のせい
だから私「は」罪滅ぼしをする、そ
して死んだら潔く地獄に行く)

蕗谷 桜華

一緒に頑張ろう…姉さん

蕗谷 雪華

…うん

蕗谷 雪華

(桜華は悪くない、だから
地獄に行くのは私だけでい
いんだ)

私達はまだ心のケアができてなかったので少し時間を空けることにした

そして、数週間後に悲鳴嶼さんに鬼殺隊に入る事を聞いた

蕗谷 桜華

姉さんどう?

蕗谷 雪華

気持ちいいよ

蕗谷 桜華

良かった

ザバァ(流す音)

蕗谷 雪華

次は私がやるよ

蕗谷 桜華

ありがとう

蕗谷 雪華

(桜華…ごめんね)

流し終わり、着替えてご飯を食べに行く

ご飯を食べ終わった後

蕗谷 桜華

絶対明日筋肉痛になる…

蕗谷 雪華

まぁ普段、体動かしてないからね

蕗谷 桜華

明日はなんの修行をするんだろう?

蕗谷 雪華

如月さんの性格からすると
これからもっときつくなり
そうだね

蕗谷 桜華

私できるかな…

蕗谷 雪華

大丈夫だよ桜華、二人で
頑張ればできる

蕗谷 桜華

そうだね

蕗谷 雪華

それじゃあ寝よっか

蕗谷 桜華

おやすみ

蕗谷 雪華

おやすみ

そして

あれから1年が経った

雪華ver.

最初はあまり動けなかったものの、月日が経つにつれ、段々とできるようになってきた

初めの1ヶ月、私は罠を避けて山を下る、そして夜には必ずストレッチこれを私と桜華はするようにと言われた

私は着々と罠を避けていった、もちろん目と鼻を使って

そして、罠が避けれるようになった1ヶ月後、今度は刀を持って下山するようにと言われた

正直、刀を持ってないのと、持っているのでは差が出てきた

私が持つ刀は等身が長いので少し空気抵抗が感じてしまって、ちょっとぐらつく

そのちょっとが致命的になる

これに慣れるのに約2週間かかった

次は刀で物を切る訓練

これは力加減を間違えるとすぐ刀が壊れてしまう

如月さんが圧をかけてきて「絶対折るんじゃないぞ」と言われて少し怖かった

これの習得に約1ヶ月

次はというか刀を持った時にはもう素振りをしていた

最初のうちは50回とか80回だったが最終的には毎日素振り1000回とかになっていた

今、思えば滅茶苦茶素振りをやっていたと思う

次は受け身の練習

如月さんが私を投げてぶん回し、乱れた体制を即座にただし、次の攻撃に備える訓練

私は目がいいので完璧とはいかないがその動きを真似することが出来る

だからこの訓練は私が見て、それを実感し、受け身をとるだけ、この修行の中で一番習得が早かった(2日)

そして一番習得が遅かったのが呼吸法と型

私は如月さんの言った通りにやってもそれができなかった如月さんからは「雪華は感覚で覚えてしまう習性があるからね〜こればっかりはきついかも」と言われた

実際私は全然分からなかった

定まった呼吸では私みたいに感覚で覚えてしまうのでは少し質が違ってくる

もしかしたら私は呼吸を使えずに戦うのかと考えたほど思い悩んだ

けど最終的には呼吸と型を習得できた、まぁそれが6ヶ月で習得したんだけどね

後は腹筋、スクワットや基礎的な事を毎日やっていた

時には死にそうな訓練があったけど今も何とか生きてるそして、死にそうな時の訓練に限って如月さんはいつもこう言う、

「大丈夫、死なないから!」と笑顔で

滅茶苦茶、死亡フラグがたってるんじゃないかと心配になった

桜華ver.

私は最初、基礎的な事から始めた

腹筋、スクワット、腕立て伏せ、ランニング、最初はこれだけだったが次第に数が増えていき、回数も増えていく

体力をつけるのに3ヶ月がかかった

あのお腹が今では割れるぐらいになってて、びっくりした

そして体力がついてきたところで、姉さんが行ってた山下りをやることに

私は耳がいいので、何処にくるのかがすぐ分かった

ものが飛んでくると風が少し揺れる音がする、その揺れた音で何処にくるのかが把握出来た

これは反射神経じゃない耳が優れているからだ、これは訓練になるのかと思った

早い段階で、刀を持って下山して来てと言われた

これも難なくできた(下山降りと刀を持つを合わせて1週間)

次は素振り、これも毎日1000回、正直腕がちぎれそうだった

受け身の訓練は流石にきつかった

どの体制をとったらいいのかわからなく、結局感覚で覚えるしか方法はない

受け身をとれなく、変な体制になった時が一番痛い、例えるなら、全身に石を投げられている感覚(もしくはそれ以上の痛み)

呼吸法と型らしきものもすぐに覚えられた

如月さんからは「桜華は凄いね」と褒められた、隣で姉さんがこっちに視線を向けていた、それはなんと言ったらいいのだろうか、なんかこう渋い顔をしていて、吹き出しそうになった

一番難しかったのが刀でものを切る訓練

変な方向に切る形とかになるとすぐに刀が壊れてしまうため、慎重にやっていると如月さんから「桜華いくらなんでも遅すぎない?」と言われた、確かにスローモーションじゃんと姉さんに笑われた

そこまで遅かったのかな?

初めは時間がかかったものの習得するのに3ヶ月、少し遅かった

後は、姉さんと一緒の訓練をしたり、死にそうだった時は二人でとにかく頑張った

よく耐えたと思う

そして、1年が経ったある日、如月さんに呼び出された

如月 朱里

もう貴方達に教えることはもう
ありません

蕗谷 雪華

え?

蕗谷 桜華

え?

それは突然だった故困惑してしまった

如月 朱里

私がこの1年間で教えたことは
貴方達に叩き込みました

如月 朱里

よく2人とも頑張りましたね

如月 朱里

そして、私から最後の課題を出そうと思います

蕗谷 雪華

(最後の課題…)

蕗谷 桜華

(これが終わったら、最終選別に…)

如月 朱里

それは、明日私を夕暮れまでに捕まえることです

如月 朱里

いわゆる鬼ごっこみたいな感じですね

如月 朱里

貴方達が鬼役、私が逃げる役です

如月 朱里

もし、明日捕まえることが出来なかっ
たら、最終選別には行かせません

蕗谷 雪華

つまり、捕まえたらいいんですよね

如月 朱里

はい、どちらかが私を捕まえたら
2人とも最終選別に行ける権利を
得られます

蕗谷 桜華

(鬼ごっこ…なんで今出してきたんだろう)

蕗谷 桜華

(如月さんを捕まえる……元鬼殺隊
の人を?できるのかな)

如月 朱里

明日9時に始めて、範囲はここら
の山周辺です

如月 朱里

報告は終わったから、明日の為に
備えてね

如月 朱里

じゃあ私お昼ご飯作ってくるから

ガラガラ

蕗谷 雪華

……

蕗谷 桜華

……

蕗谷 雪華

桜華

蕗谷 桜華

何?

蕗谷 雪華

もう一年が経ったんだね…さっき
聞いてびっくりした

蕗谷 桜華

そこ!?

蕗谷 雪華

え?そこ以外に何処があるのさ?

蕗谷 桜華

さっきの課題の話かな〜って
思ったけどやっぱり姉さんだね

蕗谷 雪華

捕まえればいいんでしょ
なら大丈夫だよ

蕗谷 桜華

どこからそんな勇気が湧いて
くるんだか

蕗谷 雪華

桜華と一緒ならどんな事でもできる気がするんだ

蕗谷 桜華

…!

蕗谷 桜華

奇遇だね、姉さん
私も考えてたよ

蕗谷 雪華

ニヒヒそれじゃあ明日頑張ろうね

蕗谷 桜華

うん、頑張ろう

如月 朱里

………

如月 朱里

素敵だね姉妹愛(ボソ)

チラ(写真立てを見る)

如月 朱里

(「朱音」、私弟子ができたんだよ
とっても真っ直ぐな子達なの、いず
れ挫折する時があっても互いが寄り
添い支えあっていく姉妹)

如月 朱里

私達とどこか似てるね…

如月 朱里

…さて、明日定めないと

ラーメン

お帰りなさい!235タップお疲れ様で
した!(ここも合わせて)

ラーメン

次回は最終選別に行く為の
権利をとることができるの
か?

ラーメン

お楽しみに

ラーメン

後、刀鍛冶編も楽しみに待ちます!

ラーメン

それでは、さようなら!

雪華と桜華の物語

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